Ibragimova
9月10日(土)14時、「兵庫県立芸術文化センター」
KOBELCO 大ホールに赴き、Alina Ibragimova
ヴァイオリン・リサイタルを鑑賞しました。完全なソロ
(無伴奏)で、ぼくは大ホールに入るのも初めてでした。
アリーナ・イブラギモヴァは、ロシア出身でありましたか。
“天才ヴァイオリニスト”の触れ込み以上に、神経質に
なっているように感じられ、舞台に出て来て、ひたすら
演奏を行い、引き揚げていくばかりを繰り返し。司会も、
言葉の遣り取りも一切交えず、無言で音楽を奏でるだけ。
曲ごとに頭を下げ、万雷の拍手に応えて、舞台に戻るも
やはり、一礼のみ。正面を向いていると、はにかみつつ
微笑んでいるように見えましたが、下手に退いていく際、
俯いた表情は強張って、疲弊していて、何とも、陰惨な
印象を受けました。ヴァイオリン一丁担いで、敵地に単身
乗り込んで来たように見えなくもなく。(ポップであろうが
なかろうが)音楽は素晴らしいので、目を瞑り、全身を耳に
するだけでよい。奉じられる芸術が素晴らしければそれで
よいので、身を擦り減らす人々の幸/不幸は気に懸ける
こともないにしましても……。(プログラムは以下のとおり)
☆
ビーバー:『ロザリオのソナタ』より パッサカリア ト短調
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 二短調 BWV1004
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調「バラード」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
KOBELCO 大ホールに赴き、Alina Ibragimova
ヴァイオリン・リサイタルを鑑賞しました。完全なソロ
(無伴奏)で、ぼくは大ホールに入るのも初めてでした。
アリーナ・イブラギモヴァは、ロシア出身でありましたか。
“天才ヴァイオリニスト”の触れ込み以上に、神経質に
なっているように感じられ、舞台に出て来て、ひたすら
演奏を行い、引き揚げていくばかりを繰り返し。司会も、
言葉の遣り取りも一切交えず、無言で音楽を奏でるだけ。
曲ごとに頭を下げ、万雷の拍手に応えて、舞台に戻るも
やはり、一礼のみ。正面を向いていると、はにかみつつ
微笑んでいるように見えましたが、下手に退いていく際、
俯いた表情は強張って、疲弊していて、何とも、陰惨な
印象を受けました。ヴァイオリン一丁担いで、敵地に単身
乗り込んで来たように見えなくもなく。(ポップであろうが
なかろうが)音楽は素晴らしいので、目を瞑り、全身を耳に
するだけでよい。奉じられる芸術が素晴らしければそれで
よいので、身を擦り減らす人々の幸/不幸は気に懸ける
こともないにしましても……。(プログラムは以下のとおり)
☆
ビーバー:『ロザリオのソナタ』より パッサカリア ト短調
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 二短調 BWV1004
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調「バラード」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
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