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和気橋

大阪市の「天王寺公園」内に、標高26m082_河底池
茶臼山が在ります。大坂の陣で、真田幸村
最後の戦いを繰り広げた舞台となります。今なお
六文銭の幟や何やと、あちこちで見かけました。
茶臼山(古墳)と公園本体の間に、河底池(=
通称「ちゃぶ池」)が満々と水を湛えています。
伝えられるところでは、延暦7年(788)、
和気清麻呂が旧・大和川を付け替えようと、
上町台地を開削した際に、古墳の濠を利用した
名残だとか……“大坂夏の陣”(1615)を思い起こしていたらば、奈良~平安時代。
河底池(かわぞこいけ)に架かっている橋は、「和気橋」と名付けられています。

075_和気橋 新幹線を使う分には問題にならないのですが、
 青春18きっぷなど、普通列車を利用して
 関西からさらに西へ向かおうとした場合、必ず
 途中下車して、次の電車まで数十分以上
 待たされる羽目に陥りますが、よく足止めを
 喰うのが、岡山県の和気(わけ)駅です。
 どうやら、和気清麻呂が現・和気町(旧・備前国
 藤野郡)出身だったことに地名も関連する模様。
 個人的な記憶を辿り続けますと、先日
慶沢園」から茶臼山へ向かっていて、和気橋を目にした瞬間、嗚呼、この橋は渡った
ことがある!と胸に迫りました。何かしら、封印されていた思い出に触れてしまったか。
       ☆
学生時代のこと。空は晴れていました……青い、青い空。風は心地良く、春、それとも
初夏だったか。学生時代です。学生でもなければ、物見遊山で、天王寺動物園の
周辺なんぞに、足を運ぶとも思われませんから。どういった理由があってか、東京から
来阪していた高校時代の友人・S さんに、引き籠もっていたアパートの一室から
引っ張り出されたと覚えています。追憶する茶臼山は、戦後の瓦礫を彷彿とさせ……。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

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記憶は捏造

当然、ぼく自身に終戦後の記憶などあるはずはなく、
学生時代が何十年前のことだか、思い出せることもなく……。
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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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