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★ 2024年1月に読んだ本 ★

『安永期 小咄本集 ―近世笑話集(中)―』(岩波文庫)
 ……『鹿の子餅』、『楽牽頭(がくたいこ)』、『聞上手』、『今歳咄』、『茶のこもち』、
 『花笑顔』、『鳥の町』を収録。これにて、上・中・下巻を読了。ぼくとしては、
 小咄本(中)より軽口本(上)に軍配を上げるのだけれど、大坂贔屓かなあ。
犬丸治『天保十一年の忠臣蔵 鶴屋南北『盟三五大切』を読む』(雄山閣)
 ……作品論・作家論が滅法面白く、後半になって、劇評が主体となっていたのは残念。
平山昇『鉄道が変えた社寺参詣』(交通新聞社新書)
伊原薫『そうだったのか! Osaka Metro』(交通新聞社新書)
垣谷美雨『うちの父が運転をやめません』(角川文庫)
 ……1月の「二人の読書会」のテクスト。するすると読めるのは良いんだけれどねえ。
『建築記念寫眞帖』(大阪刑務所)……図書館からの持ち出し不可、閲覧のみ。
松崎仁『五大力恋緘』(講談社学術文庫)
 ……真正面から歌舞伎台本を読むのは初めてで、最少は苦労したけれども(役より
 役者名が優先されて記される
)、慣れると、屈指の名作故の力にぐいぐい引き込まれ。
『文楽床本集 国立文楽劇場 令和6年1月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
坂夏樹『命の救援電車 ――大阪大空襲の奇跡』(さくら舎)
 ……長年疑問だった地下鉄と戦争(空襲)の関係が、大方氷解したかもしれません。
伊原薫『関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか』(交通新聞社新書)
 ……大阪メトロ本が愉しかったので、同じ著者の別の新書を手に取りました。
川辺謙一『「超」図説講義 鉄道のひみつ』(学研新書)……2010年以来の再読。
 前回読んでいたのは劇団員時代か。初心者向けとして、非常に良く出来ています。
江上剛『クロカネの道をゆく』(PHP文芸文庫)……副題に「『鉄道の父』と呼ばれた男」。
 長州ファイブが出てきますが、何故か、井上馨と山尾庸三のキャラが被る。ポジション
 的には全然異なるので、小説としての人物造形に多少の難有り。主人公は井上勝
『大阪の恩人 五代友厚がわかる本』(大阪商工会議所 大阪企業家ミュージアム)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 26』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……内容は「LIVE AT JAZZ CLUBS」。ライヴ盤からの選出ですけれど、
 アルバム全体を通して聴きたい。オリジナル盤でシリーズは組めなかったものか。
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

★ 2023年12月に読んだ本 ★

師走なだけあって、ちゃんとした本が読めていません。
ムック本だったり、リーフレットだったり……まぁ、それは
言い訳であって、隙間時間があれば、じわじわと読み進め。
ぼくには、それしか出来ない。能無しだから、仕方ないよ。
       ☆
『第27回 特別企画公演 壬生狂言』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会 国立文楽劇場)

山田風太郎『甲賀忍法帖』(角川文庫)
夢野久作『近世快人伝』(文藝春秋)
さかもとけんいち『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』(SIC)
『展示の見所3 「大大阪」の街角 公設市場』(大阪歴史博物館)
『昭和の不思議101』(大洋図書)……「ミリオンムック53」はカストリ雑誌風。猥雑な
 広告が満載で、途中で放り出しそうになるけれど、藤木TDCが気を吐いていた。
 サブ・タイトルに「2023-24年 冬の男祭り号」とあり、全体を通して昭和エレジー。
三遊亭円丈『師匠、御乱心!』(小学館文庫)
『第172回=文楽公演 令和5年11月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)
オー・ヘンリー 『O. Henry's American Scenes』(アイビーシーパブリッシング)
 ……12月の「二人の読書会」テクスト。中学生の英語の副読本かなぁ。
 「The Gift of the Magi」、「The Last Leaf」、「The Cop and the Anthem」、
 「A Retrieved Reformation」、「After Twenty Years」、「Transients
 in Arcadia」、「The Green Door」の7編を収録。ただ、ひたすらに懐かしかった。
編集・大阪市史編纂所『大阪の歴史 第95号』(大阪市史料調査会)
 ……12月15日、大阪府和泉市に出掛けた帰り、「大阪市史編纂所」に立ち寄り、
 他のバックナンバーとともに買い求めたのでしたか。手元に置いてあれば、まず安心。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 22』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……BOBBY HUTCHERSON を聴く。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 23』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……CLIFFORD BROWN(享年25歳)を聴く。
『信太の森霊験記 葛の葉姫』(信太森葛葉稲荷神社)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 24』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……THE THREE SOUNDS を聴く……けれども、昔の
 ぼくがジャズを毛嫌いしていたのは、この辺りの温い音作りが苦手だったせい。
『元禄期 軽口本集 ―近世笑話集(上)―』(岩波文庫)
 ……『化政期 落語本集 ―近世笑話集(下)―』を読んでいて、同じように「天牛書店
 天神橋店で、上・中巻を入手(12月22日)したのも縁でしょう。『当世手打笑』、『当世
 はなしの本』、『かの子ばなし』、『軽口御前男』、『露休置土産』を収録。江戸落語の
 (源流となる)鹿野武左衛門より、米沢彦八露の五郎兵衛がやっぱり馴染む。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 25』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……CURTIS FULLER を聴く。2021年5月8日に没。

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★ 2023年11月に読んだ本 ★

星新一『人民は弱し 官吏は強し』(新潮文庫)……『明治の人物誌』を読んでから、
 星新一の作品(ショートショート)の根幹が初めて理解できたように思え、子供の時は
 何を読んでいたのだろうな?と。星一あっての星新一(杉山茂丸あっての夢野久作
 ですけれども、小説の上にリアルを置くのではなく、小説も歴史(史実)も等価ですよ。
編集:大阪市史編纂所・大阪市史料調査会『まんが版 大阪市の歴史』(和泉書院)
 ……さいわい徹の脚色・画。さらりと読めたのはよいとして、何も記憶に残っておらず?!
星新一『明治・父・アメリカ』(新潮文庫)……『人民は弱し 官吏は強し』があまりに
 暗かったので、口直しの意味で、星一の少年・青年期を描きたくなったのでしょう。
星新一『ボッコちゃん』(新潮文庫)……マイ・クラシック。大事なことは敢えて書かない。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 21』(デアゴスティーニ
・ジャパン)……2度目のMILES DAVIS 特集。マイルスは別格ですからねえ。
読売新聞大阪社会部編 『おおさかタイムトンネル 浪速写真館』(朋興社)
 ……疲れていた時期で、同じ本を2回、Amazon のカートに入れ、購入してしまい。
星新一『マイ国家』(新潮文庫)
『文楽床本集 国立文楽劇場 令和5年11月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
星新一『悪魔のいる天国』(新潮文庫)
 ……11月の読書会のテクスト。「デラックスな金庫」、「誘拐」、「肩の上の秘書」、
 「ゆきとどいた生活」、「追い越し」、「診断」の6編が自薦短編集『ボッコちゃん』と重複。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 クリスマス特別号』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……ジャジーなXマス・ソングは、性に合わないなあ。
『大阪春秋 第97号』(大阪春秋社)……特集は「川端康成と大阪」。文学的な
 読み応えは一切無し。一方で、伊勢戸佐一郎氏の追悼記事が滅法に面白くて。
吉田真紀『日本全国タイル遊覧』(書肆侃侃房)……後書きで、酒井一光について
 触れており、ぼくも影響されました。12月3日(日)の講演会に足を運ぶ予定です。
栗潤一郎『誹諧連歌に見る中世の笑い』(幻冬舎ルネッサンス)

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★ 2023年10月に読んだ本 ★

山田風太郎『忍法関ヶ原』(講談社文庫)……表題作の他、「忍法天草灘」、「忍法
 甲州路」、「忍法小塚ッ原」、「忍法聖千姫」、「忍法ガラシヤの柩」「忍法幻羅吊り」、
 「忍法瞳録」、「忍法死のうは一定」と、計9編を収録。これだけ愉快なのに、しばらく
 経つと、全体はしっかりと思い出せなくなっている不思議。また、手を伸ばす、と。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 18』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……JACKIE MCLEAN は、いかにもジャズですね。悪くはないんですよ。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 19』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……JIMMIE SMITH は、割と聴いてきた部類。手元に『RESPECT』
 (1967)、『Talkin' Verve:Roots of Acid Jazz』(1996)のCDが残っていました。
小林一三『逸翁自叙伝』(阪急電鉄)……副題に「青春そして阪急を語る」。講談社
 学術文庫版とどう異なるのか、気になっているので、後日、読む比べてみます。
田辺青蛙『大阪怪談』(竹書房)……「au PAY マーケット」で買い物していたつもりが、
 誤って「au ブックパス」で電子書籍版を購入。フラットな文章で読み易かったから良し。
田辺青蛙『大阪怪談 人斬り』(竹書房)……流れで、「au ブックパス」を再び利用。
 青蛙が女性で、夫が円城塔と知り、今更驚いています(どちらも読んできただけに)。
星新一『明治の人物誌』(新潮文庫)
 ……星新一は高校生くらいに読んだきり。もう読むことはないだろうと漠然と思って
 いたところ、まさかの再会。取り上げられた人物の選択にも唸らされ、特に 岩下清周
 と杉山茂丸(彼の長男が夢野久作)には瞠目。読むべき本のリストが無限に広がり。
遠藤周作『白い人・黄色い人』(新潮文庫)
 ……10月の「二人の読書会」のテクスト。山田風太郎の切支丹物の方が、ぼくの
 性分です。昔から敬遠してきた作家ですが、この際ですから、代表作は押さえます。
『週刊 日本の神社 No.68』(デアゴスティーニ・ジャパン)
 ……生國魂神社大阪天満宮今宮戎神社の3社を取り上げていました。
遠藤周作『海と毒薬』(角川文庫)……昭和20年(1945)の「相川事件」が元ネタ。
遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)
 ……クリストヴァン・フェレイラ(=沢野忠庵)は非常に興味深い人物ですけれども、
 やはり、風太郎の描き方の方に理があります。棄教するならば、自殺も可能ですし。
 ユダをキリストは赦したのか否か?という問題とは別に、好きでそれを選んだ、と。
 サディズムをどこまで理解しているか?という別次元の問題軸を据えた上での議論。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 20』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)
……FREDDIE HUBBARD は耳に馴染みます。CDスタンドもゲットしました。
編者=生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
 『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2023 公式ガイドブック』(生きた建築
 ミュージアム大阪実行委員会)
……英語名称が「OPEN HOUSE OSAKA 2023」。

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★ 2023年9月に読んだ本 ★

鳴海風『星に惹かれた男たち』(日本評論社)……副題に「江戸の天文学者 間重富
 伊能忠敬」。同じ作者の児童文学『星空に魅せられた男 間重富』(くもん出版)に
 感じ入り、続けて手に取りました。星空(準)案内人としては、捨てておけない内容。
松本清張『或る「小倉日記」伝』(角川文庫)……学生時代、新潮文庫で読んだかな。
 芥川賞(第28回)受賞作となる表題作の他、「父系の指」、「菊枕」、「笛壺」、「石の
 骨」、「断碑」を収録。悪くはないんだけどね。社会派推理小説にも、のめり込めず。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 16』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……GRANT GREEN も普通に聴いてしまう。ジャズと構える意味も無く。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 17』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……KENNY DORHAM も悪くない。Dinner Party の合間に流すよ。
山田風太郎『くノ一忍法帖』(講談社文庫)
 ……千姫(真田幸村)vs徳川家康(伊賀忍者)という構図。慶安の変(1651)でサゲ。
山田風太郎『外道忍法帖』(河出文庫)
 ……天草党(伊賀忍者)vs由比正雪(甲賀忍者)vsマリア天姫(童貞女)の三つ巴戦。
山田風太郎『奇想小説集』(講談社)
 ……「陰茎人」、「蝋人」、「満員島」、「自動射精機」、「ハカリン」、「万太郎の耳」、
 「紋次郎の職業」、「万人坑」、「黄色い下宿人」の9編を収録。「黄色い下宿人」(夏目
 漱石
!)は子供の時に読んでいたかな。星新一やら、筒井康隆やら、沼正三やら、
 いろいろと思い出されるけれど、山田風太郎だけに “奇想” も当たり前に受け止めて。
半村良『石の血脈』(角川春樹事務所)……盛りに盛ったネタ自体は、現在でも、本当に
 面白いのよ。特に“建築”を持ってきた辺り。しかし、何とも古臭くなってしまったなあ。
光嶋裕介『ここちよさの建築』(NHK出版)……「学びのきほん」シリーズの一冊。
 本文よりも、巻末のブック・リスト「建築をもっと知るための23冊」がやばいです。
井上靖『猟銃・闘牛』(新潮文庫)……9月の「二人の読書会」テクストでした。
 表題作2編の他、「比良のシャクナゲ」を収録。「闘牛」が芥川賞(第22回)受賞作。
山田風太郎『山屋敷秘図』(徳間文庫)
 ……山田風太郎妖異小説コレクション(キリシタン・異国小説集)と銘打たれており、
 ほぼほぼ、切支丹物。収録作品は――「スピロヘータ氏来朝記」、「邪宗門仏」、
 「奇蹟屋」、「姫君何処におらすか」、「伴天連地獄」、「邪宗門頭巾」、「山屋敷秘図」、
 「不知火軍記」、「盲僧秘帖」、「踏絵の軍師」、「売色使徒行伝」、「万人坑」、「蓮華
 盗賊」、「降倭変」。サドを読み耽っていたのか、おそらく、ニーチェも齧っている模様。
 司馬遼太郎でなくて、山田風太郎から歴史を学び直そうとしみじみ感じているところ。

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★ 2023年8月に読んだ本 ★

夏になると“読書”という気がします。冬になっても読んではいるのですが、イメージ的に。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 14』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……LOU DONALDSON は、ぼくとしてはジャズでないの(黒人音楽)。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 15』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……DEXTER GORDON も聴きやすいなあ。
松本清張『岡倉天心 その内なる敵』(新潮社)……岡倉天心に興味があったという
 訳でなく、長沼守敬であったり、九鬼隆一であったり、搦め手から攻める必要が有り。
永松実『本邦初の洋食屋 自由亭と草野丈吉』(えぬ編集室)
 ……料理監修は坂本洋司。内容は、もう少し、草野丈吉に絞り込んでくれてもよい。
野坂昭如『戦争童話集』(中公文庫)……8月の読書会のテクスト。「昭和二十年、八月
 十五日」から始まる全12話。野坂の血まみれのセンチメンタリズムは嫌いじゃない。
伊藤穣一『テクノロジーが予測する未来』(SB新書)
石井元章『明治期のイタリア留学 文化受容と語学習得』(吉川弘文館)
 ……緒方洪庵の第十子・惟直長沼守敬に関する調査を続行中なのでした。
緒方惟之『医の系譜』(燃焼社)
 ……副題に「緒方家五代~洪庵・惟準・銈次郎・準一・惟之」。
『第171回=文楽公演 令和5年7・8月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)
大塚菜生『東京駅をつくった男』(くもん出版)……「日本の近代建築を切り開いた辰野
 金吾
」は面白く、高橋是清の得体の知れなさ、曽禰達蔵の立ち位置の不思議さよ。
西村京太郎『阪急電鉄殺人事件』(祥伝社文庫)
森川ミユキ『60分でわかる! NFTビジネス超入門』(技術評論社)
 ……弁護士法人GBA法律事務所Web3.0チーム[監修]。
岡本綺堂『西郷星』(光文社文庫)……「俳諧師鬼貫」、「不孝者」、「水野十郎左衛門」、
 「古田家滅亡」、「大森彦七」、「新長恨歌」、「心中の味」、「埋れ木」、「黒狐」、
 「西郷星」を所収。『半七捕物帳』については、「青空文庫」で通読したものです。
岡嶋裕史『ブロックチェーン』(講談社)
築山桂『禁書売り』(双葉文庫)……「緒方洪庵 浪華の事件帳」シリーズ第1弾。
築山桂『北前船始末』(双葉文庫)……「緒方洪庵 浪華の事件帳」シリーズ第2弾。
『第26回 文楽素浄瑠璃の会』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
 ……「第45回 邦楽公演」。鶴澤藤蔵の三味線だけでも聴きに行く価値有り。
築山桂『星ぐるい』(幻冬舎時代小説文庫)……「天文御用十一屋」シリーズ第1弾。
築山桂『花の形見』(幻冬舎時代小説文庫)……「天文御用十一屋」シリーズ第2弾。
築山桂『烏剌奴斯の闇』(幻冬舎時代小説文庫)……「天文御用十一屋」シリーズ
 第3弾。「浪華の事件帳」が若き日の洪庵(=緒方章)をワトソン役に持って来たのが
 妙手であったとするならば、「十一屋」は橋本宗介をメインに据えたことが勝因。
編集=国立劇場営業課『第33回 上方歌舞伎会』(独立行政法人日本芸術文化
 振興会)
……「国立劇場伝統芸能伝承者養成所 歌舞伎俳優既成者研修発表会」。
西村京太郎『近鉄特急殺人事件』(新潮文庫)
 ……まさか、今の自分が、西村京太郎に感動しそうになるとは思いも寄らず。

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★ 2023年7月に読んだ本 ★

鉄方堂『堺の怖い話・不思議な話』(さたなき書房)……「第1回 文学フリマ京都」にて
 入手。「編者/ふしぎあん」、「鉄方堂/著『沙界怪談実記』より」と記されており、
 フェイク(古典)怪談と思われますが、扱いに困りました。もっと、作り込んでほしい。
一坂太郎『幕末歴史散歩 京阪神篇』(中公新書)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 12』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)
……THELONIOUS MONK を特集。モンクは2枚ほど、アルバムを所有。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 13』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……KENNY BURRELL を特集。“ブルース感覚”がぼくの耳には普通。
清水勲・編『岡本一平漫画漫文集』(岩波文庫)
鹿児島のむかし話研究会編『鹿児島の伝説』(日本標準)……マイ・クラシック。
水上滝太郎『大阪の宿』(岩波文庫)……「中之島遊歩道」に文学碑が建っていて、
 以前から気に懸かっていたので、念願の読了。余裕を持って、小説『大阪の宿』に
 ついて語れそう。内容的にも面白かったです。街ネタとしても、使える小説家かな。
有島武郎『一房の葡萄 他四篇』(岩波文庫)……「二人の読書会」のテクスト。
 表題作の他、「溺れかけた兄妹」、「碁石を呑んだ八っちゃん」、「僕の帽子のお話」、
 「火事とポチ」。「一房の葡萄」など、書かれていない場面や、先生とジムの表面上の
 態度の裏に空恐ろしいものを感じるぼくは、有島武郎(1878~1923)と亀井勝一郎
 (1907~1966)を混同するくらい、いい子ではなく、「星の王子さま」が恋しいです。
鳴海風『星空に魅せられた男 間重富』(くもん出版)……高山ケンタ[画]。
中川なをみ『水底の棺』(くもん出版)……村上豊・画。児童文学と侮るなかれ。
嘉数次人『天文学者たちの江戸時代』(ちくま新書)
 ……副題「暦・宇宙観の大転換」。『星空に魅せられた男 間重富』等の後に読むと、
 吉。著者は「大阪市立科学館」学芸員です。夏休みがあれば、星空を見上げよ。
定方晟『須弥山と極楽』(ちくま学芸文庫)……『倶舎論』を中心に仏教的宇宙観を
 闡明した名著が、今夏、待望の文庫本化。地獄の描写が笑っちゃうくらいに最高。
『文楽床本集 国立文楽劇場 令和五年7・8月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
『近代彫塑の原点 長沼守敬展』(萬鉄五郎記念館)……1992年10月14日~11月
 23日の間、開催された同展の図録。図版が限られている一方、文献資料が充実
 していました。「現代美術の揺籃時代」は先月コピーした史料と同内容でしたが。

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★ 2023年6月に読んだ本 ★

梅林秀行・監修『重ね地図で愉しむ大阪「高低差」の秘密』(宝島社)……「Amazon」
 マーケットプレイスで注文した際、京都の類書が誤送されてきたので、早速、クレーム。
 期待外れだったのは、内容自体でなく、執筆者のレベルにばらつきが感じられたせい。
鍋島高明『日本相場師列伝』(日本経済新聞社)……“阿部彦”について調べました。
松井宏員『大阪キタと中之島 歴史の現場 読み歩き。』(140B)
桂福車/松井宏員『過労死落語を知っていますか』(新日本出版社)
 ……勝手に縁を感じてしまっている桂福車(1961~2018)に、随分と頁を割かれ。
筒井康隆『時をかける少女』(角川文庫)……表題作の他、「悪夢の真相」、「果てしなき
 多元宇宙」を所収。筒井康隆の作品の中では、正直、大したことない部類。しかし、
 逆に言うと、大林宣彦・監督の映画(1983)がどれだけ優れていたかという証左。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 9』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 10』(同)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 11』(同)
 ……順に、Bud PowellHank MobleyWayne Shorter の特集。
松浦玲『幕末・京大坂 歴史の旅』(朝日新聞社)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 ボサ・ノヴァ特別号』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)

清水義範『偽史日本伝』(集英社文庫)……防長2州(周防・長門)藩主、毛利敬親
 (たかちか)――別名“そうせい侯”を描いた「どうにでもせい」だけでも、買いでしょう。
山田風太郎『忍法八犬伝』(講談社文庫)
週刊朝日編集部『司馬遼太郎の幕末維新Ⅱ』(朝日新聞出版)
 ……副題に「『世に棲む日日』『峠』『花神』の世界」とあり、いずれ、本編に着手かな。
松浦玲『勝海舟』(中公新書)
松浦玲『勝海舟と西郷隆盛』(岩波新書)……松浦玲の諸作は、ガイド本番前に読み
 終えていたかったと後悔しきり。次はもっと上手く扱いますよ。歴史探偵は挫けず。
黒沼健『奇人怪人物語』(河出文庫)
有吉佐和子『非色』(河出文庫)
有吉佐和子『華岡青洲の妻』(新潮文庫)
サン=テグジュペリ『星の王子さま』(岩波書店)……マイ・クラシックにして、6月の
 「二人の読書会」テクスト。偶然ながら、「星の王子さまの日」に読了したのです。
中川なをみ『天游』(くもん出版)……サブ・タイトルに「蘭学の架け橋となった男」。
 こしだミカ[画]も添えられた創作児童文学ですが、大槻玄沢や橋本宗吉でなく、
 緒方洪庵でもなく、中天游(1783~1835)を主人公に据えたセンスが最高です。
 人間は橋(ニーチェ的な意味ではなく)。まさかの大塩平八郎との邂逅も描かれ、
 心臓がばくばくしました。たぶん、唯の変な人である天游に惚れてしまいます。
ふしぎあん『大阪市内 謎の狸地蔵(仮称)巡り』(さたなき書房)
 ……6年前の「第1回 文学フリマ京都」にて入手した小冊子。着眼点が良し。

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★ 2023年5月に読んだ本 ★

大崎善生『聖の青春』(角川文庫)……“東の羽生善治”に対して、“西の村山”と称された
 棋士、村山聖(1969~1998)を描いた作品。大阪市福島区の街歩きに当たっては、
 ネタとして使えます。個人的には、団鬼六小池重明も読み返したくなりました。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 8』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……「HORACE SILVER」です。毎月2冊くらいのペースで自宅配送。
鹿児島のむかし話研究会編『鹿児島のむかし話』(日本標準)
 ……小学生時に読まされながらも、「あにょどんのデコンじる」だけを何故か偏愛。
ミヒャエル・エンデ『モモ』(岩波少年文庫)……5月の「二人の読書会」のテクストでした。
坂口安吾『明治開化 安吾捕物帳』(富士見書房)
……「舞踏会殺人事件」、「ああ無情」、「万引一家」、「石の下」、「覆面一家」、
 「ロッテナム美人術」、「乞食男爵」の7編を収録。決め手に欠けるなあ。全20話のよう
 ですが、慌てなくてもよいか。勝海舟の起用法は、もう少し、どうにかならないかな? 
北崎豊二『幕末維新の大阪』(松籟社) ……良くも悪くも、教科書的。地租改正の辺りに
 来るとしんどくなるので、どうわかりやすく噛み砕いたらよいか、思いあぐねるところ。
『展示の見所2 浪花まちめぐり 水都の景観を読む① 「積層ジオラマ」編』
 (大阪歴史博物館)……昔、「大阪歴史博物館」で入手するも、放置していた小冊子
 でして、まとめての通読。同館展示の解説なので、次 行った時に役立つことでしょう。
『展示の見所5 浪花まちめぐり 水都の景観を読む② 「壁面グラフィック」編』
 (大阪歴史博物館)……予防接種の帰途、次の「蔵屋敷」と併せて購入した物ですが、
 以前に購入していた物とダブってしまいました。誰かにプレゼントすることにしますよ。
『展示の見所14 浪花まちめぐり 蔵屋敷』(大阪歴史博物館)
『展示の見所11 浪花まちめぐり 水都の景観を読む③ 「グラフィック展示・橋梁」編』
 (大阪歴史博物館)……「橋梁」編と銘打つほど、“”に特化している程のこともなく。
『展示の見所6 「大大阪」の街角 郊外住宅のくらし』(大阪歴史博物館)
『展示の見所15 「大大阪」の街角 御堂筋と地下鉄』(大阪歴史博物館)

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★ 2023年4月に読んだ本 ★

辰巳博・著/福田静二・編『大阪市電が走った街 今昔』(JTB)
中島らも『今夜、すべてのバーで』(講談社文庫)
 ……マイ・クラシックにして、4月の「二人の読書会」テクスト。小説としての弱点は
 やはり終盤。精神科医の報告書を主人公の“新生”の契機とするのは、如何にも
 説得力不足。ただ、作者は作為より、リアルな症例を尊重したとも考えられる訳で。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 6』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……第6号(SONNY CLARK)では、ジャズ・スタンダード「朝日のように
 さわやかに
Softly As In A Morning Sunrise)」を愛聴していましたねえ。
大鋸時生・三村幸一『文楽―鑑賞のために―』(保育社)
入江泰吉・青山茂『仏像―そのプロフィル―』(保育社)
『まんが 蕪村さんの都島歴史漫遊記』(大阪市都島区役所)
 ……脚本・画:谷川桜太郎。与謝蕪村の理解は、個人的にまだ萩原朔太郎止まり。
入江泰吉・関信子『仏像のみかた』(保育社)
北尾浩一『星と生きる 天文民俗学の試み』(ウインかもがわ)
 ……昨年の「文学フリマ大阪」にて入手。試論でなく、もっと、がっつり読みたい。
『ワード/エクセル/パワーポイント 基本の使い方がぜんぶわかる本』(スタンダーズ)
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 7』
 (デアゴスティーニ・ジャパン)……LEE MORGAN は33歳で射殺されていました。
山田風太郎『伊賀忍法帖』(講談社文庫)
辺見金三郎『食べられる野草』(保育社)
中島らも、ミスター・ヒト『クマと闘ったヒト』(メディアファクトリー)
 ……玉造のお好み焼き「ゆき」では、ミスター・ヒト(1942~2010)に随分とお世話に
 なりました。プロレス本寄りでなく、ミスター・ヒト(安達勝治さん)個人のインタビュー
 本を期待していたのですが、仕方ないか。何とも、胸が切なく、苦しくなります。
松嶋雅人『あやしい美人画』(東京美術)
山田風太郎『警視庁草紙 上』(ちくま文庫)……「山田風太郎明治小説全集1」。
山田風太郎『警視庁草紙 下』(ちくま文庫)……「山田風太郎明治小説全集2」となり、
 順番としては前後して、『明治断頭台』を先に読んでいました。後日、ピック・アップ。
『文楽床本集 国立文楽劇場 令和5年4月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
『第170回=文楽公演 令和5年4月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)……巻末に、英文での鑑賞ガイド付き。
監修=岡本良一、執筆=朝日新聞阪神支局 『花の下影 幕末浪花のくいだおれ』
 (清文堂)
……郷土史ネタばかりでなく、豆腐・こんにゃくネタでも使用する予定。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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(自称)。
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