★ 2018年6月に読んだ本 ★

『トーキングヘッズ叢書(TH Series)No.74』(アトリエサード)
 ……特集内容は「罪深きイノセント」。
中勘太『銀の匙』(新潮文庫)……6月の「二人の読書会」のテクスト。
越後島研一『ル・コルビュジエを見る』(中公新書)
ル・コルビュジエ『伽藍が白かったとき』(岩波文庫)
『角川 短歌 5月号 2018』(角川文化振興財団)
北大路魯山人『春夏秋冬 料理王国』(中公文庫)
『歴史群像4月号別冊[CARTA]2012年陽春号』(学研パブリッシング)
 ……監修は矢島新。仏像制作については他の書籍等で見知っていましたが、
 日本画、浮世絵版画の実際の制作に関する解説が役立ちます。
澁澤龍彦 他『若冲』(河出文庫)
越後島研一『現代建築の冒険』(中公新書)
安藤忠雄『ル・コルビュジエの勇気ある住宅』(新潮社)
コクトー『恐るべき子供たち』(岩波文庫)……マイ・クラシック。
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

★ 2018年5月に読んだ本 ★

同人誌のデータ入稿が押していて、読書が捗らなかったのは前月同様。
最新号が発行できて、現在は達成感よりも虚脱感の中にいます。
       ☆
『第150回=文楽公演 平成30年4月 国立文楽劇場』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
『文楽床本集 国立文楽劇場 平成30年4月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
室生犀星『杏っ子』(新潮文庫)
『角川 短歌 4月号 2018』(角川文化振興財団)
吉田健一『金沢・酒宴』(講談社文芸文庫)……マイ・クラシック。
岡本太郎『美の世界旅行』(新潮文庫)
田中優子『春画のからくり』(ちくま文庫)
 ……春画の隆盛と錦絵の発展は江戸文化の裏表でしょ。
ヒノモトテルヲ『バイバイひつじ』(Studio planets)
 ……「第4回 文学フリマ金沢」で入手した絵本。

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★ 2018年4月に読んだ本 ★

同人誌の編集作業に追われて、読書がちっとも捗らないの。
というのは、言い訳ですね。それ以前に、プライベートの空き時間が全く無くて。
“お仕事”である以上、どれだけ過酷な職場環境であっても、
業務はきっちりこなす。同人誌も決めた日程内に発行する。愛したものは離さない。
とにかく、4月は以下の6冊しか読み切れませんでした。
       ☆
富岡多惠子『室生犀星』(筑摩書房)……「近代日本詩人選11」シリーズ。
 現在は文庫版の方が入手しやすいでしょう。
『角川 短歌 3月号 2018』(角川文化振興財団)
車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』(文春文庫)……再読。
 4月の「二人の読書会」テクスト。
三島由紀夫『岬にての物語』(新潮文庫)
 ……好悪のみで言わせてもらうと、「頭文字」「牝犬」「月澹荘綺譚」がお薦め。
泉鏡花『高野聖』(集英社文庫)……マイ・クラシック。
室生犀星『或る少女の死まで 他二篇』(岩波文庫)……5月「二人の読書会」テクスト。

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★ 2018年3月に読んだ本 ★

マリアンヌ・ジェグレ『殺されたゴッホ』(小学館文庫)……ゴッホ自殺説を
 鵜呑みにしてきた世代には、是非とも読んでいただきたい小説。なるほど、
 “炎の人”などではさらさらなくて、弱気で、無抵抗な生活無能力者としての
 ゴッホ像に合点の行く点も多々。小説としては、もっと描き込んでくれても
 よいかなあ、と感じましたが。ライトな読み心地で、訪れるゴッホ展では
 画材となった人物や地名に触れるたび、馴染み深い感慨を覚えることに。
『角川 短歌 2月号 2018』(角川文化振興財団)
宮本輝『蛍川・泥の河』(新潮文庫)……マイ・クラシック。
 3月の「二人の読書会」テクスト。今回は、浄正橋に着目してみました。
三島由紀夫『鍵のかかる部屋』(新潮文庫)……三島の作品は、好悪が
 はっきり分かれてしまうのです。この短編集の中では、「怪物」、「美神」、
 「鍵のかかる部屋」に賞賛を惜しみませんが、感心できない作品もちらほら。
岡村隆『泥河の果てまで』(ハヤカワ文庫)……スリランカを舞台にした冒険小説。
 時代背景は1986~1987年頃で、1989年作とあれば、風化も否めず。
車谷長吉『鹽壺の匙』(新潮文庫)……再読したつもりが、未読だったかも。
車谷長吉『漂流物』(新潮社)……いわゆる“私小説”作品のつもりで
 読み進めていると、いつの間にやら、突き抜けて、幻想に足を踏み入れた観。

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★ 2018年2月に読んだ本 ★

『文楽床本集 国立文楽劇場 平成30年1月』(独立行政法人日本芸術文化振興会)
磯田光一『戦後史の空間』(新潮文庫)
阿川大樹『インバウンド』(小学館)……2月の「二人の読書会」テクスト。
『ジブリの立体建造物展 図録』(スタジオジブリ)
『角川 短歌 1月号 2018』(角川文化振興財団)
『トーキングヘッズ叢書(TH Series)No.68』(アトリエサード)
 ……特集内容は「聖なる幻想のエロス」。
下川耿史『日本エロ写真史』(ちくま文庫)……再読ですけれど。
 十年以上も前に、青弓社の単行本で読んでいたことをほぼ忘れていましたわ。
(株)日本能率協会コンサルティング『改訂版 図解でわかるコールセンター/
 ヘルプデスク』(日本能率協会マネジメントセンター)

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★ 2018年1月に読んだ本 ★

藤森照信『日本の近代建築(下)』(岩波新書)……大正・昭和篇。
 本野精吾の建築史上の位置付けがよくわかる。大阪、神戸の名建築も続々と登場。
高橋克彦『緋い記憶』(文春文庫)……再読。初読は単行本でした。
 本年最初の「二人の読書会」テクスト。ミステリーの骨格に幻想小説のコーティング。
火田博文『日本人が知らない神社の秘密』(彩図社)
ソニア・フェルナンデス=ビダル『3つの扉の鍵』(晶文社)
 ……副題に「ニコの素粒子をめぐる冒険」。“宇宙のもつれ”に俄然、興味。
『角川 短歌 12月号 2017』(角川文化振興財団)
穂村弘『はじめての短歌』(河出文庫)……あまりにも、ビジネス書に寄せ過ぎ。
角田光代『曾根崎心中』(リトルモア)……ほぼ“翻案”と言ってよい内容。
 現役小説家としての矜持が、お初の過去の描写に筆を走らせたのかもしれず。
三島由紀夫『午後の曳航』(新潮文庫)……再読。学生時代に読んだ記憶と異なる。
 二等航海士・塚崎竜二の物語でなく、黒田登(13歳)の物語として読み改める。
 何故だか、長谷部安春・監督『レイプ25時/暴姦』(1977)を思い起こす。
三島由紀夫『真夏の死』(新潮文庫)……「サーカス」や「翼」が好きだなあ。
与謝野晶子『みだれ髪』(角川文庫)……なるほど、星菫派。とにかく、“恋”がくどい。
マックス・エルンスト『慈善週間または七大元素』(河出文庫)
 ……これにて、エルンストのコラージュ・ロマン三部作を完読(?)。
 後になるほど、ポップに、また笑える内容になっていると感じますね。
青木翼『示談と賠償』(評言社)
『第149回=文楽公演 平成30年1月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)

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ジャンル : 小説・文学

★ 2017年12月に読んだ本 ★

『第148回=文楽公演 平成29年11月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)

『文楽床本集 国立文楽劇場 平成29年11月』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)

三島由紀夫『沈める滝』(新潮文庫)……三島の資質を存分に味わえる快作。
 個人的にはダム(建設)自体のマテリアルな描写がもっと欲しいけれども。
『X'mas Stories』(新潮文庫)……副題に「一年でいちばん奇跡が起こる日」。
 以下の6編を収録。朝井は臭く、あさの無理め。伊坂は惜しく、恩田に警戒。
 古典を混ぜてもよいから、もうちょっと、底上げしてくれないと困る。ぬる過ぎ。
 朝井リョウ「逆算」
 あさのあつこ「君に伝えたくて」
 伊坂幸太郎「一人では無理がある」
 恩田陸「柊と太陽」
 白河三兎「子の心、サンタ知らず」
 三浦しをん「荒野の果てに」
『角川 短歌 11月号 2017』(角川文化振興財団)
R・D・ウィングフィールド『クリスマスのフロスト』(創元推理文庫)
藤森照信『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)
藤森照信『日本の近代建築(上)』(岩波新書)……幕末・明治篇。
 ウォートルス伝に感涙。個人的に、昔から興味津々の人物でしてねぇ。

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★ 2017年11月に読んだ本 ★

中野京子『怖い絵』(角川文庫)
中野京子『怖い絵 死と乙女篇』(角川文庫)
 ……元々がドイツ文学者なので、欧米文学に関する言及でにやりとさせられ。
 それとは別に、面白げな映画作品を紹介してくれているのが、うれしかったり。
中野京子『怖い絵 泣く女篇』(角川文庫)
『アルフォンス・ミュシャの世界』(堺市立文化館)
三島由紀夫『夏子の冒険』(角川文庫)
木村重信『はじめにイメージありき』(岩波新書)
 ……具体的なイメージが、思想・哲学に先立つこと。当然と言えば、当然。
 ただし、イメージを形象化する能力は動物に無いでしょ。履き違え不可。
 哲学~言葉が不要というのでなく、イメージを棄却した言葉が無力ということ。
 また、建築が何故、美的であることを要求されるのか? あるいは、建築が
 何故、芸術に含まれるのか?という設問にも、間接的な解答が得られます。
 「建築には、居住のための住居や穀物の保存のための倉庫などのもつ
 実際的な機能のほかに、象徴的な機能が本来的に附随している

『角川 短歌 10月号 2017』(角川文化振興財団)
森見登美彦『太陽の塔』(新潮文庫)……再読。
森見登美彦『きつねのはなし』(新潮文庫)
森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』(角川文庫)
 ……11月の「二人の読書会」テクスト。昔、祥伝社の単行本で既読。
カズオ・イシグロ『夜想曲集』(ハヤカワepi文庫)……作者初の短編集。
 音楽がテーマですが、表題作「夜想曲」が非常に愉しく、良いです。
三島由紀夫『潮騒』(新潮文庫)……マイ・クラシック。
三島由紀夫『永すぎた春』(新潮文庫)……三島にしては、不用意な文章が
 散見され、肩の力を抜いて書き流した印象。“春”は嫌いなんだろうなあ。

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★ 2017年10月に読んだ本 ★

三島由紀夫『鏡子の家』(新潮文庫)
三島由紀夫『禁色』(新潮文庫)
 ……初期の長編にしても、『金閣寺』等が上出来な部類と評価してはいますが、
 こういった傾向の作品の方が、三島は溌剌としているように感じます。
津木林洋『とつげん・いっけい』(中日新聞社)……単行本としては再読。
『角川 短歌 9月号 2017』(角川文化振興財団)
『京都大原三千院』(三千院)
『西洋絵画の巨匠 ブリューゲル』(小学館)
近松門左衛門『曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島』(角川ソフィア文庫)
 ……諏訪春雄=訳注。10月の「二人の読書会」テクストです。
小野幸惠『週刊誌記者 近松門左衛門』(文春新書)
 ……[監修]鳥越文蔵。副題に最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」。
 大部が近松の現代語訳で、それはそれで面白いのですが、筆者名・書名に疑問。
小林恭二『心中への招待状』(文春新書)……『ロミオとジュリエット』との違いが、
 セックスの有無に帰着するという指摘は、まぁ、否み難いのですけれども。
 また、九平次が名作の癌であるとの指摘もよく理解できるのですけれども、
 だからと言って、九平次に無理やりおっ被せた金銭的な世界の論理を
 スルーは出来ないんですねえ。小林の論旨を誤っていると言うのではなく、
 借金苦など無くとも二人が恋愛死に至ったのは事実かもしれませんが、逆に
 金銭の論理を持ち込まずには「曽根崎心中」という作品も成立しなかった、と。
三島由紀夫『愛の渇き』(新潮文庫)
三島由紀夫『盗賊』(新潮文庫)……三島の作品群に対して、ぼくの好悪は
 はっきりと分かれるのですが、これは苦手な部類。心理描写に頁を割かれても、
 そのキャラクターに魅力を感じられない以上、正しく無慙としか言えない感興。
三島由紀夫『美徳のよろめき』(新潮文庫)……『盗賊』の次に読んだせいもあり、
 快適な読書感。素直に巧いなぁ!と感心します。しかし、『愛の渇き』の悦子も
 そうでしたが、こちらの節子も、ちっとも美人らしく感じられないのはどうなの? 

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★ 2017年9月に読んだ本 ★

青木翼『偽装事故』(評言社)
『第147回=文楽公演 平成29年7・8月 国立文楽劇場』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)
寺山修司『寺山修司全歌集』(講談社学術文庫)
『角川 短歌 8月号 2017』(角川文化振興財団)
青木正次『雨月物語(上)全訳注』(講談社学術文庫)……再読。
青木正次『雨月物語(下)全訳注』(講談社学術文庫)……再読。
石川淳『新釈雨月物語』(角川文庫)……再読。「二人の読書会」テクストでした。
『文楽床本集 国立文楽劇場 平成29年7・8月』
 (独立行政法人日本芸術文化振興会)
岩井志麻子『雨月物語』(光文社文庫)……女性の独り語りによるリメイク。
 着想は悪くないかと一見、思われるのですが、着眼点が活きていたのは、
 「白峯」くらいのような気がします。相模の正体として、待賢門院璋子
 持ち出してきたところで、崇徳院との因縁や西行との絡みから、なるほど!と。
 ただ、『雨月物語』全体の流れで見ると、“女の情念”は後景に抑えて、
 ホモセクシュアルな路線でまとめる方が、整合性は取れるんですよ。
 「仏法僧」だけは同性愛に引き込んでいますが、恰好のシチュエーションだった
 「菊花の契」を母子関係に落とし込まれても、嗚呼、勿体無いという気分。
三島由紀夫『宴のあと』(新潮文庫)……三島の読み直し作業は続いています。
三島由紀夫『音楽』(新潮文庫)
三島由紀夫『金閣寺』(新潮文庫)……マイ・クラシック。
 寺社仏閣など、京都ガイド本としても十分に活用できる内容に、改めて驚愕。

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Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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