HIKOBOSHI

4月16日(日)19時から、大阪の「中之島公会堂」にて同人の月例合評会。
ぼく自身の提出作品も混じっていましたが、いずれの作をも“他山の石”に、
建築および博物学については、より一層、精進していかなければならない
と、省みた次第です。「坐・和民」での二次会後、同人の皆と別れると、
天神橋筋商店街を北上しました。「どい亭」跡に居抜きで入っている
スリランカ・カレーの「HIKOBOSHI」にロック・オン。前回はバーと
取り違えてしまっていたのですが、今回は予備知識を仕入れているので、
無問題。安心して、カウンターに座れます。髭面のマスターも、ぼくの顔を
覚えてくれていたようで、安堵しました。2人して、テキーラのロックを呑み
交わし、その夜の締めとして相がけのカレーを頂きましたが、BGM に
タキシードを流してくれるなど(2nd アルバムをまだ聴けていない!)、
音楽話でも盛り上がりました。ぼくは昨夏、メイヤー・ホーソーンの公演に
足を運んでいますが、マスターはタキシードの大阪ライヴに行ってきたそうで、
羨ましかったです。勘定を支払い、商店街を北へ真っすぐに歩いていると、
ぜえぜえ言いながら、髭面のマスターが走って追いかけてきていました。
どうやら、ぼくの出した5千円札を壱万円札と間違えて、余計にお釣りを
くれていたようです。ちゃんと確認しないぼくも、マスターも粗忽者ですねえ。
照れ笑い、ポケットの中の5千円札をお返し。横道に入っていなくて助かりました。
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クラーナハとの再会

1月28日~4月16日と、会期が3か月近く2017_04_14_国立国際美術館
あるので、3回は観に行けるかな?と
余裕を持っていた「クラーナハ」展ですが、
年度末の慌ただしさもあって、さらには
休館日に行き合わせるなどして、最終的に
2度の鑑賞にとどまりました。既に前回、
全体を概観しているので、今回は好きな
絵だけをじっくりと眺め、名残を惜しみました。
ぼくはやはり、宮廷画家、肖像画家としての
クラーナハには大して興味を感じておらず、
蠱惑的にして、冷感症的ですらあるクラーナハの女性像を偏愛しているのだなあ、
と再認識。分厚い図録を購入するかどうか迷った挙げ句、ポスト・カードの購入に
抑えました。内訳は「聖カタリナの殉教」「ホロフェルネスの首を持つユディト
ヴィーナス」「ルクレティア」「正義の寓意」「ディアナとアクタイオン」となります。

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tag : 美術

通り抜ける

2017_04_14_造幣局
2017_04_14_桜の通り抜け
 4月14日(金)、大阪造幣局へ出掛けました。
 今年の「桜の通り抜け」は4月11日(火)から
 17日(月)までの一週間。造幣局構内の通路
 (全長560m)を一方通行で、観桜する流れ。
 明治16年(1883)に一般開放されたそうです
 から、ざっと130年以上の歴史です。通り抜け
 は出来ませんが、「造幣博物館」ならば、
 通年入ることができます。多種多様な桜の
 樹が植わっていますが、その分、開花時期が
 全種で揃うということもありません。その時々の
 花を心の中にしまっておくというイメージです。
 前回来たのは2011年でして、その年の桜が
 「普賢象」だったのはいつだったか。それとも
 普賢象の年は結局、行くことも叶わずか……。
 本年の桜は「鬱金」でした。淡黄緑色の花の
 色が何やら涼しげでした。通り抜けの時期を
 過ぎて、大阪は初夏を迎えることになります。
 公園への降り口となる桜門から抜け出ると、
 屋台の「澁屋」へ上がりました。春限定の
パッケージの缶ビールやカップ酒を呑んで、
いかにも、屋台の味の牛焼き肉の串やおでんを摘まみ……今年の桜も見納めです。

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『泥の河』の舞台

4月の「二人の読書会」のテクストが、非常に
2008_06_14_船津橋と端建蔵橋
2008_06_14_昭和橋

べたなことに、宮本輝『青が散る』となり、
どうせなら、初期の“川三部作”も読み返して
しまえ!と、『泥の河』から再読し始めていた
訳なのです。昔、読んだ時には、大阪が舞台
という印象くらいで踏みとどまり、下手すれば
『道頓堀川』とごちゃ混ぜになりかねない勢い
だったのですが、要は、“物語”を追うことに
一所懸命なだけで、小説の中の風景、とりわけ
に対する軽視が原因だったかと猛反省。
近世は“浪華の八百八橋”と呼ばれていた
ように、大阪の風景描写の要諦は、橋にこそ
有り!なのですねえ。右上の画像は、船津橋
(手前)と端建蔵橋。上下の画像ともに2008年
6月14日に撮影。当時2日間かけて、中之島
架かる橋を撮って回っていましたねえ。何がそう
させたのか? よくは思い出せないのですが、
今では立派な“橋”好きになってしまいました。
『泥の河』の初出は1977年、時代設定はさらに
昭和30年(1955)と作品内で明記されており、
現在の雰囲気とだいぶ変わっていることは当然にしましても、
年月とともに東へ広がっていく中之島の東端ほどではないかとも思われるのです。
       ☆
 堂島川と土佐堀川がひとつになり、安治川(あじかわ)と名を変えて大阪湾の一角に注ぎ込んでいく。その川と川とがまじわる所に三つの橋が架かっていた。昭和橋端建蔵橋(はたてくらばし)、それに舟津橋である。
 藁や板きれや腐った果実を浮かべてゆるやかに流れるこの黄土色の川を見おろしながら、古びた市電がのろのろと渡っていった。
 安治川と呼ばれていても、船舶会社や夥しい数の貨物船が両岸にひしめき合って、それはもう海の領域であった。だが反対側の堂島川や土佐堀川に目を移すと、小さな民家が軒を並べて、それがずっと川上の、淀屋橋や北浜といったビル街へと一直線に連なっていくさまが窺えた。


参考文献:宮本輝『川三部作 泥の河・螢川・道頓堀川』(ちくま文庫)

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ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

都スタンド

宝誌和尚立像」との邂逅を満喫した日の夕暮れ、2017_04_11_酒房「都スタンド」
森田屋」を覗いてみましたが、例によって満席状態。
本当にいつ行っても、活気のあるお店です。
新世界まで移動する余力が無かったので、
天王寺界隈を徘徊した結句、昭和の色が濃い酒房
都スタンド」へ飛び込んでみました。カウンター席
のみで、女将と料理人(大将?)の2人で切り盛り
しているようです。おでんも煮えているのを見て、
当然の如く、豆腐厚揚げこんにゃくをオーダー。
また、ここの湯豆腐は最初からだしに浸かった大阪風。
熱燗を次から次へと空けていきますが、後から
入ってくる客の姿も無く、夜も深くなってから混み合う
タイプのお店でしょうか。独りでやさぐれたい気分の夜に
また入ってみたい酒房だなあ、と感じました。
締めに、にゅうめんが用意されているのも懐かしかったです。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む 豆腐 こんにゃく

宝誌和尚立像

2017_04_11_大阪市立美術館 4月11日(火)、「大阪市立美術館」まで足を
 運びました。特別展「木×仏像」の鑑賞が
 目的です。サブ・タイトルには“飛鳥仏から
 円空へ 日本の木彫仏1000年
”とあり、
 大好物の飛鳥仏ばかりか、円空も陳列される
 とあっては、行かない訳がありません。とりわけ
 ポスターやフライヤーに画像の載りまくっている
 「宝誌和尚立像」に出逢えるとあっては……
 その昔、「京都国立博物館」で存在を知った
 宝誌和尚立像ですが、顔面が真っ二つに裂け、
その割れ目から十一面観音菩薩の顔が覗くという異形の姿がファンタスティック! 
正面からの姿だけでなく、真横から観ると、彫り出される前の一本の樹木の立ち姿が
すっくと立ち上がってくるようで、感嘆することしきり。京都の「西往寺」所蔵ですが、
こういう機会でもなければ、ゆっくりと心行くまで眺めるのは難しいでしょう。その他、
同美術館や大阪「四天王寺」が隠し持っている(?)仏像群に驚いたり、「三津寺」の
木造地蔵菩薩立像との再会を懐かしんだり、見所が満載です。宝誌和尚以外では、
東大寺」の弥勒如来坐像試みの大仏》、「東京国立博物館」の木造菩薩立像
(飛鳥時代)に心を惹かれてしまいましたよ。会期は6月4日(日)まで。まだ行ける? 

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ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像

逆算の生

1か月はほぼ4週間。週末(土・日曜日)は、まず事業所に出勤。
間違いなく、残業に巻き込まれ、帰宅すれば真夜中前後だから、
週日に山積した雑用が片付くことはなくて、どうせ、何も片付かないのだ。
くたくたに疲れたまま、次の週の月曜日に突入していく……。
そのスパンが4~5回、繰り返されれば、翌月となっている。
1か月があっという間だし、1年だって、すぐに経過していく。
数世紀単位で、時は飛ぶだろう。きつい、しんどいと言っている間に、
ぼくはいつだって終わった場所から、物事を眺めていた
ということを思い出してしまう。川端康成先生の言う“末期の眼”。
既に完成した作品の一部を見るように、日々の一場面を見遣る。
既に終わっているのだけれど、一回性としてのラスト・シーンを
特定できない。何故、思い出せないのだろう? 欠落した未来はともかく、
ひとまず、本週末の同人の合評会への提出作品を用意しなければ。
小説を読み、音楽を聴き、その他は美的なこと以外、何も興味は覚えず、
残念なことに、ぼくには審美的な生き方しか出来ない模様。

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tag : つぶやき 同人

レルヒさんの納豆

京都で一泊する余裕も無く、純粋な“花見”にとどめて2017_04_07_レルヒさんの納豆
そそくさと帰阪すると、大阪駅前第1ビル「丸喜酒店」を
再訪しました。“白いおでん”は相変わらずの美味でして、
金陵」のお酒をあれこれ味わいながら、おでんを賞味。
もちろん、豆腐厚揚げこんにゃくも頂きました。
ほろ酔い機嫌で、「Whity うめだ」に在る「じょんのび
にいがた 食楽園
」を冷やかしに入ります。新潟県の
アンテナ・ショップです。ぼくは、同県のゆるキャラ
日本元祖スキー漢(おとこ) レルヒさん”を憎からず
思っているので、時折、チェックに足を運ぶのでした。
CD「GO!GO! レルヒさん」も発売されていて、愉快です。
今回は、あの「高橋商店」が製造を手掛けている
レルヒさんのピリ辛納豆」を入手。95グラム160円。
小粒大豆を使用。原材料名にはハバネロ・ピューレの文字も。
他に、「レルヒさんのカレー納豆」も販売されていますよ。

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ジャンル : グルメ

tag : 呑む おでん 豆腐 こんにゃく 納豆

岡崎疎水~円山公園

2014_04_07_知恩院まで
2014_04_07_知恩院
2014_04_07_一重白彼岸枝垂桜
 岡崎疎水琵琶湖疏水の一分線)の両岸の
 桜も満開でした。慶流橋の上から見遣りつつ、
 (平安神宮への北上は見送って)神宮通
 南下することにしました。様々なタイプの
 制服があるものだなあ……と修学旅行生らの
 大群に巻き込まれないように、舗道の端へ
 避けながら、「青蓮院門跡」の前に来れば、
 湯豆腐を思い浮かべ、昨秋のライトアップ
 された紅葉が今なお印象深い「知恩院」に
 足を踏み入れてみます。紅葉も愉しめれば、
 桜の花も愛でることが出来る名刹ですね。
 知恩院の南門はそのまま「円山公園」の
 北口にシームレスにつながっているようで、
 「いもぼう」や相撲茶屋「いころ」の看板に、
 京都で働いていた時代を懐かしく思い起こして
 みたり……会社でのお花見で眺めたと思しき
 「祇園の夜桜」(=「一重白彼岸枝垂桜」)
 の周囲はTVの撮影クルーと野次馬で、
 ごった返していました。園内には花見客
 目当ての屋台が多数出店していましたが、
 “蟹肉棒”なる串は、大阪の辺では見かけず、
 気に掛かりました。円山公園の西側も
 そのまま「八坂神社」に直結しているので、
 いつの間にか、境内に入り込んでいます。
 南楼門が修復中でした。祇園交差点から
 四条通を西進。四条大橋を行きつ戻りつ、
 鴨川を渡りました。雲の多かった日ですが、
 天候は何とか持ちこたえてくれました。
 京都に勤め先が在った頃よりも、このところ
京都を探訪する機会が増えたような気がして、妙な巡り合わせを感じるのでした。
 

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

山田正亮の絵画

同人のTさんから頂いていた招待券が1枚あり、2014_04_07__京都国立近代美術館
開催期間が4月9日(日)まででした。いけない、
終わってしまう!と慌てて出掛けた4月7日(金)。
京都国立近代美術館」の4階、コレクション・
ギャラリーで、「山田正亮の絵画」を鑑賞。
同美術館は岡崎公園内に位置し、平安神宮
前ですから、当日、京都市営地下鉄・東西線の
東山駅を下りた時から、観光客で混雑気味で、
修学旅行生らしき団体も非常に目立ちました。

2017_04_07__慶流橋より 山田正亮(1929~2010)の没後6年、初の包括的な
 回顧展となったようです。“包括的”と言うのには
 意味があって、正亮(まさあき)の個々の作品を一つひとつ
 取り上げて見ても、丁寧に制作されてはいるけれども
 ……と、取っ掛かりの無さに途方に暮れる人も
 少なくないかと思われるのですね。特に後期の作品
 ともなれば、インダストリアル・デザインすれすれの
 匿名性、何かしらの工芸品に近い簡素さを示して
 いるものですから。ミニマリズムの果てのように、
 多彩色の水平ストライプを過ぎて、最後には単純な
 色の面にまで行き着いてしまいますが、セザンヌ
 影響大な初期の静物画にそこかしこに見られた
 色調が、正亮の体臭のように、生きた証しのように
晩年の「Color」シリーズもも同じく確認できる時、不思議な感動を覚えるでしょう。
描き続ける”ことが“生きる”ことであった正亮は、多くの制作ノートを残しており、
展示されていたページの一部からでも、研究・思索の跡が窺え、彼にとっては
“描く”ことも“考える”ことの一部であったのだなあ、と体感できます。
ぼくは、初期の静物画に頻繁に出てくる砂糖壺のフォルムを愛しますが。

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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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