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「七津屋」新店

落語会まで間が空いていたので、軽く飲食という流れ。
大阪駅前ビル内の金券ショップ店を見て、回っていると、
立呑み処七津屋大阪駅前第2ビル店(B2F)が、
新たにオープンしているではありませんか。「七津屋」は
大阪市・京橋に創業店舗を構える老舗の立ち呑み屋で、
消費税も上がった現在、本当に“せんべろ”が楽しめる
数少ない優良店の1つ。あちらこちらに支店もあって、
さほど離れていない大阪駅前第4ビル店(B1F)の
存在を考えれば、何故に?という疑問も湧いたのです
けれども、駅前第2ビル店は12月16日の新規開店。
改修工事後、12月5日にリニューアル・オープンした
泉の広場」に、かつての「七津屋」ホワイティ梅田店
見られなかったことを思い合わせ、事実上、移転したような
形になったのかな、と推測しました。まだ浮ついた観のある
「NOMOKA」ゾーンに比して、「七津屋」は駅前ビルの方が
しっくりと来ます。大瓶ビール(360円)やガリ酎ハイを呑み、
ポテト・サラダ、牛ハラミ、おでんなどを摘まみました。
南森町に移動した後も、生煎饅頭「弄堂(ロンタン)」や
珈琲院「豆香(とうか)」を利用しましたとさ。年末年始、
様々な機会はあれど、暴飲暴食には気を付けましょう。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑むおでんおやつ

三語・三度

2019_12_20_三語・三度兄弟会 12月20日(金)19時から、「天満天神繁昌亭」にて
 第5回「三語・三度兄弟会」を聴きました。桂三語
 「平成紅梅亭」に次いで、再見。声のよく出る元気な
 落語家……桂吉弥と同じ匂いがするのですけれど、
 スポーツ好きな好青年は趣味でなく……すみません。
 前回まで「動楽亭」を使っていたそうですが、今回は
 集客に苦戦しています。ぼくの目当ては桂三度
 (=世界のナベアツ)。年齢では三度が16歳、三語
 より上で、芸歴ではさらに上回るのですが、落語家と
 しては三語の方が兄弟子。少々微妙な感じですかねぇ。
 中入り前のネタ「面白くない天才」は客層を選び、
 繁昌亭(大阪)より、喜楽館(神戸)の方が受けるだろう
 と思いました。中入り後の「代書屋」は、ポン菓子の
 「ポーン!」でサゲ。桂枝雀(2代目)スタイルが似合い、
 器用だなあと感心させられました。落語会とは関係ない
のですが、今年の第14回「繁昌亭大賞受賞者」は、大賞が桂三金で、奨励賞には
桂文鹿桂佐ん吉さんの両名が選ばれており、ぼくまで嬉しくなってしまうのです。
       ☆
桂文路郎「お忘れ物承り所」
桂三語「鉄炮勇助」
桂三度「面白くない天才」
 中入り
桂三度「代書屋」
桂三語「神津の富」

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

重吾メモ(1)

読もう、読もうと思っていても、ベストセラー小説なんて気恥ずかしい。
2~3周回って、ほとぼりが冷めたくらいがちょうど良いと思っていまして、
昭和のベストセラーで、忘れられた頃合いの黒岩重吾(1924~2003)。
ちくま文庫から、作家の原点となる西成を舞台とした短編集が2冊、
復刊されているので、手を出してみました。大阪の地誌的な目線で
読み込んでしまうのですが、引っ掛かった個所をピック・アップ。
       ☆
遣り手ばあさんの兼子はいつもきん子に、
「もうちょっと、頭の手入れして化粧もちゃんとしたら、ミス大阪でも令嬢プールでも大きな顔で勤められるのになあ」
 二つとも大きなアルサロ
である。だがきん子は顔を振る。
「うちはアルサロなんか行きとうない。もし出世できるんやったら、小料理屋でもやりたいなあ」

 ※アルバイトサロンの略。主婦や学生がアルバイトでホステスをするキャバレー。
       ☆
「アルサロ」どころか、キャバレー自体、どういう物だったか、
よくわからなくなってしまった現代ですけれども、ぼくの愛好する
ミス大阪」(「鳥よし」グループ)の前身がアルサロだったのか、
それとも、名を借りただけなのか? なかなか気になるところです。
しかし、何より、「令嬢プール」というネーミングが凄い!
       ☆
 女の視線が高男のグラスに注がれた。
「それじゃこの店で、皆さんが飲むもの、日本の安いウイスキー
 高男はかっとした。顔に血が映える。
「名前をおっしゃって下さい」
 バーテンも少し頭に来たようである。
トリスだ、トリスだ」
 と男が言った。
「僕もトリスだ」
 高男はウイスキーを一息に飲んだ。出よう、と思ったが、傍の女が放つ甘い香水の匂いが、高男をとらえて離さない。

       ☆
これも、ちょっと酷い。たまに呑むと、良いんだけどね。
贔屓にしているつもりはないけど、頑張れ、サントリー!
という気持ちになってしまいます。1人の女友達が昔、
北新地に勤めていて、常連客だった黒岩重吾から
著書を何度も頂いたそうですが、処分してしまったと述懐。

参考文献:黒岩重吾『西成山王ホテル』(ちくま文庫)

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説ウイスキー

追加給付

厚生労働省」から謎の書類が郵便受けに届いている。
“口座確認”などとあるから、新手の詐欺かと読み返してしまう。
文意が不明瞭。「雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願い
(口座確認)」……最初に、統計調査に関するお詫びから始まる文面で、
明言は避けているのだけれど、毎月勤労統計調査の不適切な取り扱いで
雇用保険の給付が誤っており(「影響が出ており」と書面上では表現)、
追加給付を(精査の上で)実施するということらしい。ぼくの受給時期は
2005年1月26日~2005年3月1日、2009年9月1日~2日、
2014年1月15日~2月12日。2004年秋頃から申請できていたはずが、
当時はそういう頭が無かったらしい。とっくに忘れてしまっていたこと。
間に細かいアルバイト等を挟むとはいえ、2004年に印刷会社を辞め、
2005年3月1日、業界紙に就職。2009年3月19日に一旦離職した上で
(2009年の9月上旬は、劇団を移る端境期)、2011年2月21日には
業界紙に復職……周知の流れがあって、2014年2月12日から現業かな。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

うに吉

2019_12_17_うに吉 当初、京都定期観光バスに乗って、
 「嵐山花灯路」を愉しむ予定だった
 ところが、生憎の雨模様。夜の降水
 確率が100%とあり、今年は見送る
 ことにしました。来年のお楽しみです。
 さて、昨年12月7日のオープンから
 店の前を通るたび、気に懸かっていた
 雲丹鍋うに吉」(大阪市北区中津
 1丁目13-13 西川ビル103)を訪ね
ました。当然の如く、鍋プログラム(25)に数え入れます。“雲丹鍋”と銘打たれている
からには、雲丹尽くしで来るのか? と、肉喰いのぼくなどは警戒していたのですが、
確かに雲丹は必ず(単品で注文した塩昆布サラダや馬肉ユッケ風にも)顔を出します
けれど、主役ではなく、脇役に徹している観。コース全体を統べるソースのベースと
見るべきでしょう。今回は雲丹鍋の通常コースをオーダー。和風だしの底に、雲丹が
ごろごろと沈んでおり、オリーブ油が表面を覆っているので、決して沸騰させないよう
注意有り。大抵の鍋料理が具材を大皿に盛って、一度に供するのと対照的に、雲丹
鍋はアラカルトのように、分けて供されるため、“コース”感が強まり、贅沢な気分を
味わえます。順番で言うと、雲丹のせカルパッチョ/鯛と三つ葉・季節の香り/伊勢
赤鶏の梅肉巻き/伊勢赤鶏炙りタタキ/霧島黒豚の本日の野菜巻き・大葉とチーズ
巻き/宮崎牛の葱とろろ昆布巻き・季節の野菜添え――単に鍋に食材を入れただけ
ではなく、鍋“料理”としての主張があります。この鍋を考案したイタリアン・シェフが
本窪田雅文氏(「sfida」は近所に在ります)と知って、何か納得。ルーティンとなり、
手を抜かないように留意することが肝要な変わり鍋ですね。市道に面しており、若干
窮屈な店内レイアウトをカジュアル感覚と受け取れるかどうかも、ポイントになりそう。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む豆腐

おい、文鹿!

12月16日(月)、事業所を定時に出ると、大阪市・南森町の
天満天神繁昌亭」へ向かいました。18時半から落語会です。
指定席ではなく、整理番号順で並ぶ必要があるので、遅刻厳禁。
通常の2件の落語会の合体企画のような体裁となっており、
桂文鹿さわやかシリーズ第2回「おい、阪下!」と、
(月亭)遊方×文鹿の第5回「新作トライアル」のコラボレーション。
今回の新作落語に、“さわやか”の文字は見えませんが、
文鹿さん曰く、(文鹿の)創作落語は全て「さわやかシリーズ」。
生真面目そうな性分と、裏腹の脇の甘さ(いい加減さ)が絶妙の
文鹿に、一見軽薄そうで気遣い怠りない遊方の組み合わせは、
安心感があります。製作秘話トークを聴いていても、全く、
予測がつかない文鹿の新作ネタは、頭で拵えた感じを受けず、
体感的に異次元の発想のよう。根本的に“変”なんだけれども、
絶妙に面白いです。定席の火鉢や照明を使った演出が最高。
打って変わって、休憩後の怪談噺も凄みを利かせていて満足。
新作に加えて、古典落語の方も磨きをかけていってほしいです。
会場を出ると、鉄板焼肉定食「ホルモン食堂」で夜食としました。
       ☆
 製作秘話トーク
桂文鹿「ガンバレ火鉢くん」
月亭遊方「ペンギン・ア・ゴーゴー」
 小仲入
桂文鹿「提灯と唐傘の恋物語」
月亭遊方「持ち物検査」
 大仲入
桂文鹿「真景累ヶ淵・宗悦殺し」

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

たまご焼き

2019_12_12_ガリガリ君リッチ_たまご焼き味 今冬の「ガリガリ君 リッチ」(赤城乳業)は、
 レーズンバターサンド味。レーズンバターは
 美味しいですよねえ。ウイスキーやワインの
 アテには最適です。とはいえ、ガリガリ君に
 再現されるものは、あくまで“風味”であって、
 まぁ、過剰な期待は禁物。それとは別個に、
 10月に発売されていた“たまご焼き味”は
 個人的に大ヒット! いや、実に美味しいの
 です。過去のナポリタン味は、その冒険心を
褒め讃えるしかない問題作でしたが、たまご焼き味は、果敢な挑戦心が実を結んだ
好例ではないでしょうか。考えてみれば、通常のアイス・クリーム自体、原材料に
卵を使用することが多いのですから、氷菓の「ガリガリ君」でも、卵への違和感は
それほど高いハードルにならなかったのだろう、と。むしろ、“茶わん蒸し味”や
オムライス味”まで攻めることも出来ただろう、と妄想してしまいます……。

参考記事:5年半ぶりの再挑戦!! ガリガリ君リッチ たまご焼き味 発売!

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テーマ : コンビニ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ

秘密=悪

年末恒例のようになっていた「劇団パロディフライ」本公演。
今年はちょっとした異変が起きており、同劇団が解散! 
座長の妹尾和夫が、新規に「せのシアター」をプロデュース。
12月14日(土)18時半、「梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ」で
その第1弾となる「お向かいは秘密基地」を観てきました。
うーむ。郷田美雄・作、妹尾和夫・演出ですから、これまでと全く
同じような……妹尾が舞台を降りたのかと言えば、かなり
重要な役柄で出てくるし、キー・パーソンなんですよねえ。
抑えているのはわかりましたけど、逆に、苦しげに見えるという。
中野良子が出演しているという驚きだけで、大女優の存在感が
どこにもつながらないもどかしさの中、終幕。劇団員以外では、
他に、中西喜美恵(元・吉本新喜劇)、黒木正浩(ヨーロッパ企画)が
目立っていました。認知症やら介護やら、難しい問題を取り入れて
みたけど、処理し切れなかった感が強く、“秘密基地”と謳いながら、
秘密基地のあるあるネタで終始し、リアル秘密基地のどきどき感が
皆無という点で、気持ちは乗れず。何よりも、舞台上の装置として
トーチカ(秘密基地)の出入り口が示されるだけ。秘密基地の内部が
一切明示されない時点で、致命的でしたか。大人目線で、外部から
眺めただけの“秘密基地”に、何の魅力があるでしょう? よい歳を
した大人たちが、目をきらきらさせて語る“秘密基地”の陳腐さが
頂けません。公序良俗に媚びるようならば、そもそも秘密は不要です。
誰かを傷付けてしまう覚悟を持てない者に、表現は無理でないかしら。
(逆から言えば、表現された以上、誰かを傷付ける可能性は常にあります)

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇

江戸落語

12月13日(金)、「月刊 笑福亭たま」を聴きに、
「天満天神繁昌亭」へお出掛け(開演18時半まで、
天神橋筋商店街の「一天」で軽く呑み喰い)。
12月号は「春風亭昇輔二つ目昇進記念」と銘打たれ、
口上も有り。笑福亭たまと昇輔の縁は、たまが
東京の高座に上がる際の付き合いから。逆に、昇輔
(前座名:瀧川あまぐ鯉)ら、若手の江戸落語家が
大阪で口座に上がる折、面倒を見てあげているという
桂米紫と、昇輔(=あまぐ鯉)の師匠である瀧川鯉朝
ゲスト出演。ちなみに、「春風亭昇輔」は鯉朝の二つ目
時代の名前でもあります。上方落語には二つ目、真打ち
などのシステムが無いので、ややこしく感じるかなぁ。
昇輔は二つ目なのに、初々しいと言うか、若々しい魅力。
鯉朝は上方落語特有の見台小拍子を愉しげに活用し、
観ているこちらも、浮き浮きさせられました。中入りで
トイレに立つと、忘れ物を捜している林家染八と遭遇。
染八は、林家小染(5代目)と入谷和女の間の子。
中入り後、昇輔の前名「あまぐ鯉」と絡めて、米紫が
自分の前名「都んぼ」についてぼやいていましたけれど、
都んぼ時代から見てきたお客様のことも、考えてほしいかな。
嫌だったのはわかるけど、それを全力で訴えられてもさ。
たまのネタは、古典と新作(月亭遊方・作)。試行錯誤は続く。
終演後は、米紫と鯉朝師匠がお見送りに立たれていました。
       ☆
(口上)瀧川あまぐ鯉改め春風亭昇輔
 笑福亭たま「蛸坊主」
 春風亭昇輔「万病円」
 笑福亭たま「元犬」
 瀧川あまぐ鯉「あいつのいない朝」
  中入り
 桂米紫「堺飛脚」
 笑福亭たま「マッシュルーム」

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語呑む

南乃福寿弁才天

トリイホール」が閉館する話は、少し前に触れました。2019_10_30_南乃福寿弁才天
旅館「上方」の跡地に建った「上方ビル」4Fに入って
いた訳ですが、「弘昌寺」の本堂に替わります。
3Fに入っている「千日亭」が拡充され、落語会などを
催せるスペースは、引き続き、確保されるようなので、
ちょっとだけ安心。ところで、上方ビルの1Fに見える
赤い鳥居……「南乃福寿弁才天」は、道頓堀の芸能の
発展を願い、平成18年(2006)に勧請されたものです。
元々、老舗旅館「上方」の後継者であった鳥居弘昌
が「上方ビル」を竣工(1991)後、平成6年(1994)10月、
京都市山科区の「勧修寺(かじゅうじ)」にて得度。千日山
「弘昌寺」開山(2012)より早い段階で、弁才天が勧請
されていることからも、道頓堀という街や文化を守りたい
という逸る想いが感じ取れます。発起人には桂米朝ら、
錚々たる面子が名を連ねており、提灯に書かれている
落語家の名前を眺めるだけでも、なかなか面白いですよ。

参考記事:千日山 弘昌寺

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡落語

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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