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呑み納め

2019_12_31_信州そば「大淀」 大晦日の昼下がり、天五中崎通商店街の「高山文庫」を
 これが見納めと目に焼き付けて、吹きすさぶ寒風の中、
 中津まで散策したのであります。15時を回ったので、
 「ジャグラー(商店)」で立ち呑み。2019年は本当によく
 使わせてもらいました。相棒のデータが飛んでしまい、
 総利用回数は出てこないのですが……トマト酎ハイを
 チェイサーにして、「おんな泣かせ」(静岡県)などを
 嗜み、妖怪泣かせ「こなき純米」(鳥取県)をお代わり。
 ラベルには、水木しげるの子泣き爺のイラスト有り。
 中津周辺も大方の店は閉まっていましたけれど、
 営業中と確認済みの「大淀 信州そば」(大阪市北区
 豊崎3丁目15−3)を訪問しました。駐車場を挟んで、
 グリル「アイの西隣に在ります。12月31日とあって、
 昼時分はとうに過ぎているのに、地元民らが家族を
 連れて、ひっきりなしに入ってきていました。「昭和」やら
「家庭」やらといった言葉が脳裏を過ります。板わさを摘まみ、熱燗を飲り、田舎蕎麦を
美味しく頂きました。お品書きに見つけた“名代コロコロそば”が気になりますねぇ。
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テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 蕎麦呑む漫画

献灯提灯

2019_12_29_01_露天神社
2019_12_29_02_露天神社
 押し迫る年の暮れ、「露天神社
 (=お初天神)の境内も、年始の
 参拝客に合わせ、準備を徐々に
 進めているようで、足場や構造物が
 組まれていくのを大道具気分で
 眺めるのは、なかなか楽しいもの。
 名入れされた献灯提灯を一つひとつ
 観察するのも興味深く、12月29日
 撮影分の画像を掲げてみました。
 拝殿に向かって西側が上画像で、
 まず、筆頭に安藤忠雄! 歌舞伎
 役者の中村雁治郎中村扇雀
 続きます。拝殿に向かって東側は
 坂田藤十郎。そして、落語家として
 桂文枝。“六代”と書き足さねば
 ならないところが、痛し痒し。落語
 ファンにとってこそ「文枝」。世間的
 にはどうしても、タレントの桂三枝
意地悪な見方かしら。だって、歌舞伎役者の方は、何代と記していないのですから。

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建物建築落語

文楽友の会

帰宅すると、封書が届いていて、何やら
見覚えのあるイラストが……数週間前に
申し込んでいた「国立文楽劇場 友の会」に
入会できたようです。審査が通らないのかと
危惧していました(会員証自体はまだ未到着)。
ここ数年、毎公演に足を運んでいて、そろそろ、
基本はわかってきたかなあ、と自己判断の上、
特典等を勘案して、入会しても問題無いか、と。
文楽公演プログラム引換券1枚が同封されて
いました。近々では、1月3日(金)~26日(日)の
初春文楽公演」が迫ってきています。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

黒い10枚[2018年]

黒い10枚[2018年] 相棒を失くし、「PortaBase」に入力済みの
 データも失われたことを言い訳にしたいけれど、
 時間を見つけて、フィジカル盤の音楽データを
 再入力。それだけでなく、リアル・タイムで聴く
 という音楽の在り方が、近年、ずれてしまって
 きた感が強いから。新譜よりも、旧盤・名盤を
 購入する方が明らかに多くなっていてねぇ。
 ともあれ、今回も1年遅れとなっていますが、
 2018年の愛聴盤10枚をセレクトしてみました。
       ☆
1. JANELLE MONAE 『DIRTY COMPUTER』
2. ELLA MAI
3. GEORGIA ANN MULDROW 『OVERLOAD』
4. PARLIAMENT 『MEDICAID FRAUD DOGG』
5. ZAPP 『Ⅶ Roger & friends』
6. BRANDON COLEMAN 『RESISTANCE』
7. MESHELL NDEGEOCELLO 『VENTRILOQUISM』
8. THE WEEKND 『MY DEAR MELANCHOLY,』
9. SNOOP DOGG PRESENTS 『BIBLE OF LOVE』
10. PRINCE 『PIANO & A MICROPHONE 1983』
       ☆
デビュー当初から推し続けてきたジャネール・モネイは、
殿下の遺志を継ぐ者であり、何より“自由”を大切にする
戦士です。今回は従来のコンセプトから逸脱した観はあるも、
その分、1曲1曲、粒立った印象。カラフルな玩具箱のような
中でも、殿下トリビュートな「Make Me Feel」が最高。
2.は「Boo'd Up」だけで、もう十分。エラ・メイのような新人が
出てくるから、懐古老人にはなり切れないのよねぇ、と。
一方、懐古厨で文句あるのか!と開き直りたくなる、大ベテランの
4.と5.……パーラメント、いや、George Clinton は妖怪だから、
時代なんかどうでもいいのです。もうツアーはしない(出来ない)
と宣言していますが、後1枚、ソロ名義のアルバムが欲しい。
Funkadelic の最新作(2014)よりパーラメント最新作の方が
好みだったかな。どちらも、曲数を絞り込んでくれてよいけれど。
ザップロジャーがいなくても、ザップらしさを残そうとする
健気さが嬉しい。ゲスト頼りと言われようが、冒頭3曲で良し。
年末28日(土)、「ビルボードライブ大阪」でのザップのライブは
行きたかったのですが、諸般の事情で、参加できませんでした。
ブランドン・コールマンミシェル姐さんのライヴも良かったなぁ
と思い出します。3.のジョージア・アン・マルドロウは、
『Seeds』(2012)からのファンで、隙の無い作品に痺れます。
一言で言うと、一般受けしていない Erykah Badu でしょうか。
ザ・ウィークエンドは悪くなかったし、好きな路線だったのに、
凄く昔に聴いたような感覚……一瞬にして消費されてしまったのか、
怖く感じます。スヌープ・ドッグのゴスペル・アルバムは、まだまだ
聴き込む必要有り。殿下の未発表音源(1983)に心ときめくのは当然
だけれど、狭いファン向けのリリースに見えなくもなく、先行きを懸念。
あと、Keith Sweat も健在で、『PLAYING FOR KEEPS』を発表。
Charles Bradley の『BLACK VELVET』も2018年のリリースでしたか。

テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

高山閉店

寝床の脇に山と積み上がった書籍やCD、DVDを
整理しながら、不要というか、手元に留めておく
必要性は無いと思われる本を選り出して、部屋を出る。
日の暮れるのが早いなと感じつつ、冬空に目を遣って
天神橋筋を渡り、天五中崎通商店街のアーケードへ。
年に1、2回足を運ぶかどうかに頻度の落ちていた
高山文庫」(大阪市北区浪花町4-12)を訪ねれば、
赤い書棚が妙にすっきりしていて、空所が目立ち、
心をざわつかせながら、奥のレジに向かうと、
店主の高山さんが「もう、年内で店を閉めるねん」。
心なしか、肉が落ち、肌の張りが無くなっているようで
……とっさには労いの言葉も出てこず、無様に
黙り込んだまま、外へ出れば、店頭の看板の文字
「買受けします」(原文ママ)の「買受け」の上に「×」が
大きく書かれていることに気付く。高山さんは親切にも
他の古本屋を紹介してくれたけれど、“本を読む人”に
本を買い取ってもらいたいのであって、知らないお店や
大手チェーン店にいきなり持ち込むのは、嫌なのね。
嗚呼、いつか、ぼくの新刊本をまとめて並べさせてもらう
という、ささやかな夢は叶えられないままに終焉。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

OpenJDK

「日本トータルシステム」のグループウェア「GroupSession」を使用中。
ところで、来年1月14日に Windows7 のサポート期間が終了します。
OSを Windows10 にアップグレードするに当たって、GroupSession も
更新する必要有り。同グループウェアはJava を使用して作成されている
から、Java のアップデートも併せて図らなければならない。従来は「Java 8
Oracle JDK 8)」を利用していたのですが、現行の「Java 11Oracle
JDK 11
)」は有償版。同等の内容の「OpenJDK 11」もあるにはある
のですが、次期バージョンごとの手続き(サポート期間=半年)が煩瑣で、
やれんなあ、と。今後の脆弱性の問題が不透明ではあれ、日本トータル
システムが推奨する「AdoptOpenJDK」をインストールして、様子見です。
       ☆
Java はプログラミング言語の一種で、「Sun Microsystems」が開発元。
世界シェアでは、Python に次いで2位。サン・マイクロシステムズは2010年
1月27日、「Oracle」社に買収され、Java 開発もオラクルに引き継がれました。
その昔、サンとマイクロソフトはJava のライセンスをめぐって訴訟沙汰になった
ケースがあり、その恨みから、Window10 のブラウザ「Microsoft Edge」は
Java プラグイン非対応を打ち出したのだろうか?などと勘繰っているところ。

参考記事:Oracle JDKとOpenJDKを比較

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

tag : つぶやき

忘年会直前

2019_12_24_「幸せのパンケーキ」 さぁ、扇町へ、「ごますりちゃんこ」へ
 向かうぞ! 勇み立ち、「泉の広場
 北東の階段を昇って、地上に出た訳
 ですよ。そうしたらば、いつもは長蛇の
 列がビル角を回り込んでしまっている
 「幸せのパンケーキ」(梅田 阪急
 東通り店)が、空いているのを目にして
 ……“雨風”だったら、飛び込むよね。
 昨年6月23日にオープンして、国内23
店舗目、梅田で2店舗目。生地のふわふわさ加減だけならば、後発のパンケーキ店が
凌駕していたりすることがあるにせよ(ふわとろ感だけをやたらと強調するたこ焼き屋を
ぼくは信用しません)、このくらいの味と食感のバランスが、多幸感につながるような
気がするなぁ……と、“幸せ”とは無縁の生き物が呟いてみたりして。季節のフレッシュ
フルーツ・パンケーキとエスプレッソを賞味しながら、インバウンド客だらけの「gram
とはまた異なり、女子高生グループと、曰くありげな年の差カップルの間に挟まれて、
阪急東通商店街という土地柄を思うのでした。前哨戦はそこまで。その後、きちんと
「ごますりちゃんこ」を訪れ、絶品の鍋を堪能しました。Xマス・イヴのせいか、他の客が
やって来ず、掘り炬燵の間を借り切り状態。女将(2代目?)に面倒を見てもらいつつ、
熱燗から白ワインのボトルに切り替え、軟らかい蛸も追加注文し、雑炊で締めました。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ呑む

忘年会前に

12月24日(火)18時から、忘年会の
2019_12_24_「新潟をこめ」_1
2019_12_24_「新潟をこめ」_2

予約を入れていました。毎年末、定番
となっている「ごますりちゃんこ」です。
しかし、その前にチェックしておきたい
物販店がありまして……リニューアル
された「泉の広場(の西側)扇町ゾーン
に出来ている「新潟をこめ」。以前、
ホワイティうめだに入っていたアンテナ
・ショップ「じょんのび にいがた」が
前身でしょう。一時期、試験的に運営
されていた立ち呑み処を店内に設え、
コの字形のカウンターは、13人程度が
利用できます。野沢菜の漬物、栃尾
揚げ
、スナック3種盛り、越後豆腐
アテにして、新酒3種飲み比べセット
(800円)を頂きました。この日は――
「八海山」しぼりたて原酒「越後で候
(青越後)、よしかわ杜氏「天恵楽
純米しぼりたて生原酒、「加賀の井
純米吟醸しぼりたて生。調子に乗って、「八海山
純米吟醸、「松乃井 オンナの辛口」などもお代わり。
新潟県だけでなく、全国都道府県のアンテナ・ショップが
集中してくれれば、楽しいな。そう言えば、“日本元祖スキー漢(おとこ)
レルヒさん”の姿が見えなくて、店員さんにアピールしておきました。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む豆腐ゆるキャラ

ガリT当り

今冬、相棒SHARP ZaurusSL-C860」)を失ってから、
まだ、原状回復できていなくて、「ZEditor」での日記を
断念した結果、1か月前からこの方、日々、何をしてきたか、
ほとんど覚えていないのよね。ぼけているのではないかしら。
それとも、世間の皆様方は、何月何日何時頃、自分がどこで
何をやっていたか? 何を考えていたか? 思い出せなくとも、
気にならないのかな? 動物じゃないか(ぼくは意識的な獣)!
       ☆
事業所に正午(正確には11時50分)出勤するシフトの日、
露天神社」に近い「ファミリーマート」(お初天神通り店)に
立ち寄ると、「ガリガリ君 リッチたまご焼き味が今なお
取り扱われているのを確認。妙に嬉しくなって、出勤前に購入。
(在庫処分のためか、1本75円の特別価格で販売していました)
お初天神の境内で、ガリガリ君を食べていると、アイスの棒に
ガリT当り お店では交換できません」の文字が現れました。
Tシャツが当たっただけで大喜びはしませんが、帰宅して検索。
ガリガリ君オリジナルTシャツは、応募時期でデザインが変わる
らしく、現在(VOL.37)のデザインは寒々しく見えるので、
時期をずらして(2月1日~)応募しようと考えている次第です。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : モバイルおやつ

重吾メモ(2)

 夕食は芝生で行われた。四角い鉄の板で肉やネギをいためながら食べる、ジンギスカン料理である。もちろん浅香は食べたのは初めてであった。内海も弥吉も酒で赤くなっている。内海は食事の席で、秘書になってくれ、と頼み始めた。
       ☆
黒岩重吾の短編「虹の十字架」の初出は「小説中央公論」1958年8月号。
当時は、まだジンギスカン)が一般的でなかった、ジンギスカンの型が
成立していなかった、という事情が読み取れます。大阪市・日本橋に在る
羊肉串店故郷」で食べられるような“烤羊肉”が原型で、中央部が膨らんだ
ジンギスカン鍋の普及は、第二次世界大戦後に始まります。文中、「鍋」
ではなく、「ジンギスカン料理」と表記されているのがポイント。串焼きから
鍋へ至る過渡期の形態が、「四角い鉄の板」なのでしょう。関西人的には、
鉄板というだけで(お好み焼き同様)、鉄工所~戦後日本への連想が働きます。
       ☆
「今日刑事さん、部長さんのことについて、変な質問しましたわ」
 と茎子はいった。国本ははっとしてあたりを窺った。幸いあたりに社の人間はいないようであった。国本は慌てて、停車した車に茎子を乗せた。国本は茎子を中之島のかき船に連れて行った。仲居が去ると部屋の中では二人だけである。

       ☆
大阪市・中之島の淀屋橋辺りに、まだ1軒(?)だけ、牡蠣船が残っている
訳でして、行けるうちに行っておかなければ……と思いつつ、なかなか、
時間が取れないし、いろいろと気後れする条件も揃っていましてねえ。
しかし、ネタとしても、万全を期して訪問したいものです、「かき広」。

参考文献:黒岩重吾『飛田ホテル』(ちくま文庫)

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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