★ 2016年1月に読んだ本 ★

仲川浩世『TOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする』(こう書房)……再読。
『平成二十八年 新春名宝展』(四天王寺勧学部)
 ……内容は、「聖徳太子」を伝える―聖徳太子絵伝と太子ゆかりの宝物―/
 四天王寺五重塔―1400年の歴史―。
『おもしろい宇宙』(〓出版社)     ※「〓」=「木」偏+「世」。読みは「えい」。
新井由己『だもんで静岡おでん』(静岡新聞社)
新井由己『とことんおでん紀行』(凱風社)……マイ・クラシック。
夏目漱石『夢十夜』(青空文庫)……マイ・クラシック。
アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫)……マイ・クラシック。
青木翼『自動車事故に群がる奴ら』(評言社)
マックス・エルンスト『百頭女』(河出文庫)
久野健『願成就院』(中央公論美術出版)
『新潮美術文庫26 モネ』(新潮社)
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

お米とお豆腐

大阪能楽会館 1月31日(日)14時開演の落語と狂言の会
 「お米とお豆腐」を鑑賞に出掛ける。
 (前日の電話で、当日券が残っていることも確認済み)
 きちんとした形で、狂言に触れるのは初めて。
 ちょっとばかし、緊張している。
 会場は大阪市北区西の大阪能楽会館
 周辺には、入場者らしき人々がちらほら。
 ……やはり、年配の方、着物客も多いなぁ。
 同会館は能楽専用のホールで、総桧造りの本舞台。
 白州が舞台を囲み、ちゃんと橋懸りも設置。
 まだ正月公演となるため、橋懸りから本舞台にかけての
 梁には注連縄が飾られていた。あぁ、おめでたい。

お米とお豆腐五色の揚幕から出て来た4人で口上。
(あ、若干1名が勾欄を跨いで登場したか!)
狂言師2人、落語家と落語作家(脚本家?)で計4人。
狂言の茂山千五郎家の家訓が「お豆腐狂言
――広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い。
そんなお豆腐に、“お米”として加わるのが故・朝一門。
「お米とお豆腐」は落語と狂言のコラボレーションな訳。
落語は桂文之助「餅屋問答」、狂言は「仏師」。
田舎者を茂山七五三、すっぱを茂山あきらが演じる。
最後に、小佐田定雄・脚本の“落言”「神くらべ」。
落語の中に狂言が乱入し、フュージョンしてしまう趣向。
……う~ん。初体験の狂言は、往年のドリフでした!
高尚な古典芸能といったイメージをとことん裏切って、
ひたすらにべた。さっくりと、面白かったのです。会場を笑顔で出られる、っていいよね。

テーマ : 能・狂言
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 落語 狂言

姉さん、男前!

カテゴリーは「日記 2016」だが、2015年のことを記す。
(感想を伝えようと約束したはずなのに、もう1か月以上が経つ)
……昨年12月13日(日)、マチネー公演を観に行った。
知り合いのチャーミングな方が出演していて、観劇に誘われたから。
元々、ぼくは小劇団が好きだ。舞台関係の仕事に就いていたこともある。
二つ返事で乗った。契約仕事を午前中で終え、大阪・茶屋町へ向かった。


劇団パロディフライ 第25回本公演
『姉さん、男前!』は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。
今回は全3回公演で、ぼくは12月13日13時から鑑賞。
座長を務め、主演を張る妹尾和夫さん……どうも覚えがある
と思っていたらば、関西では有名なラジオ・パーソナリティ。あの妹尾さんだった。
となると、標榜する“ハートウォーミング”なお芝居となるも必至。
青い演劇談義に陥りがちな小劇団臭とは縁遠い、わかりやすい娯楽劇だった。
       ☆
脚本はABC朝日放送の郷田美雄さん。本人曰く“攻めている”という内容は、
メキシコに始まり、シベリア(東欧?)で大団円。一応、世界を股にかけた展開。
近藤春子「姉さん」(安井牧子)を中心に、それなりの大立ち回りも仕込まれた上で、
土方明(妹尾和夫)と今は亡き親友・総一郎(三輪浩伸)の恋の行方を追う格好だ。
アクションの中心を担うヒロインは「姉さん」ながら、心理的な焦点は明に当たる。
家業の神主を継いだ明だから、メインの舞台は田舎の廃業寸前の小さな神社。
その地域に住まう後輩の医者・次郎(岩崎なおあき)や氏子らが、
土方の余命半年(→誤診)と知らされ、急遽帰国した春子姉さんに振り回され……。
       ☆
対幻想には、隠された三角関係が常に潜むのか? ぶっちゃけ、あだち充『タッチ』w
明の総一郎へのコンプレックスと、春子姉さんへの恋心が主軸となります。
そうなると、ついつい頭をもたげてくる疑問は、明のどこに魅力があったのか? 
そもそも、春子姉さんは明のどこに惚れたのか……? 
脚本には明言されてないようですし、特に明示的な場面も設けられてないような。
けれども、観客は、姉さんが明にずっと恋し続けてきたことを疑い得ません。
明と姉さんがハッピー・エンドで結ばれる終幕を当然のものと受け入れます。
それこそが、劇団PFの心柱であり、主宰となる妹尾さんの役者の力なのでしょう。

ラストは、再び国境を越えた春子姉さんと、彼女を追って出国した明の場面。
中盤で彼らを支えた神社周辺の住民らとの絡みが欲しいなぁ、
どう処理するんだろうなぁ? と気に懸かっていたところ、
SNSを持ち出してきたので、にやりとさせられました。時代への目配り。

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇

Chao Sai Gon

前週末(1月22日)、ランチに利用したフレンチ・ベトナム料理のお店は
「APAホテル 大阪肥後橋駅前店」30階に位置する「チャオ サイゴン」。
30階だけあって、見晴らしが良いので、夜は素敵かと思われ……
当日は40年ぶりの大寒波の直前とあって、テラス席に出るのはご遠慮。
以前にあったとかいうハーフ・バイキングには未練も無いし、
ぼくはベトナム定食、相方はランチAコースをオーダー。
プラス、各自でベトナムワイン飲み比べセット、ベトナム焼酎飲み比べセット。
定番の生春巻き、牛肉のフォーも美味しかったけど、ベトナム焼酎が最高。
       ☆
いずれの飲み比べセットも3個のグラスが供された訳だけど、
焼酎はネプモイ(NEP MOI)、ルアモイ(LUA MOI)、ネプカム(NEP CAM)の3種。
順番にアルコール度数は、39.5°、45°、29.5°だった。
ネプカムは赤っぽい色味や甘味が(醸造酒ではあるけど)紹興酒のよう。
ルアモイは度数は割ときつめなのに、甘ったるくて、懐かしい風味。
ネプモイは黄色もち米に、シナモン等の加わった麹で作られたウオツカらしく、
ナッツを髣髴とさせるフレイバーが恋しくて、グラスでお代わりしてしまったよ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

黒い10枚[2015年]

1. Snoop Dogg 『BUSH』
2. Tuxedo 『Tuxedo』
3. THE WEEKND 『BEAUTY BEHIND THE MADNESS』
4. Van Hunt 『The Fun Rises, The Fun Sets.』
5. MARK RONSON 『UPTOWN SPECIAL.』
6. PRINCE 『HITNRUN phase one』
7. CHILLY GONZALES 『CHAMBERS』
8. DR. DRE 『Compton A SOUNDTRACK BY DR. DRE』
9. DAM-FUNK 『invite the light』
10. LEDISI 『The Intimate Truth』       (順不同)
       ☆
随分と保守的な耳だなあ、と思いつつも、BBA2015
正直、聴き倒した盤を選ぶとこんな感じなのね。
スヌープ、タキシード、マーク・ロンソンは懐メロ。
一回り、二回りしても、良い物は良いんだ。
「Uptown Funk」は瞬時に腰疼かせる破壊力。
ザ・ウィーケンドは遂に大化けしたねぇ!
内容的には、ヴァン・ハントも文句無し。
ゴンザレスはレコード会社的に売り方で困る?!
殿下の phase two フィジカル盤はまだか?
デイム・ファンクの来日ライヴには行けず……。

テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

惑乱、私の妹、百頭女。

2015年9月25日(金)、京都市美術館に「ルーヴル美術館展」と併せて、
マグリット展」も観に行ったのね。
(マグリットと比べて、テーマの絞りにくいルーヴルに客の群がっていたのが意外)
その時、南雄介、福満葉子『もっと知りたいマグリット 生涯と作品』を一読。
元々、美術書大好きだった子供時代の記憶が蘇り、
巖谷國士『シュルレアリスムとは何か』を読み耽り、
アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』を巖谷國士・訳で読み直し。
その流れで手を出したマックス・エルンスト『百頭女』も1月27日に読了(?)。
「読む」という概念と、これほど懸け離れた行為を強いられる書物も珍しいけど。
       ☆
巖谷が執念く説いていることになるけれど、
シュルレアリスム」は「シュル(sur)」+「レアリスム(realsime)」でなく、
渾然一体となった概念であるということ。
※そこから「シュール・リアリズム」のような「中黒(・)」入りの誤訳への痛罵も極まる。
超現実は「現実」の向こうにある何か(非現実)でなく、
現実そのものが超現実である、という透徹した視座を発見するものだから。
ぼくらは視覚映像に形(Gestalt)を与えることから始まり、
世界で起こる事象に物語を与え、意味を与えることに安住し、退屈すら覚える。
反して、ありきたりの図像と言葉とのコラージュから成る『百頭女』は、
いかような意味からも身を擦り抜けていくから、未来永劫、魅惑的であり、悩ましい。

参考文献:南雄介、福満葉子『もっと知りたいマグリット 生涯と作品』(東京美術)
      巖谷國士『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)
      アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫)
      マックス・エルンスト『百頭女』(河出文庫)

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術 小説

餃々再会

その昔、大阪市北区西天満に本社の在った「関西テレビ」が扇町公園に移転した頃、
JR大阪環状線・天満駅前にも浪花ひと口餃子餃々」が出来たかと記憶している。
その頃は、よく利用したもんだなぁ……。
あの時分は、現在、回転寿司「マリンポリス」が在る所は「ローソン」だったかな。
変わり種餃子や、パリパリの皮と小ぶりなサイズが、スナック感覚でナイスだった。
嫌いになった訳ではないけど、飽きたのか、他にチェックすべき店が増えたのか? 
近年、利用する機会が無くなっていたのだけれど、
先頃、DDハウスを訪ねた際に、「餃々」梅田店が目に入り、懐かしいような感覚。
(天満店はいつも目に留まっていたところで、何も感じなくなってきているのに)
店員は口数少ない中国人。メニューも劇的な変化を遂げている訳ではない。
スタンド・カレーの一スタンダードに落ち着いた「ココイチ」のように、「餃々」も定番化か。
でも、それも有りだよなぁ。狭苦しいカウンターで、茶碗酒をあおりながら、しみじみと。
……デザートに、チョコ餃子とバニラ・アイスを頼んだけれど。
       ☆
お勘定の際、貰ったポイント・カードに、「餃子計画グループ」として
焼賣太樓」が名を連ねていたのには、少しびっくり。
昔だと桜橋店、今現在だとホワイティうめだ店をよく使わせてもらっています。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

レジェール

ケーキ三種そもそもの切っかけは、大阪・天満のバル・イベント
一食即発 PREMIUM 2014」だった。
いつものように……いつにもまして、ぼくは呑み屋を回った。
女友達(夫妻)も同伴だった。お酒はもちろんだが、
ぼくは、甘い物にも目がない生き物だった。
ケーキをアテに、酒が呑める! 行きたぃよぉ!!」
「……何、それ。気持ち悪い」
飲兵衛夫妻に、ぼくの希望は潰えさせられたのである。
       ☆
その後、同志もちらほら見つかり、利用することの叶った
パティスリー「レジェール」。バーなので、深夜営業も当前。
甘い洋菓子をぱくつきつつ、ウイスキーで喉を湿らす至福
……カロリー計算なんか怖くないという無敵感、多幸感。
あと、もうひとつ。街のケーキ屋さんが早仕舞いをして、
どうにも手ぶらで帰れない夜更けには、テイク・アウトも可能なのだった。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

寒波にゃ

梅田の空この日(1月24日)、大寒波が襲来。
西日本で記録的な大雪を記録。
約40年ぶりに1度というレベルだったらしい。
この前後、交通事故・障害も酷かったなぁ……。
右の画像は、同日午前9時23分の梅田上空。
子供体温のぼくは、いつもどおりの薄着で、
契約先に入って業務をこなし、22時半まで残業。
夜食に、カレーうどんを食べたっけ。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

孤独の捏造

大阪の中之島公会堂で、同人の定例合評会が開かれる。
(同人の名は伏せておこう。隠すほどではないが、言い立てることでもないし)
18時半からの開始か、19時からだったか、いつも惑わされる。
今回はI さんの提出した短編作品を皆で合評。
その後、「坐・和民」で新年会を兼ねての呑み会。
同人と同人誌は別の存在であり、
同人誌を発行するための集まりでないことを再確認。
出版・編集を手掛けた者なら、誰でもわかっていることだが、
同人誌という“物”を作るだけなら、どうにだって出来る。
最終的に、書き手は孤独な存在だ。さみしいのは当然
……ただし、その単独性を固有のものとして特権化しないこと。
さみしい者が さみしい者と テクストを通してつながる。
そこに書き手/読み手といった不可逆的な階層は存在しない。
独りでしかあり得ないから、独りであることが痛いほどにわかる。
その逆説を忘れてしまった時、人はわかった風な人情家に堕する。

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 同人

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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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