レジェール

「一食即発 PREMIUM 2014」だった。
いつものように……いつにもまして、ぼくは呑み屋を回った。
女友達(夫妻)も同伴だった。お酒はもちろんだが、
ぼくは、甘い物にも目がない生き物だった。
「ケーキをアテに、酒が呑める! 行きたぃよぉ!!」
「……何、それ。気持ち悪い」
飲兵衛夫妻に、ぼくの希望は潰えさせられたのである。
☆
その後、同志もちらほら見つかり、利用することの叶った
パティスリー「レジェール」。バーなので、深夜営業も当前。
甘い洋菓子をぱくつきつつ、ウイスキーで喉を湿らす至福
……カロリー計算なんか怖くないという無敵感、多幸感。
あと、もうひとつ。街のケーキ屋さんが早仕舞いをして、
どうにも手ぶらで帰れない夜更けには、テイク・アウトも可能なのだった。
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