海龍王寺再訪

4月5日(火)、「法華寺」再訪の足で拝観。
同寺と「法華寺」は至近距離に位置します。
光明皇后の皇后宮(=法華寺)の
北東隅に在ることから、別名「隅寺」です。
西金堂内に国宝「五重小塔」が在ります。
工芸品ではなく、“建造物”として国宝指定。
総高4.01メートルのミニチュアなのですが、
分解したい、組み立てたい、塗装したい!
プラモ魂をそそられずにはいられません。
海龍王寺は小さいながらも、バラエティー

豊かな秘宝の数々でいっぱいです。
おもちゃ箱を引っ繰り返したような わくわく感。
が、ぼくの目当ては、やはり仏像でした。
春季特別公開「十一面観音特別開帳」!
昭和28年(1953)まで秘仏だったため、
保存状態が良好で、肌の金泥が目に眩しい。
個人的には、もう少し、汚しが欲しいなどと
罰当たりなことを考えてしまいますが……。
鎌倉時代の作で、像高94センチメートル。
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