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中も津屋

中も津屋本店 京都を離れ、JR京都線(新快速)で新大阪へ。
 地下鉄に乗り換え、中津1番出口を上がる。
 もつ鍋の「中も津屋」はすぐに見つかります。
 何やらTVのラーメンを扱った番組で、
 関西代表にもなった店主の手掛けるお店。
 開店すぐに飛び込んだのですが、予約で満席
 の中、1つだけ空いていた小テーブルに!
 突き出しの柚子大根から美味しくて、感動。
 どの一品物もなかなか小技が効いています。
メインのもつ鍋(白)は味噌仕立てでした。
しかし、何より吞み放題の内容に驚愕。セルフで注ぐ日本酒、焼酎などが高レベル。
お客様をあしらう大将のキャラも、あくまで丁重さの線は外れず、やわらかくて……。
先頃、愛知~静岡の辺りへ行っていたそうで、地域の餃子の話などを伺いました。
大阪・天満に住んでいて、他の街のことをそう羨ましがることは少ないのですが、
この店は歩いて行ける距離にあると重宝するだろうなあ、といたく感心したのです。

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テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

水の形

5月20日(金)、JR京都駅から徒歩10分少々。龍谷ミュージアム
龍谷ミュージアムで開催中(~5月29日)の
特別展「水 神秘のかたち」を鑑賞しました。
強烈な日差しに直撃されながら歩を進め、
西本願寺向かいのミュージアムに身を休め。
生命の根源である水に焦点を当て、
仏教美術における水との関わりの深い名品が
2~3Fで企画展示されていました。

ぼくの目当ては自然、仏像ですから、
“水の聖地”の女神とされる弁財天(=サラスヴァティー)に目を奪われます。
メインを張る格好の「弁才天坐像」は、滋賀県「MIHO MUSEUM」からの出品。
同館は2012年11月3日に訪れたことがあるので、再会したことになるのかも……。
日本三大弁天(滋賀・竹生島、広島・厳島、神奈川・江の島)に加え、
奈良・天川村も紹介されていましたが、いつの日か、拝観に行けたらよいなあ。

さて、弁財天の作例として、八臂宇賀弁財天があります。
弁財天の頭頂部に、翁(or 女)面蛇体の宇賀神を戴く格好ですが、
宇賀神単体で祀られている場合もあるのです。
東京・心源院からは、木食白道の宇賀神像が出品されていました。
(目当てのひとつ、大阪・本山寺の宇賀神像は5月5日までの展示だったので残念)
「宇賀」は「宇迦之御魂神(うかのみたま)」あるいは「宇迦耶(うがや)」に由来?

また、ミュージアム・シアターや2Fで復元展示されていた新疆ウイグル自治区・
トルファンの「ベゼクリク石窟寺院」の色彩絢爛たる壁画も見応えがありましたよ。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像美術

リラックマ尋常品

20160516_2 「ローソン」で展開「春のリラックマ フェア」も
 残り1か月を切りましたか(~6月6日)。
 各店先着50個だった限定バージョンも
 ほとんど残ってないように見受けられます。
 スタートこそ出遅れましたが、ぼく自身は
 3月31日、4月14日、4月29日の計3回、
 セットで「リラックマにっこりグラス」と
 「コリラックマにっこりボウル」を入手済み。
 5月16日(月)帰宅時、「ローソン」に寄り、
かならずもらえる”賞品2種に交換完了。
リラックマ クリアグラス」と「リラックマにっこりボウル」です。
このペースだと、もう1セット(グラス&ボウル)は行けそうな気がします。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

ポテト/じゃがいも

コンビニで見つけてしまった地域食品?! ぐんまちゃんやきそば
商品名「ぐんまちゃん やきそば」に偽りなく、
ゆるキャラの“ぐんまちゃん”を起用。
ぐんまちゃんは正確には2代目となりますが、
群馬県のPR活動のため、当初のゆうまちゃん
2008年、“ぐんまちゃん”を襲名したようです。

製造者「大黒食品工業」の所在地が
群馬県佐波郡玉村町となりますから、
群馬つながりで、不思議は無いようでいて、
売りが“ホクホク ポテト入り”なんですねえ。
ポテト入り焼きそば」と言えば、栃木県のイメージが強い? 
「Wikipedia」で調べてみると、ポテト入り焼きそばを名物とする地域は、
栃木県足利市、群馬県桐生市とされていました。地図で調べてみたところ、
玉村町と桐生市、それほど離れている訳でもなさそうですが……。
ちなみに、栃木県栃木市のB級グルメが「じゃがいも入り焼きそば」。
肉の代わりに、じゃがいもを使用しているのは同じ。名称の違いは何なのでしょう? 

テーマ : コンビニ
ジャンル : グルメ

tag : 地域食品

モリムラ

写真撮影OK 大阪・中之島の「国立国際美術館」で開催中、
 「森村泰昌:自画像の美術史
 ―『私』と『わたし』が出会うとき―
」を鑑賞しました。
 森村先生はかつて大阪・玉造にスタジオを構えていた
 というような噂を聞いたこともあって、
 勝手な親近感を覚えつつ、その頃からだけでも、
 ン十年、セルフ・ポートレイト写真を発表しています。
 国際的に評価されるようになったのは、
 絵画の登場人物に扮した美術史シリーズでしょうか。
 さらに自画像を中心に据え始めて以降、
 西欧の近代絵画とは何か? 画家とは何者か? 
 そもそも、“”とは何者か?と追究を深めていきます。
絵画とも、写真とも言い切れないような緩衝地帯で。

哲学的な設問を投げかけているようで、根っこの部分ではポップ。
その著作同様に、はっきり言って、べたで、わかりやすいです。
現代美術がどうのこうのと小難しいことを論じる以前に、
森村泰昌の作品を前にした人々は、皆、幸せそうに笑うはず。
美術ヲタクをこじらせた挙げ句、コスプレごっこをやっているように見えるんですもの。
それで何が悪い?と、森村の創作姿勢には微塵の揺るぎも無いようです。
(初っ端から「写真撮影OK!!」の立て札に、気分を高揚させてもらいましたし)

13枚のカラー写真から成る「画家が見つめようとしたもの:ベラスケス」は圧巻。
パート2となる映像作品(60分超)「―『私』と『わたし』が出会うとき―」でも、
森村自身を加えた芸術家たち13人の一人にベラスケスも取り上げられていましたが、
マルセル・デュシャンは不在という形式での出演?!)
個々の芸術家に、自画像という外枠から入り込みつつも、
本人になり切って、内声で語り分けていくというスタイルが、
否も応もなく、近代文学的であることだなあ、と感嘆していました。
(……デュシャンの在り方は例外として)
最終上映が始まってから飛び込んだので、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、
数名のパートを見逃してしまいましたが、単行本で後日、補完しておきます。

青春の自画像レンブラントの遺言子供のためのアンリ・ルソー 












参考文献:森村泰昌『踏みはずす美術史』(講談社現代新書)
       森村泰昌『美術の解剖学講義』(ちくま学芸文庫)
       森村泰昌『時を駆ける美術』(光文社知恵の森文庫)
       森村泰昌『超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話』(ちくま学芸文庫)

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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術特撮

前日、白ワインだけに抑えたとはいえ、少々、頭の重かった日曜日(5月15日)。
朝方から契約仕事が入っていましたが、ぼちぼちとこなし、夕刻には復調。
約束の刻限には上がり、まっすぐに帰宅するつもりでしたが、相方とふらふら。
大阪は曽根崎警察署の裏手に在る SAKE BAR(ほまれ)」に潜入してみました。

店名に違わず、地酒の品揃えはなかなか。誉
この夜はのメニューが売りでした。
お魚だけでなく、鶏や野菜も美味です。
とりあえず、ぼくは壁に張り出されていて、
目についた“おでん6種盛り”からオーダー。
おでんプログラム(7)」に数え入れますか。
肝腎のお酒の方は、静岡の「磯自慢」を。
甘過ぎず、辛くもなく、たおやかな風味に安堵。
お代わりの連続で、全部空けてしまったので、
最後は山形の「出羽桜」で締めましたよ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑むおでん

音と比喩

5月14日(土)18時から、大阪・谷町六丁目で開かれる
有志による小説の勉強会に参加しました。今回で第21回を数えます。
主宰を除くと、ぼくは皆勤賞……“言い出しっぺ”の責任感もあるのですが。
テーマは「描写に比喩表現が効果的なのは何故か?」で、描写対象が“”。
ぼくの想定とはずれが生じていましたが、そこは主宰の関心との差でもあり。
提出された課題文が3編しかなく、参加者も6人と半減しそうな勢いでしたが、
その分、濃密な議論に踏み込めたかと思います。
(大勢の中で“個性”を出そうとして、かえって凡庸なフライングに走ることなく、
一人ひとりが真摯な姿勢でテーマに向き合えたせいかしら?)
ぼく自身の提起した問題点は、まず、音に関して、
鼓膜を通して介する現象のみが“音”ではないだろう、と。
狭い聴覚のみでなく、よりプリミティヴな形で体感できる振動(=波)を提示。
比喩については、「XのようなY」といったパターンにおいて、
既知の表現に落とし込めないYを言い表そうとして、Xを要請する
というのが通例かと思われますが、対して、Yを介することによって、
X自体を問い直す作業を読者に指し示すことが出来るのではないか? 
いずれにしても、“音(聴覚)”や“比喩”といった概念の抜本的な再考を促すもので、
どこまで行っても哲学者のぼくは、ソクラテスのイロニーから離れられないようです。

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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 同人呑む

All Day Sucker

たこ焼道楽「わなか」 本を読み、音楽を聴き、仏像や絵を観る日々。
 映画を鑑賞し、昼となく夜となく、呑み、喰らう毎日。
 何かが欠けているとすれば、それはぼく自身。
 ぼくはどこにもいなかった。ぼくは何者でもなかった。
 これまでも、この現在も、これからも……
 何かを見たり、聴いたりした記憶を言葉で残せば、
 遺跡の引っかき傷のように、誰か、解読してくれる? 
 誰かが覚えていなければ、何も存在することはない。
 記憶を失うことが幸福なように思える深更もあれば、
 忘却の甚だしさに呆然とするしかない払暁もある。
 心と身体の区別も無くした“ぼく”という場所に、
 君が残した痕跡を指先でたどり、解読の末、
まだ自分の中から失われてない言葉を舌先に載せる。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

商店街彷徨

近所の天神橋筋商店街を縦横無尽に闊歩しました。
ちょうどお昼時なのですが、軽く呑みたいなあ、という気分も。
南森町寄りに在り、前々から気になっていた「絆創膏」を覗いてみました。
シャッターが下りていて、“限定10食”のカレーには辿り着けず。
前の夜、呑み過ぎて、二日酔いなのかなあ?と余計な想像をしてみます。
天満を北へ上がり、他人丼専門店「あか乃」のカウンターはほぼ満席。
他人丼専門”に惹かれて、以前から気にしているのですが、昼呑みにはつらいか。
ちょっと、アーケードから右側に折れて、天六も近い「WHITE CROW」も覗く。
洋食をアテに、バル使いが出来そう……BGMは黒っぽいのか、単に懐古趣味か?
商店街でなく、天神橋筋(車道)の方を西へ渡ってみます。
最近できて、ちょくちょく看板を目にする「餃子の向こう皮」は“準備中”の札。
ランチ・タイム営業の表示はあったはずですが、ラテンなノリの商売なんでしょうか?
向かいのおでん「えん」の暖簾を潜ると、女将が食事中で、15時から開店だとか。
空振り続きでしたが、今月下旬、天満のバル・イベント「一食即発」が開催されます。
その下調べと思えば、界隈の店舗の位置や目印をおさらいできて、良かったです。
ここで自棄になって呑んだくれては元も子もないので、
たこ焼道楽「わなか」で、白ワイン・セットを注文しました。
白ワイングラス1杯に、たこ焼き4個、空揚げ1個(580円)。可もなく、不可もなく。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

本とん平

昔からずっと、変わらない味で営業している店があると、ほっとします。
そんなお店のひとつが、曽根崎お初天神通り商店街に在る「本とん平」。
学生時代から、嗚呼、とん平焼きを食べたいなあ、という気分の時に訪れます。
大阪を離れると、あまり見かけないメニューでしょうか? 
「本とん平」の店名の肩書“名物元祖とん平焼”にもあるとおり、このお店が元祖。
先月(4月30日)、久しぶりに入って、とん平焼きに瓶ビールを注文しました。
女将から「チャップでいい?」と訊かれ、「え、他に何があるん?」と一瞬混乱。
チャップ(=豚ロース)以外に、牛ロースでもオーダーできた模様。
でも、豚を平たく焼いた物が「とん平焼き」なのだから、“牛”だと別物では?
昔から、普通(豚ロース)のとん平焼きしか食べたことがないのです。
ちなみに、その由来は、戦時中、ロシアに抑留されていた創業者が
ロシア兵の食べていた物を見て盗んだレシピ……らしいです。死中に活あり。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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