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ホラーじゃない

この日(5月10日)元々「長谷寺」に詣でる予定でしたが、奈良県も生憎の雨模様。
雨に濡れつつ、長谷寺の長い石段を昇るのは、極めて剣呑。急遽、予定変更。
相方に連絡を取り、「秘密のビデオ会」を開催しましたとさ。
通算にして、第16回? 最初の頃のように大人数を集めることなく、小ぢんまりと。
この日はだらだらと、テーマも、モチーフもなく、3本ばかり。
ホラーのような、ホラーでないような(ぼくはいずれも再鑑賞となります)。
       ☆
 マット・リーヴス監督『クローバーフィールド』(2008年)
 三池崇史・監督『インプリント』(2005年)
 松本正志・監督『狼の紋章』(1973年)
       ☆
『クローバーフィールド』の根っこは怪獣映画ですが、
ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年)の手法を使って、当時は目新しかった。
ちょうど、続編らしき『10 クローバーフィールド レーン』の公開時期ともなりますが、
例えば、ビデオ版の『呪怨』同様、(あくまで偶然に起こった、映像が残ったという)
構造的に、続編製作やシリーズ化は、どのような形であれ、
意図が透けて見えてしまう時点で、駄目かもと思われるのですが、どうなるかしら?
『インプリント』は、岩井志麻子の原作『ぼっけえ、きょうてえ』が、
岡山県を舞台にして人面瘡ネタと、徹頭徹尾、“和風”なのに対して、
三池監督の手に掛かると、あのカルト・ホラー、フランク・ヘネンロッター監督の
『バスケットケース』(1982年)を彷彿とさせる仕上がりとなります。
原作も好きではありますが、映画版の『インプリント』も“有り”です。素晴らしい! 
『狼の紋章』は松田優作のデビュー作。主人公の犬神明を演じるのは、志垣太郎。

  


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テーマ : 邦画
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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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好きな言葉は「ごちそうさま」。

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