水かけ不動さん

その店先に……というのは、順序が逆ですね。
横丁の名にも冠せられた「天龍山法善寺」の一画に、
ぜんざい屋も在る訳で。石畳の道に、線香の匂い。
観光客が足を止め、人目を引くのが水掛不動尊です。
通称「水かけ不動さん」、正式には「西向不動明王」。
西向不動明王は大阪に3体ある模様で、他の2体は
梅田の「太融寺」、高津の「清水寺」にいます。
願掛けが高じて、水を掛けるようになったらしく、
年がら年中、参拝客に水を浴びせられる不動さんは
もふもふと緑苔に全身を覆われ、水を滴らせています。
“水”つながりで、水商売の繁盛を願う方々も多いとか。
(画像は2016年3月22日撮影分)
スポンサーサイト
tag : 仏像