飛鳥鍋

下山した先の近鉄・橿原神宮前にいました。
夏の日は長く、大阪から奈良へ移動し、
汗みずくの身体にシャワーを浴びた後も、
窓の外には、夕焼け空が広がっています。
何か、食べに行こうかと、前回利用した
「大和 徳寿庵」の方へ足を向けましたが、
今回は、道路を挟んでその向かいの辺り、
食べ処飲み処「まる」に入ってみました。
店内はちょっと、狭い印象がありますが、

お店の人と客の距離が近いとも言えます。
実際、店内が混み出してきても、
オーダーを通しやすかったです。
奇を衒わない居酒屋メニューを摘まみ、
目に留まった料理が“飛鳥鍋”でした。
「徳寿庵」で遭遇した飛鳥豆腐のことを
思い出す中、テーブルに供されるのを待ち。
スープは最初、豆乳か?!と構えましたが、
牛乳と鶏ガラがベースの牛乳鍋のようです。
あっさりしていて、身体にするする吸収されていく感じ。
調べてみると、飛鳥鍋はネーミングのとおり、飛鳥時代に伝来との説。
当時、牛乳をふんだんに使えた情勢だったか?などの疑問はさて置き、
現在では飛鳥(明日香)の里の郷土料理として定着している模様です。
飛鳥豆腐なのでしょうか、その下に地産の野菜や大和地鶏がごろごろと。
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