美癒亭キッチン

地下鉄・東西線に乗って、京阪三条で下車。
京都市美術館には東山が最も近い駅ですが、
以前、京阪三条駅の近くにスペイン料理店を見かけ、
どうせ、「ダリ展」を観に行くついでに寄ってみようか
と企んでいたのでした。ところが、現在は改装中?
同店の建物の辺りは仮囲いに取り巻かれていました。
縁が無かったなあ、と東山方面へ歩く途中で、
「古川町商店街」の狭いアーケードに潜ってみました。
小料理屋のような、居酒屋のような微妙な佇まいの
お店に入ってみました。「美癒亭キッチン」です。
昼日中から瓶ビールを空け、「賀茂鶴」を呑む。
長居しないように、美術館に行く時間を口にします。
きんぴら、冷や奴を摘まみ、ランチ・メニューのチキン・カレーを頂きました。
京都の老舗メーカーのカレー粉を使っているようで、レトロな真っ黄色です。
それなりの期間、京都でも働いていた ぼくですが、一部のお店の客あしらいに
どうして今なお、よそ者意識(よく言えば、旅人気分)を強められてしまうのでしょう?
ただの酔っ払いでいたいのに。ぼくは一体何者か? 問いかけられているようで……。
スポンサーサイト