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creative freedom

 Maxwell の新譜が届きました。
 今回の『black SUMMERS' night』は
 三部作の2作目に当たります。
 前作『BLACKsummers'night』(2009)
 発表から7年が経過しましたが、結果オーライ。
 同時に届いた Keith Sweat の新作と併せて
 この夏後半のヘヴィー・ローテーションですね。
ところで、今作のリリース、さらには待望の初来日公演
(残念ながら大阪公演の予定無し)に合わせて、インタビューが行われています。
そのうち、殿下にまつわる興味深い質疑応答の個所だけ、引用させていただきます。
       ☆
――プリンスの死の直後、「新作はプリンスに捧げる("the new album aka #summers is dedicated to" #prince)」とツイートしていましたね。“Ⅲ”でのボーカルなどはプリンスを思わせます。亡くなる前に録音されていたと思いますが、『SUMMERS』の制作にあたってプリンスを意識した面はありましたか?

「というか、今回に限らず、プリンスは常に僕の中では大きな存在だったんだ。そしてこれからも、僕の音楽の礎であり続けるだろう。彼とマーヴィン・ゲイ、カーティス・メイフィールドあたりのアーティストたちは。当然 このアルバムを作っていた当時、まだプリンスは生きていたわけだけど、その後亡くなったことで、彼がいかにパワフルな存在で、僕のキャリアを通じていかに大きな影響を与えてくれたのか、改めて思い知らされたところがあった。それで、アルバムを捧げたくなったんだ」

――あなたにとって プリンスはどのような存在でしたか?

「そうだな……完全なるクリエイティヴ・フリーダム、かな。唯一無二の音楽的感性。そして、ひとりの人間として、またアフリカン・アメリカンとして、我々がなり得る究極の、最高の在り方を提示していた。彼は本当に、僕にとってたくさんのことを象徴していたんだ」
       ☆
音楽家でも何者でもないぼくにとっても、殿下が非常に大きな存在であり、
“音楽的な何か”の礎であることは、マックスウェル同様、深く首肯させられるところ。
そうして、その殿下的なるものが一体、何だったのか?という点については、
クリエイティヴ・フリーダム」の一語が、端的に言い得ており、妙か、と。
創造する者は、常に、いつ何時でも、絶対的に“自由”であらねばなりません。

関連記事:MAXWELL interview
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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