★ 2016年9月に読んだ本 ★

『花ぎれ 第75号 笑本』大阪編集教室)
『「1000人の金田一耕助」に行ってきました DEEP
 ~巡・金田一耕助の小径~』(神保町横溝倶楽部)

『トーキングヘッズ叢書(TH Series)No.67』(アトリエサード)
 ……特集内容は「異・耽美~トラウマティック・ヴィジョンズ」。
吉本ばなな『キッチン』(角川文庫)……再読。
吉本ばなな『うたかた/サンクチュアリ』(新潮文庫)
増田明利『今日から日雇い労働者になった』(彩図社)
吉本ばなな『TUGUMI』(中公文庫)
吉本ばなな『不倫と南米 世界の旅③』(幻冬舎文庫)
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

船場の独り遊び

9月30日(金)の日中、諸般の事情から、身体が空きました。
独りで「船場を遊ぼう」にチャレンジすることに決めると、肥後橋から出発。
肥後橋なんて、大阪・船場ではないだろう?と疑問を呈されるかもしれませんが、
元々の主催が大阪市中央区役所ですから、価値ある近代建築であれば、
その辺りは寛容に、広くとらえようという趣意だと思われます。
小松原町の「男流」散髪屋で髪を梳いて、出発したのが11時頃でした。
大江橋から中之島へ渡り、「日本銀行」大阪支店を右手に眺め、
石原ビルディングやミズノ大阪店を前方に見上げながら、淀屋橋を渡ります。
土佐堀川沿いに西進し、錦橋を過ぎれば、左手に「大同生命」大阪本社ビル。
出発点と目した肥後橋に到着したことになります。
       ☆
実際、阪神高速1号線環状線より西側は、大阪市西区であるにせよ、
土佐堀通北側に在る「山内ビル」は風情の在る魅力的な建物です。
江戸堀コダマビル」は、ぼくがよくランチで使う「肥後橋南蛮亭」が隣に。
四つ橋筋を南下し、「京町ビル」をチェックし、「大阪科学技術センター」で休憩。
立売堀ビルディング」や「長瀬産業」のクイズも押さえた後、再び中央区へ。
セントレジスホテル大阪」の入った「本町ガーデンシティ」が曲者で、
エントランスホール付近と書かれても、クイズの設置場所自体がどうも不明。
ホテルのボーイに訊いてもわかりませんでしたが、1問くらい未回答でも無問題。
気にせず御堂筋を渡り、「相愛大学」本町学舎や「本願寺津村別院(北御堂)」へ。
北御堂では「カンター・ジャパン」につかまり、某飲料のアンケートに参加しました。
20分程度の足止めを喰らいましたが、謝礼に1,000円分の図書券を頂きましたよ。
       ☆
東へ向かうと「ヴィアーレ大阪」、「船場ビルディング」や20160930_影
綿業会館」から「美々卯」横堀センター、「御霊神社」、
北野家住宅」を経て、「大阪ガスビル」を巡ります。
クイズの場所がわからなければ、誰にでも尋ねてみます。
御堂筋でこの日 何度目だかの横断を行って、堺筋へ。
堺筋でも複数回の横断を繰り返しましたが、船場の
近代建築の代表格と言える「小川香料大阪本店」、
生駒ビルヂング」や「旧小西家住宅」の外観を撮影。
道修町に入り、「少彦名神社」や「武田薬品工業
道修町ビルを眺めた後、「伏見ビル」と「青山ビル」へ。
この2つのビルが並んでいる姿は、しみじみ懐かしいです。
後は軽く、「三井住友銀行」大阪中央支店、「高麗橋
野村ビルディング
」や「大阪証券所取引所ビル」を流して、
船場の独り遊びは終了。4時間ほど歩き倒したことになりますか。
いちばん大変だったのは、帰宅してからの画像整理ですけれども……。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

Your Girlfriend

「第9回 二人の読書会」では、吉本ばななハチ公の最後の恋人』(中公文庫)を
テクストに取り上げていますが、前回辺りから準備が整っていないことが多く、
芳しからぬ状況です。どうしたものやらと、思いあぐねる昨今……。
それはともかく、作中、語り手との別れを前に落ち込むハチが何回も何回も
聴き込んでいる曲が「If I Was Your Girlfriend」で、殿下の名曲なのでした。
JASRAC に対してどうのこうのという問題は、正直、どうでもよいのですが、
殿下の作品であることは、きちんと明記しておかなければならないよねえ
………出版人として、作家として、表現者として。
単行本で読んだ時にも記載は無かったと記憶しますが、文庫本にも無いです。
そのせいではないと思いますが、訳詞も今ひとつのような気がしてなりません。
ハチ本人は、ちゃんと殿下の歌詞を理解できているような気もするのですが、
(脳内で)訳したと思われる語り手の“私”に対して、ちょっと違うんじゃない?と。
女々しさ、いじらしさ、うらさみしさが圧倒的に欠落しているように感じます。
       ☆
If I was your girlfriend
Would you let me dress you
I mean, help you pick out your clothes
Before we go out
Not that you're helpless
But sometimes, sometimes
Those are the things that bein' in love's about

If I was your one and only friend
Would you run to me if somebody hurt you
Even if that somebody was me?
Sometimes I trip on how happy we could be
Please

Would you let me wash your hair
Could I make you breakfast sometime
Or then, could we just hang out, I mean
Could we go to a movie and cry together
Cuz to me baby that would be so fine

       ☆
僕が君の女友達なら服を着せてあげてもいいの」なんて、フラット過ぎます。
そこは「ぼくが女友達ならば君に服を着せてあげてもいいかな」と、
相手の意向を伺いつつも、じりじりと自分のしたい方向に持っていこうとする
涙ぐましい手練手管、変態チックな愛情表現が欲しいと思うのですね。
ただ、その線で押し進めるとハチ濃度が上がり過ぎて、“私”の世界観が崩れかねず、
小説の構造を保持するため、作者は敢えて平板な訳詞を選択したのかもしれません。
真の主人公は表題どおり、ハチ公ではなく、彼の最後の恋人となる“私”なのですから。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説 読書会 黒い音

luv wine

大阪一敷居の低いワイン・バーこと「ラブワイン」は、大阪・天満が発祥です。
十年ほど前から天満市場の角っこで、にぎやかに営業。常に満席状態で、
現在は何店舗くらいあるのでしょうか? ホームページを見てもよくわかりません。
中崎町にも姉妹店らしき店舗が出来ているし、気にはなっていたのですが、
何しろ、ぼくの住まいも天満市場の目と鼻の先になるので、
かえって、顔が差すというか、使い勝手が宜しくはないのですねえ。
ところが、先日、地下鉄・堺筋本町駅を利用した際、「船場センタービル
3号館B2Fに「luv wine堺筋本町店を発見! 2015年9月16日のオープン。
ちょうどランチ・タイムのピーク時を過ぎた模様で、テーブル席にも余裕。
ランチ・メニューのチキン・ステーキやハンバーグをアテにしながら、
無理を言って、チーズの盛り合わせも追加注文。しかし、衝撃は価格設定!
ランチ・ワインが赤、白共に1杯200円。ついつい、お代わりを重ねてしまい、
その後に控えていた街歩き「船場を遊ぼう」で、大汗をかく羽目に陥りました。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

大阪活版所跡

大阪活版所跡 船場地区活性化事業、古典芸能×近代建築を愉しむ
 「船場を遊ぼう」に、9月27日(火)も参加したのです。
 大阪の恩人五代友厚ゆかりの地を巡りながら、
 クイズ・ラリーを行います。前回(9月16日)は独り、
 今回は相方を交えて二人で、堺筋本町から出発。
 好天に恵まれた半面、随分と蒸し暑くもなりました。
 当日 回ったチェック・ポイント、その他の近代建築
 あるいは“”に関しては、以下のとおりです。
        ☆
 大阪企業家ミュージアム(大阪産業創造館)~
 本町橋~本町橋船着場~シティプラザ大阪~
 大阪商工会議所~山本能楽堂~
大阪活版所跡~大手橋~岸本瓦町邸~大阪中央区役所
       ☆
大阪活版所跡(上掲画像)は、大阪市中央区大手通2丁目4に在ります。
明治3年(1870)、五代友厚の懇望を受け、本木昌造が設計創設した活版所の跡地。
本木は幕末時代、長崎のオランダ通詞(通訳)を務めていましたが、
木版印刷の行く末を危ぶみ、洋書から得た知識を積み重ねた成果として、
わが国最初の活字の鋳造に成功(1851)。活版印刷の先駆者といわれます。
橋マニアには、明治3年(1870)に架け替えられた大阪初の鉄橋「高麗橋」、
通称「くろがね橋」の設計者としても知られていますよ。

※現在の高麗橋(鉄筋コンクリート製)は、昭和4年(1929)に架け替えられたもの。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

Raincut

青海波”柄の「VANS」のスニーカー、なかなか気に入っているのですけれど、
ABCマート」で購入した際に、店員さんから「丸洗いできませんよ」と注意。
キャンバス地で、いかにも じゃぶじゃぶ洗えそうな雰囲気なんですけどねえ……。
困った時の大阪駅前ビル?! 今回は駅前第3ビルB2Fの小さな靴屋さん、
シュエット」で防水スプレーを買い求めました。洗えないなら、汚れないように。
店員さんがレジの隣から取り出してきた「Naniwa」の撥水・撥油剤「Raincut」。
革靴・雨傘OKと、オール・マイティを謳っています。
靴店・履物店限定販売”との記載がプロっぽいです。
駅前第4ビル3階の広場へ上がると、建て替わる新阪急ビルを横目に、
早速、スニーカーを脱いで防水スプレーを噴き付けるぼくなのでした。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

警備センター

9月25日(日)19時から、大阪の「中之島公会堂」(通称)にて同人の合評会。
早めに会場入りして、当日の合評作品を精読していたのですが、
おそらくは中之島界隈のイベントに駆り出された阿波踊りの人らの出入りが激しく、
時折、集中心が途切れそうになりながらも、同人の原稿に向かっていました。
ふと、時計代わりの携帯電話で時刻を確かめようとすると、見当たりません。
同人からぼくに架電してもらいましたが、周囲にバイブレーションの気配は無し。
もしやと、日中の契約仕事先の事業所に(同人の携帯電話を借りて)電話を入れ、
ロッカーなどを確認してもらいましたが、見つからないとの返答でした。
四国……阿波の人らの荷物に紛れて、徳島県に持ち帰られたら参ったなあ、
なんてブルーになりつつ、お昼休みに移動した大阪駅前ビルを探索しに戻りました。
駅前ビルは第1から第4ビルまであり、第4ビル3階(屋外)の広場をよく利用します。
ムーディー・ブルース(in 『ジョジョの奇妙な冒険』第5部)ばりに、
当日昼のルートをリプレイしながら、歩を進めると、張り紙が目に入りました。
黒いストレート型の携帯電話の落とし物に心当たりがある方は……云々と。
早速、指定された大阪駅前第4ビル2階警備センター防災センター)に赴き、
無事に携帯電話機を回収できたのでした。面倒をお掛けした同人らにも感謝ですが、
従来、紛失するたびに二度と帰ってこなかった過去の携帯電話機のことを思えば、
駅前ビルの民度は高いなあ、と評価を高めた次第。駅前ビルは何かと素敵です。

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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エアキー

多くのものを失くしてきた。性懲りもなく、失い続けてきた。
潜在意識の中に、この世の物は何も持ちたくない
――そんな強固な意志が存在しているのかしら? 
銀行のキャッシュ・カードは紛失回数が重なり過ぎて、
新規発行を差し止められてしまったくらいだよ。
ご想像どおり、部屋の鍵もいく度となく、失くしてしまった。
帰宅する真夜中過ぎから明け方にかけて、
部屋に入れなくなってしまっては非常に困るので、
片田舎の民家のように、ドアの鍵は開けっ放しで外出する。
それでも、外出時に同フロアの住人や清掃管理人に
姿を見られてしまった際は、ドア・ノブをがちゃがちゃ大きく鳴らし、
いかにも施錠してから部屋を出る演技を忘れない。心の鍵を掛けたつもり。

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ジャンル : 日記

tag : つぶやき

カフェ「GROVE」

桂佐ん吉さんの落語会の行われる「高津宮」にトマトのコンフィテュール(かき氷)
夕方から前乗りした訳ですが、境内に位置する
カフェ「GROVE」で休憩。ランチは15時まで……
と聞いていたのですが、平日は14時までのようで、
軽食メニューの提供されるという15時まで、その日の
お奨めワインのグラスを傾けながら、かき氷を頂きます。
いちごシロップ味でなく、トマトのコンフィテュール! 
大人のフレイバーは甘過ぎず、なかなかの美味でして、
緑広がる公園に全開放された空間で、贅沢な昼下がり。
ショコラティーヌと季節柄、モンブランも摘まみながら、
15時を回ったところで、グラタンも注文させてもらいます。
グラタンにもトマトのコンフィテュールが使われていました。
境内から吹き抜ける風に“秋”を感じ、ワインが進みます。

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ジャンル : グルメ

tag : 呑む 落語 特撮

大阪農林会館

大阪農林会館 古典芸能・芸術を通じた船場地区活性化事業、
 古典芸能×近代建築を愉しむイベント
 「船場を遊ぼう」が今年も開催されています。
 9月14日(水)から11月23日(祝)までの期間。
 普段からチェックはしているのですが、
 こういった機会にかこつけて、街中のビルを
 探検するのは、わくわく出来て良いものです。
 まずは9月16日、心斎橋での買い物の帰りに、
 長堀通に近いビルから数件、観て回りました。
上の画像が「大阪農林会館」となります。
昭和5年(1930)の建設で、鉄筋コンクリート造。地上5階(一部6階)、地下1階。
三菱合資地所部営繕課(「三菱地所設計」の前身)の設計で、施工は「大林組」。
北東の玄関を入ると、若干せせこましいながらも、味のあるエントランス・ホール。
今回は五代友厚に関するクイズが設けられ、ビルを巡りながら答えていく格好です。
この日は、イベントに加わっていないビルも含めて、「原田産業」大阪本社ビル、
三木楽器開成館」、船場センタービルを踏破し、本町から扇町まで帰りました。

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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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