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好適環境水

好適環境水大阪科学技術センター」で拾ったネタ――。
同一の水槽内で、海水魚淡水魚が飼育
されており、何故、そんなことが可能なのか? 
というと、理由は“水”にありました。
海水と淡水の違いは主に塩分濃度により、
海水魚は常に脱水、淡水魚は水膨れという
危険に晒されています。そのため、
淡水魚が大量の水分を排出するのに対して、
海水魚は大量の水分(=海水)を摂るとともに
鰓などから塩分を排出する必要がある訳です。
この脱水症状を防ぐ機構に、海水魚は随分とエネルギーを消費しているそうです。
海水の代わりに、新たに開発された人工の飼育水「好適環境水」は、
海水中で魚が生きられる最低限の成分を割り出し、真水にその成分を加えた物。
海水でも淡水でもない“第三の水”で、海水魚と淡水魚が共存できる環境となります。
海水魚としては塩分を排出する必要が無くなり、エネルギー消費を節約できて、
その分、体の負担も減り、成長が早まるとか。水源さえ確保できれば、
海水の得られない陸上においても、海水魚を飼育する可能性が見えてきそうです。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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