橋を渡る
10月23日(日)、大阪の中之島公会堂(通称)にて、同人の定例合評会。
毎月の開始時刻はそれほど変わらないはずですが、夏が終わり、
秋が深まるにつれて、日が暮れるのも早まっているものですから、
街の明かりが気になり出す季節です。Xマスのイルミネーションこそまだですが、
中之島界隈に架かる橋のライトアップは心に染みてくるようでした。
(前日も、急に「橋が見たい」と言う人を連れて、中之島周辺を案内したばかり
……水晶橋、鉾流橋、栴檀木橋、淀屋橋、大江橋などを眺めています)
肝心の月旦の対象は、小説2作品。一方の作品は、明示はされていませんが、
往年の京都府舞鶴市を舞台とした青春小説風。市街地の通りの名に
軍艦名が使用されているだけで、ついつい「艦隊これくしょん」を想起したりして。
作品のコアに据えられた謎が解かれないままで終結し、仮に解かれたにしても、
それほど意外でなさそうに思われる点が、残念なところかもしれません。
もう一方の作品は、**業界の内幕を取り上げたモデル小説。
プライバシー権の扱いに関してナーバスにならざるを得ない手法で作られており、
作者の鬱積した思いは伝わってきますが、起点となる主人公のピュアな思いが
通俗的な人間集団・組織内でありがちな内紛、軋轢によるルサンチマンに
シフトされていった観も強く、わざわざ小説化する意味がどこにあるのだろう?と。
いずれの作品も、興味深い着眼点、面白いシーンには事欠かないので、
何らかの形で活かし、昇華させてもらいたいのだけれど……と頭を悩ませます。
合評を終えた後は、同人の有志3人で「坐・和民」に上がり、二次会となりました。
土・日曜日の淀屋橋駅周辺で営業中の居酒屋となると、選択肢が少なくてねえ。
毎月の開始時刻はそれほど変わらないはずですが、夏が終わり、
秋が深まるにつれて、日が暮れるのも早まっているものですから、
街の明かりが気になり出す季節です。Xマスのイルミネーションこそまだですが、
中之島界隈に架かる橋のライトアップは心に染みてくるようでした。
(前日も、急に「橋が見たい」と言う人を連れて、中之島周辺を案内したばかり
……水晶橋、鉾流橋、栴檀木橋、淀屋橋、大江橋などを眺めています)
肝心の月旦の対象は、小説2作品。一方の作品は、明示はされていませんが、
往年の京都府舞鶴市を舞台とした青春小説風。市街地の通りの名に
軍艦名が使用されているだけで、ついつい「艦隊これくしょん」を想起したりして。
作品のコアに据えられた謎が解かれないままで終結し、仮に解かれたにしても、
それほど意外でなさそうに思われる点が、残念なところかもしれません。
もう一方の作品は、**業界の内幕を取り上げたモデル小説。
プライバシー権の扱いに関してナーバスにならざるを得ない手法で作られており、
作者の鬱積した思いは伝わってきますが、起点となる主人公のピュアな思いが
通俗的な人間集団・組織内でありがちな内紛、軋轢によるルサンチマンに
シフトされていった観も強く、わざわざ小説化する意味がどこにあるのだろう?と。
いずれの作品も、興味深い着眼点、面白いシーンには事欠かないので、
何らかの形で活かし、昇華させてもらいたいのだけれど……と頭を悩ませます。
合評を終えた後は、同人の有志3人で「坐・和民」に上がり、二次会となりました。
土・日曜日の淀屋橋駅周辺で営業中の居酒屋となると、選択肢が少なくてねえ。
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