Betty Davis
随分と前から入手済みの Betty Davis 、幻の音源
『The COLUMBIA YEARS 1968-1969』のCD盤、
なかなか聴く時間が無くて……時間? いやいや、
心の余裕が無くて、という方が正確でしょう。
野郎でもここまでキレキレは無理っ! と戦慄すら覚える
生粋のファンカティアーがベティ・デイヴィスなのです。
ごりごりの弩ファンクが好きと公言して憚らない
ぼくですが、このところ多忙続きで、気力・体力が
落ちているような気がしていて、ベティを聴くことに……
女傑の音と向き合うことに、身の危険を感じていた
と言えば、大袈裟に聞こえるでしょうか? 元モデルにして、
マイルス・デイヴィスの一年妻。彼女を介することで、
マイルスはスライ・ストーンやジミ・ヘンドリックスを知り、
マイルスのファンク時代が到来することになったのですが。
そんなマイルスとベティの蜜月時代に、スタジオ入りして
制作された楽曲群が発掘されて、リリースされた訳です。1968~1969年という
制作時期は、マイルスの、あの『Bitches Brew』録音の3か月前だそうです。
『Bitches Brew』と同じコロンビアのスタジオで、マイルスとテオ・マセオが総指揮。
すわ、どろどろ、ぐちゃぐちゃの暗黒ファンクが展開されるかと覚悟を決めていたところ、
一聴、あれ?と肩透かし。1st、2nd アルバム等で聴けるドスの利いた唱法も無くて、
軽快なファンク・ロック調の演奏をバックに、むしろ、初々しいとでも表現したくなる
彼女の声音が切々と響いてきます。実のところ、ベティの毒気が薄まった時期の
お蔵入り盤『Crashin' From Passion』(1979)中の妖艶にしてセンチメンタルな
ナンバー、「She's A Woman」が大好物なぼくとしては、これも有りかなあ、と。
『The COLUMBIA YEARS 1968-1969』のCD盤、
なかなか聴く時間が無くて……時間? いやいや、
心の余裕が無くて、という方が正確でしょう。
野郎でもここまでキレキレは無理っ! と戦慄すら覚える
生粋のファンカティアーがベティ・デイヴィスなのです。
ごりごりの弩ファンクが好きと公言して憚らない
ぼくですが、このところ多忙続きで、気力・体力が
落ちているような気がしていて、ベティを聴くことに……
女傑の音と向き合うことに、身の危険を感じていた
と言えば、大袈裟に聞こえるでしょうか? 元モデルにして、
マイルス・デイヴィスの一年妻。彼女を介することで、
マイルスはスライ・ストーンやジミ・ヘンドリックスを知り、
マイルスのファンク時代が到来することになったのですが。
そんなマイルスとベティの蜜月時代に、スタジオ入りして
制作された楽曲群が発掘されて、リリースされた訳です。1968~1969年という
制作時期は、マイルスの、あの『Bitches Brew』録音の3か月前だそうです。
『Bitches Brew』と同じコロンビアのスタジオで、マイルスとテオ・マセオが総指揮。
すわ、どろどろ、ぐちゃぐちゃの暗黒ファンクが展開されるかと覚悟を決めていたところ、
一聴、あれ?と肩透かし。1st、2nd アルバム等で聴けるドスの利いた唱法も無くて、
軽快なファンク・ロック調の演奏をバックに、むしろ、初々しいとでも表現したくなる
彼女の声音が切々と響いてきます。実のところ、ベティの毒気が薄まった時期の
お蔵入り盤『Crashin' From Passion』(1979)中の妖艶にしてセンチメンタルな
ナンバー、「She's A Woman」が大好物なぼくとしては、これも有りかなあ、と。
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽
tag : 黒い音