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ダリの夏

この夏は、ダリ展に明け暮れていた気がします。チュッパチャプス
「京都市美術館」で開催された「ダリ展」、
「京都文化博物館」での「ダリ版画展」の
いずれも濃い世界を堪能させていただきました。
立冬(11月7日)を前にして、夏を偲ぶといった
意味合いでもありませんが、11月の読書会の
課題テクストは有栖川有栖『ダリの繭』
サルバドール・ダリを直接的に扱っている訳では
なかったのですが、かの芸術家に心酔していた
宝石チェーン社長が、“繭”を髣髴とさせる
フロートカプセルの中で、変死体となって発見された謎を追う本格ミステリー。
いわゆる“作家アリス・シリーズ(火村英生シリーズ)”としては2作目に当たります。
       ☆
ちなみに、スペイン・バルセロナで誕生した棒付きキャンディ「チュッパチャプス」の
ロゴをデザインしたのも、サルバドール・ダリ。チュッパチャプスの考案者、
アンリック・バルナットが1969年、ダリにデザイン画を依頼したそうです。
日本では現在、「クラシエフーズ」が輸入・販売を手掛けていますね。
……チュッパチャプスで思い出すことといえば、1995年のアメリカ音楽賞(AMA)。
「We Are The World」発表10周年を記念し、授賞式に出席したアーティストらが
仲良く合唱を始めた際、殿下一人は参加拒否。皆と一緒に歌うどころか、ステージ上で
チュッパチャプスを舐める始末で、(クインシー・ジョーンズだったか?)お前も歌え!と
マイクを突き出してくる相手に対して、無言で、チュッパチャプスを差し出すのでした。
禅問答かよ!……そんなお茶目な殿下が愛おしく、大好きでした。I’m so into...

参考文献:有栖川有栖『ダリの繭』(角川文庫)
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説美術おやつ黒い音

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
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好きな言葉は「ごちそうさま」。

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