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そして、函館

……泥酔街道は続きます。大阪・天満は「天五横丁」でHamed_2016_11_25
かわむら」の隣のバー「サンセット」へ入りました。
(おそらく)1970年代のロック好きなマスターとは、
全く音楽の趣味が合わず、いつ入っても酔っ払いの
ぼくは、温厚で善良なマスターに執念く絡んでしまう
どうしようもない悪党に成り下がってしまうのです。
マスター、いつも申し訳ございません。3軒目には、しばらく
ご無沙汰していたラーメン屋「もりいち」も訪問。
女将と久闊を叙し、ミニ・ラーメンを摘まみ、さらに
ちびちびと呑み続けます。「もりいち」はラーメン屋の
皮を被った小料理屋でもあり、韓国料理系のアテも
用意できたりするので、何かと便利なのですね。
ふと周りを見回せば、呑んだくれのぼくが独り。

真夜中を過ぎる頃、どういった訳だか、ぼくが「店長」と呼ばれる店が
JR天満駅前に在りました。過去形です。酔っ払った時にしか訪れないため、
正式な店名も、大将の名前もきちんと記憶できていなかった訳ですが、
その宵は酔いの勢いを借りて、心覚えのあった雑居ビルに向かって行くと、
元世界チャンピオンが現れました……えっ?! ぼくにもよくわかりませんでした。
が、本能に任せて、ドアを開けると、そのまま階段を昇りました。
知らぬ間に新しく出来ていた、その「元世界チャンピオンが営むBAR」は
ふっくらと肉付きの良い体形のマスターと、その妻らしき女性の2人で切り盛り。
この「函館バー ハメド」のバーテンダーが、函館市出身の山口圭司さんです。

プロレス好きだったぼくも、ボクシングについてはあまり詳しくございません。
頂いた名刺から、山口圭司さんのプロフィルを転記させてもらうと――。
 1974年2月17日生まれ 北海道函館市出身
 デビュー/1992年
 生涯戦績/38戦29勝(11KO)8敗1分
 タイトル防衛回数/日本ライトフライ級3回、WBAライトフライ級1回

函館から来た男が、わざわざ、天満でバーを? 怪訝に思われるかもしれません
(実は、ぼく自身もそうでした)が、実は、ほとんど“大阪人”と呼べなくもないようでして、
この夜は、(また別の)“プリンス”と呼ばれる伝説の元チャンプとお近付きとなり、
皮切りにニッカI・W・ハーパー、最後はグランダッドを酌み交わしていましたよ。

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テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑むウイスキー

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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