壺中之展

同美術館の開館80周年記念展となる「壺中之展」を
鑑賞するためです。展覧会のタイトルは“壺中天”から。
昭和11年(1936)5月1日の開館から、寄贈・譲渡された
主なコレクションの中でも、中国仏教彫刻史を概観できる
山口コレクションに、惚れ惚れさせていただきました。
収集した山口謙四郎(1886~1957)は、旧・関西信託
(東洋信託銀行の前身)社長などを務めた実業家です。
また、ここでも伊藤若冲に邂逅し、おそらく後期の作品
「蔬菜図押絵貼屏風」に、ほっこりさせられています。
15時半を回って入館したため、閉館時刻が差し迫り、
追われるようにして退館する仕儀と相成りましたが。
(上の画像は、大阪市立美術館から通天閣の方角を眺めて)
この日も「森田屋」へ行くか迷いましたが、新世界の「半田屋」に落ち着きました。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術