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一心寺のこと

ホームページやブログだけでなく、インターネットが広まる前から
様々な媒体、あるいは口コミで「一心寺」のことに触れてきました。
2017年も年明け早々、同寺に足を運んでいた訳ですが、
過去の記事の履歴が見当たらなかったので、備忘録代わりにもう一度。
また同じことばかり……と思われた方は、年寄りの繰り言と思って、お許しを。
大阪市天王寺区の一心寺は、“天王寺七坂”の一つ、逢坂の途中に在ります。
遺骨から造られるお骨佛(=阿弥陀如来像)で有名でしょうが、
ぼくのような仏像好きにして、怪獣好き・特撮好きは、山門まで来るや否や、
ギリシャ彫刻めいてダイナミックな仁王像に心を鷲掴みにされてしまうのです。
1997年に完成した鉄とコンクリート製の山門は、建築家でもあった長老・高口恭行
阿形像・吽形像が彫刻家・神戸峰男、天女像は日本画家・秋野不矩の制作。
所有する「一心寺シアター倶楽」で公演された演劇や落語会を通して、
ぼくは一心寺に親しんできたのですが、もう一つ、忘れてはならないのが酒封じ祈願
酒の過ちから大坂冬の陣で失態を演じ、大坂夏の陣(1615)で没せざるを得なかった
本多出雲守(いずものかみ)忠朝(ただとも)の墓(=画像右端)が境内に設けられています。
しゃもじに記された断酒祈願の赤裸々なメッセージが、何かとスリリングです。

2017_01_10_仁王2017_01_10_門2017_01_10_本多出雲守忠朝の墓


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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像特撮呑む

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
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