ホイス

平日の昼下がり、大阪駅前第1ビル地下2階を徘徊中。
当初はランチ・タイムの「丸喜酒店」を急襲したくなるも、
13時半を回っていますと、既に終了していたのです。
と、隣の大衆酒場「スタンド ミルクホール」の前には
“昼酒アワー”とチョーク書きされた立て看板が見えて、
それだけならば、昭和レトロを衒った普通の立ち呑み屋
なのですが、大阪には珍しく、ホイスが呑めるのです。
関西人などからすると、「ホイスとは何ぞや?」と
なってしまう訳ですが、酎ハイの割り材です。
製造者は飲料メーカーの「後藤商店」。
「薬草のような風味が特徴で、ポーランド産の蒸留酒
ズブロッカのような飲み心地」とされ、「ウイスキー」の転訛「ホイスキー」の省略形。
まあ、ちょっと、遠い目をしてみたくなる酎ハイの一つですね。熱燗を呑みながら、
チェイサー代わりに飲りました。カウンターの向こうでぐつぐつ煮える牛すじ豆腐が
美味でして、こちらも東京の下町の煮込みや肉豆腐を狙っているのだろうなあ。
着眼点は悪くないのですが、店主~店員の生硬な客あしらいを受け、上手く酔えず。
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