黒い10枚[2016年]
1. AMP FIDDLER 『MOTOR CITY BOOTY』![黒い10枚[2016年]](http://blog-imgs-102.fc2.com/b/r/a/brandnewfunk/2017031710231073f.jpg)
2. CHILDISH GAMBINO
『"AWAKEN, MY LOVE!"』
3. Mayer Hawthorne
『MAN ABOUT TOWN』
4. TERRACE MARTIN
『VELVET PORTRAITS』
5. KING 『WE ARE KING』
6. Bruno Mars 『24K Magic』
7. RO JAMES 『ELDORADO』
8. AARON ABERNATHY 『MONOLOGUE』
9. THE WEEKND 『STARBOY』
10. ANDERSON .PAAK 『MALIBU』 (順不同)
☆
もう3月にもなって、2016年の愛聴盤を振り返ることになりましたよ。
前年にも感じたことですが、結構、保守的な耳になりました。
いや、翻ってみるに、そもそも、“新しい”音の衝撃が見当たらないような
……ともあれ、2016年は後半になって、まさかのP-Funk攻勢!
チャイルディッシュ・ガンビーノ新作の『MAGGOT BRAIN』(1971)
リスペクトぶりに悶絶。現今の世代になおも多大なる影響が及ぶのを見て、
ジョージ・クリントンもさぞや、ご満悦でしょう。同じ頃合いに、
アンプ・フィドラー、10年ぶりのソロ・アルバムもリリースされて、ざわざわ。
いつの間にやら、年頭に来日しており、堂本剛が記念撮影までしていて、
(スライ・ストーンの時もそうでしたが)本当にファンク好きなんだなぁ、彼。
メイヤー・ホーソーン、テラス・マーティン、キングは、ライヴの予習・復習も兼ねて
よく聴き込みましたねえ。メイヤーはタキシード名義の2nd がそろそろ。
キングはCorrine Bailey Rae 『THE HEART SPEAKS IN WHISPERS』中の
“Been To The Moon”も制作しています。昨年の春先は殿下の訃報に惑乱。
山のように玉石混交の盤を買い込んでは、ため息ついて、茫然としてみたり、
フィジカル盤 『HITNRUN phase two』、ベスト盤 『4EVER』に肩を落としたり、
どんなライヴに足を運んでも、在りし日の殿下の姿がまぶたに浮かび……
思えば、メイヤー、キング、コリーヌ・ベイリー・レイも、殿下と縁がありましたね。
ブギー熱の再燃は、ぼくにとって、ミネアポリス・ファンクの再構築でしかなく、
とにかく、ブルーノ・マーズの新作はボリュームを上げて聴け、と。
一つひとつの楽曲は悪くないのだけれど、方向性が定まらない観もある
ロー・ジェイムズについては、ロージー・ゲインズの甥という出自だけで推し。
小綺麗にまとめ過ぎかなと思わない訳でもないアーロン・アバナシーは、
殿下やディアンジェロから“熱”を差し引いた印象。良くも悪くも、大人な音作りです。
ザ・ウィークエンドの新譜はシングル曲集といった風情で、せめて前作の
“The Hills”のような曲でもあれば……変な髪形もやめちゃったし(好きだったのに)。
アンダーソン・パックは、本当にDr. Dre が評価するほどの逸材なのか?
素朴な疑問を覚えつつ、確かに悪くはないですけどね。Knxwledge と組んだ
ノー・ウォーリーズの『YES LAWD!』も面白いのですが、如何せん、小粒過ぎ。
もっと一曲一曲をじっくり聴かせてもらえれば。選には洩れてしまいましたが、
久しぶりになったマックスウェル、キース・スウェットの新作や、
R・ケリーのXマス・アルバムも昨年のことでしたねえ。遠い昔語りをしているよう。
![黒い10枚[2016年]](http://blog-imgs-102.fc2.com/b/r/a/brandnewfunk/2017031710231073f.jpg)
2. CHILDISH GAMBINO
『"AWAKEN, MY LOVE!"』
3. Mayer Hawthorne
『MAN ABOUT TOWN』
4. TERRACE MARTIN
『VELVET PORTRAITS』
5. KING 『WE ARE KING』
6. Bruno Mars 『24K Magic』
7. RO JAMES 『ELDORADO』
8. AARON ABERNATHY 『MONOLOGUE』
9. THE WEEKND 『STARBOY』
10. ANDERSON .PAAK 『MALIBU』 (順不同)
☆
もう3月にもなって、2016年の愛聴盤を振り返ることになりましたよ。
前年にも感じたことですが、結構、保守的な耳になりました。
いや、翻ってみるに、そもそも、“新しい”音の衝撃が見当たらないような
……ともあれ、2016年は後半になって、まさかのP-Funk攻勢!
チャイルディッシュ・ガンビーノ新作の『MAGGOT BRAIN』(1971)
リスペクトぶりに悶絶。現今の世代になおも多大なる影響が及ぶのを見て、
ジョージ・クリントンもさぞや、ご満悦でしょう。同じ頃合いに、
アンプ・フィドラー、10年ぶりのソロ・アルバムもリリースされて、ざわざわ。
いつの間にやら、年頭に来日しており、堂本剛が記念撮影までしていて、
(スライ・ストーンの時もそうでしたが)本当にファンク好きなんだなぁ、彼。
メイヤー・ホーソーン、テラス・マーティン、キングは、ライヴの予習・復習も兼ねて
よく聴き込みましたねえ。メイヤーはタキシード名義の2nd がそろそろ。
キングはCorrine Bailey Rae 『THE HEART SPEAKS IN WHISPERS』中の
“Been To The Moon”も制作しています。昨年の春先は殿下の訃報に惑乱。
山のように玉石混交の盤を買い込んでは、ため息ついて、茫然としてみたり、
フィジカル盤 『HITNRUN phase two』、ベスト盤 『4EVER』に肩を落としたり、
どんなライヴに足を運んでも、在りし日の殿下の姿がまぶたに浮かび……
思えば、メイヤー、キング、コリーヌ・ベイリー・レイも、殿下と縁がありましたね。
ブギー熱の再燃は、ぼくにとって、ミネアポリス・ファンクの再構築でしかなく、
とにかく、ブルーノ・マーズの新作はボリュームを上げて聴け、と。
一つひとつの楽曲は悪くないのだけれど、方向性が定まらない観もある
ロー・ジェイムズについては、ロージー・ゲインズの甥という出自だけで推し。
小綺麗にまとめ過ぎかなと思わない訳でもないアーロン・アバナシーは、
殿下やディアンジェロから“熱”を差し引いた印象。良くも悪くも、大人な音作りです。
ザ・ウィークエンドの新譜はシングル曲集といった風情で、せめて前作の
“The Hills”のような曲でもあれば……変な髪形もやめちゃったし(好きだったのに)。
アンダーソン・パックは、本当にDr. Dre が評価するほどの逸材なのか?
素朴な疑問を覚えつつ、確かに悪くはないですけどね。Knxwledge と組んだ
ノー・ウォーリーズの『YES LAWD!』も面白いのですが、如何せん、小粒過ぎ。
もっと一曲一曲をじっくり聴かせてもらえれば。選には洩れてしまいましたが、
久しぶりになったマックスウェル、キース・スウェットの新作や、
R・ケリーのXマス・アルバムも昨年のことでしたねえ。遠い昔語りをしているよう。
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽
tag : 黒い音