室生寺の橋

女人高野室生寺」を目指して、バスに揺られて15分ほど。
2017_03_28_室生寺_下の橋
2017_03_28_室生寺_太鼓橋

室生寺前で降車すると、室生寺に向かう参道の左側に
大野寺」の前を流れていた室生川が、やはり同じく
確認できるのでした。遡っていくと、まずは比較的に地味な
下の橋」が目に入りますが、そこはスルーして、
道なりに上っていきます。「下の橋」があるのだから、
当然、「上の橋」もあるのだろうと予想してしまいますし、
実際、在るには在るのですが、「上の橋」はその形態から
太鼓橋」と呼ばれているのでありました。太鼓橋ですから
中央部分が反った形状で、登りやすいように、斜めに
踏み板が打ち付けてあります。拝観した日(3月28日)は
傷んだ朱塗りの欄干を補修している様子も見られましたよ。

2017_03_28_室生寺_無明橋 太鼓橋を渡れば、室生寺の正門の真正面となります。
 通常は正門を潜ることなく、東へ歩を進め、仁王門へ向かいます。
 鎧坂を上がり、弥勒堂、金堂を拝観。さらに上がって、
 本堂(=灌頂堂)や五輪塔を眺めた後に、もうちょっとだけ上り、
 室生寺五重塔がクライマックスとなるイメージでしょうか。
 そこから先、御影堂の在る奥の院まで延々と続く石段は、
 観光や物見遊山の気分から逸れ、多分に“修行”という言葉が
 頭を過(よぎ)るかもしれません。その中ほどに架かる「無明橋」。
雨が降れば、その下を川となって流れるのか? 袂近くには賽の河原も在ります。
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★ 2017年3月に読んだ本 ★

坂口安吾『桜の森の満開の下・白痴 他十二篇』(岩波文庫)
 ……3月の「二人の読書会」テクスト。
 表題作はこの季節になると、必ず読み返したくなりますね。
織田作之助『夫婦善哉』『アド・バルーン』(JTBパブリッシング)
 ……JTBの観光地ガイド本「名作旅訳文庫」。
 どういう形態であっても、文学の裾野が広がればよいね。
田辺青蛙『生き屏風』(角川ホラー文庫)
小佐田定雄[編]『青春の上方落語』(NHK出版新書)
石橋春海『ウルトラマン危機一髪からの大逆転スペシャル』(彩図社)
楠見朋彦『塚本邦雄の青春』(ウェッジ)
富岡多惠子『私が書いてきたこと』(編集グループSURE)
 ……詩から小説へ。小説から詩へ? 
松平進『近松に親しむ その時代と人・作品』(和泉書院)
オダサク倶楽部・編『織田作之助の大阪』(平凡社)
田辺聖子『田辺聖子の小倉百人一首』(角川文庫)

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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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