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折々の豆腐(2)

『角川 短歌 2月号 2017』(角川文化振興財団)を読み終えたところで、
豆腐詠をピックアップしてみます(敬称略)。同号では1首のみでした。
       ☆
永田紅(塔)
古紙豆腐灯油竿竹それぞれを聞き分けている耳が昭和だ
       ☆
2月号の特集が「40代歌人の魅力」となっていまして、
題詠「昭和の音」からの一首です。
物売り――昔で言うところの“ぼてふり”の口上ですが、
古紙/豆腐/灯油/竿竹のうち、あなたはどれだけ覚えていますか? 
ところで、今、単純計算してみたのですが、40歳代ということは
昭和42年(1967)~昭和52年(1977)生まれの人たちに当たり、
物売りの声が盛んに聞かれたのは、
戦後の昭和20~30年代くらいではなかったか?と思えてしまい、
40代歌人にしてもリアルタイムでなく、既にノスタルジックな存在として
物売りの声を記憶しているのではないかなあ。
地方、地域の間で差はあるので、一概には言えませんけれども。
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テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

tag : 豆腐短歌

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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