聖林寺の十一面観音

4月4日(火)、近鉄・大阪線に乗り、桜井駅まで。2017 04_04_聖林寺
初夏を思わせる好天、汗ばんでしまうほどの
上天気でした。目的は「聖林寺」です。
前週、「室生寺」の十一面観音を観た流れから、
八十八面観音巡礼”のさらに一体を
拝みたくなったもので。駅南口から多武峯・
談山神社行きのバスに乗って、10分ほど。
バス停から聖林寺へ向かおうにも、鄙びた
田舎道が延びているばかりで、ちょっと、道に
迷いそうな不安も覚えましたが、無事に到着。

2017 04_04_山門から かの名高き国宝、十一面観音菩薩立像
 擁するお寺だというのに、気取らず、構えず、
 のほほんとした佇まいです。拝観させてもらおう
 とすると、客の姿に気付いた子供が親を呼びに
 走ったようで、必要以上に和んでしまいそう。
 京都の(一部)商売慣れした すれっからしの
 お寺さんとは真逆。本堂の本尊は石仏で、
 頭でっかちな子安延命地蔵
 ユーモラスな表情です。本堂はその他、
雑然とした仏像、仏具、私物(?)のような物まで放り出され、何というか、
夏休みに田舎の祖父母を訪ねた子供の気分らしきものを覚えました。

本堂から廊下へ出て、観音堂(とは名ばかりのコンクリート製の収蔵庫)までの
階段を上ります。神々しいお姿に、はっと胸を衝かれます。こんな所で、
何をしてはりますのん?という、もったいない気持ちがあふれ出てきます。
元は「大神(おおみわ)神社」の最古の神宮寺(=神社に付属する寺院)である
大御輪寺」の本堂の本尊だったそう。慶応4年(1868)3月の神仏分離令を受け、
同年5月、大御輪寺から聖林寺に遷されたのでした。天平時代作の木心乾漆像。
聖林寺の門前からは、大和盆地の東南部を見渡すことが出来まして、
前方(北)に見えるのが三輪山……十一面観音が追われた土地となります。
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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