聖林寺の橋
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聖林寺前でバスを降りると、まず「新聖林寺橋」を
渡らなければなりません。何の変哲も無いコンクリート製の
桁橋ですねえ。川のせせらぎが、好天だったこともあり、
涼しげに映りました。“新”が付いているということは、
オリジナルの「聖林寺橋」も在るということになります。
優美な十一面観音菩薩との対面を果たした後、往路とは
別な田舎道を歩いていきますと、「新聖林寺橋」の少し下流に
「聖林寺橋」が現れました。橋の袂に石塔なども設けられて
いることから、かつては「聖林寺橋」を渡って登るルートが
メインの参道だったのでしょう。桜井駅へ戻るバスは1時間に
1本程度で、次発までに40分ほどあったので、咲き始めた
桜の花などを眺めつつ、県道37号を北上してみることに。
薬師町交差点で左折し、西へ進むと、左手で一旦別れた
はずの寺川と再会できたりもします。架かっているのが
「磐余(いわれ)橋」です。橋の上から川面を眺めると、
鮒か何かわかりませんが、魚群が整然と回遊している
様子が見て取れました。俗世の営みを遠く離れたく思いなし。
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