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初文楽

年頭、子供向けとも言える「文楽の入門教室」に2017_ 04_19 _大楠公
足を運んだ時から、今年こそは文楽の本公演を
聴きに行こう!と企んでいたのでした。そうして
ようやく、4月21日(金)、大阪・日本橋の「国立
文楽劇場
」にて開催中の「四月文楽公演」を
楽しみに行ってきました。しかも、第1部公演と
第2部公演を連続で。第1部は午前11時開演、
第2部は20時20分終演予定と、ほぼ全日を
文楽浸りに充てるという ビギナーとは思えぬ
所業。メジャーな演目が多いので、大丈夫かと。
       ☆
第1部
寿柱立万歳
菅原伝授手習鑑
 茶筅酒の段/喧嘩の段/訴訟の段/桜丸切腹の段
豊竹英太夫改め 六代豊竹呂太夫襲名披露口上
 寺入りの段/寺子屋の段
第2部
楠昔噺
 碪(きぬた)拍子の段/徳太夫住家の段
曾根崎心中
 生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段
       ☆
「寿柱立万歳」後に10分、六代豊竹呂太夫の襲名披露口上後に20分間の休憩。
第1部と2部の間が30分弱、「楠昔噺」の後にも長めの休憩が入り、それぞれ、
好き勝手に飲んだり、食べたりする感覚です。非常にまったりとした進行。
お年を召された観光客や外人客の方々で、爆睡されている方もいましたが、
特にお咎め無し。客層が練れているのか、劇場の運営が優秀なのか、
初めての文楽鑑賞なのに、気張らず、リラックスした気分で愉しめましたよ。
画像は4月18日、「観心寺」で撮影した銅像……「楠昔噺」で大活躍の大楠公です。
「菅原伝授手習鑑」は、親子の別れより何よりも、松王丸の汚れ役っぷりに感嘆し、
「曾根崎心中」は、近松門左衛門の名文と、現在地で慣れ親しんだ露天神社とが
交錯する様に、頭がくらくらしてくる快楽。実に濃密な一日を過ごすことが出来ました。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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(自称)。
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