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大阪企業家ミュージアム

ディープに巡る!五代友厚クイズラリー」の商品として2017_05_12_大阪産業創造館
頂いていた「大阪企業家ミュージアム」の招待券を使う
タイミングが来たのかも。5月12日(金)、大阪市中央区
本町1丁目に在る「大阪産業創造館」に向かいました。
サンソウカン」は、壁面のオブジェ「宝の艀(はしけ)」で
ぱっと目に入ります。七福神になぞらえた企業家らが、
水の都・大阪で、航跡(=功績)を残して高みへ昇る姿を
イメージしたのでしょうか? B1Fに企業家ミュージアムは
入っており、前回のような空振りは免れ、この日は無事に
入館できました。明治以降を3つのブロックに区分して、
大阪で活躍した企業家105人が、パネルや資料で紹介
されています。トップ・バッターはやはり、五代友厚
105人もいますし、企業家ですから、知名度が今ひとつ
という方々も多いです。ぼく個人が、惹かれたのは大原孫三郎鳥井信治郎
佐治敬三安藤百福……といった、やはり強烈な個性の面々でしょうか。しかし、
キュレーター(?)のおじさま方、矢継ぎ早に質問を重ねてくるのもどうかと
思うのですが、「日本語を話せますか?」「何か、商売を始められるのですか?」
となれば、当方を何者と見ていたものやら……非常に悩ましいところではあります。
あ、サンソウカンで発行しているフリー・ペーパー「Bplatz press」は大好きですよ。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築美術ウイスキー

モダン寺

2017_04_25_モダン寺 神戸市の「隈病院」へ向かう坂道の取っ掛かりで、
 目を留めてしまうのが、「モダン寺」でしょう。
 正式名称は、浄土真宗本願寺派・本願寺神戸別院。
 浄土真宗ですから、本堂前には親鸞聖人のブロンズ
 像も建っているのですが、さすが“神戸”と言うか、
 5つの尖塔、壁面のレリーフやステンドグラスが随分と
 エキゾチック。その“インド風仏教式鉄筋造り”は、
 昭和5年(1930)に建てられた旧寺院より継承された
 ようです。神戸っ子でも何でもない大阪人の場合、
 “モダン”というならば、「一心寺」も負けてへんで! 
 と突っ込みたくなりますが、そこは張り合うところでは
 ないので、自重。
他にも周辺で、「本寿寺」および最上位経王大菩薩、日本基督教団神戸教会など、
気になる物件がちらほら。花隈にまた足を運ぶ機会があるので、追跡調査ですかね。

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築

FIRE 関西限定

北大阪急行・千里中央駅ホームで時間を潰すことが2017_05_09_関西限定ミルクコーヒー
多くなり、ふと目に留まった「キリン」の「ファイア 関西
限定ミルクコーヒー
」――初登場は2003年のようです
が、目に入ったのは今年3月14日、何度目かとなる
リニューアルを果たした245g缶。パッケージ・デザインの
地図で、“関西”地域2府4県として、和歌山県も含まれて
いることに、ほっとするのは何なのでしょう? 牛乳
生クリームミルクソースの3素材を掛け合わせた
贅沢ミルク”やらが売りですが、実際に飲んでみると、
珈琲らしさを捨て去る踏ん切りは付かなかったようで、
身を持ち崩した(?)カフェ・ラテのような味わいでした。
コーヒー飲料」(内容量100g中に生豆換算2.5g
以上5g未満のコーヒー豆を使用
)の壁かもしれません。
勝手ながら、「サンガリア」や「チェリオ」ならば、脳みその溶けそうな次元まで
振り切ってくれそうなイメージはあります(あくまで、褒め言葉)。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ

歴史から流れて

2017_05_09_「味鮮閣」 5月9日(火)、「大阪歴史博物館」へ足を運ぶ
 予定でした。間違いなく。ところが、同博物館を
 ぐるりと回ると、谷町筋を少しだけ北上し、本格
 中華料理「味鮮閣」に潜り込んでいたのです。
 毎秋、大阪府新別館南館にて開催される「公開
 講座フェスタ
」で谷町四丁目を訪れる縁から、
 同店の存在は織り込み済みなのでした。ぼくの
 考える美味しい“中華料理店”はシンプルで、
 中国人スタッフの占める割合如何。
そうして、どれだけ熱いか?(火力)で、ひとまず見切り。
「味鮮閣」は注文してすぐ、厨房から大降りの雨のように、鍋を振る音が聞こえてきて、
テーブル上に料理が、どん!と無造作に供されています。昼呑みなんぞしていると、
本当に「いつの間に?」という早業です。旨いだけでなく、お財布にも優しくて感謝。
この日のぼくは生ビール・セット(980円)。干し豆腐の和え物に、青椒牛肉絲を
合わせてみました。相方は八宝菜ランチ(700円)で、メインの八宝菜の他、サラダ、
ご飯、漬物、冷や奴、空揚げ、スープ(代わりの塩ラーメン)……紹興酒も呑みつつ、
大食漢モードに入ったぼくは、追加で酢豚、トマトと卵炒めも頂いたのでありました。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む豆腐

塔が見える

神戸市の「隈病院」近くに、花隈公園が在ります。2017_04_25_花隈城址
立派な石垣に囲まれた高台で、「花隈城」の跡地。
園内には、池田宣政の書による「花隈城趾」の石碑が
建っていますが、あの兵庫県南部地震(平成7年1月
17日)によって倒壊・破損した物のレプリカのようです。
隣の碑は「東郷の井」。神戸小野浜造船所にて、
初代戦艦大和の建造中、建造監督官に就任した
東郷平八郎(1848~1934)の毎日、朝夕に使用
していた井戸を記念した石碑が移設、保存されたもの。
南に目を転じてみると、眼下をJRの貨物電車などが
走り過ぎていくようです。ふと、ビルとビルの間から、
真っ赤な神戸ポートタワーが目に飛び込んできました。
神戸港・中突堤の方角は、そっちだったか!と意想外。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築史跡

本長谷寺

2017_04_28_本長谷寺 “廃墟マニア”と言いませんが、嫌いな訳はありません。
 失われた根源的な何か――には、ロマンティシズムを
 くすぐられますもの。不在であるからこそ、強烈に郷愁を
 掻き立てるサムシング。「長谷寺」の始まりは朱鳥元年
 (686)、道明上人が天武天皇のため、初瀬山西の岡に
 「銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)」を安置したこと。
 そこが「本長谷寺」。後に神亀4年(727)、徳道上人
 聖武天皇の勅願で東の岡に「十一面観世音菩薩」を
 祀り、現在の長谷寺につながる訳ですが、オリジナルと
 コピーの優劣云々など、全く無縁の世界で、本長谷寺は
 境内の参拝ルートに自然と立ち現れ、優しく迎え入れて
 くれます。本長谷寺に向かって左手には、
戦後日本で初めて(昭和29年)建てられた五重塔がそびえ、すぐ間近に
三重塔址」の礎石も見えます。在る物と無いものと截然と分けられはせず、
失われてしまうからこそ、何かが在ったと後から遅れて認識がやって来るのでしょう。
在った、あったようだ、そんな気もする……その記憶すらいずれ呆けてしまうにせよ。

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築

長谷寺の橋

4月末に「長谷寺」を訪ねた折、いくつかの橋とも再会しました。
2017_04_28_参急橋
2017_04_28_神川橋
2017_04_28_関本屋橋

近鉄・長谷寺駅から門前町へ向かう途中、まず渡ることになる
参急橋」は、大和川に架かっています。大和川の上流が
初瀬川”で、長谷寺参りなのだから、初瀬川の方がよいかな。
「お参りに急ぐ」ことから命名され、昭和4年(1929)の完成。
       ☆
参急橋の上から上流に見えていた太鼓橋が「神川橋」です。
長谷山口坐神社(はせやまぐちにいますじんじゃ)」に参るための橋
となり、朱塗りの色は、参急橋よりも鮮やか。当日は初夏の
日差しで暖かく、暑がりのぼくは橋の上でシャツを着替える
仕儀となりました。天手力男神のご加護がありますように。
       ☆
門前町の途中に、不意と架かっている何の変哲も無い
コンクリート橋が「関本屋橋」でした。初瀬川の右岸と左岸の
門前町の行き来の利便を図ったものでしょうか。「竣工
昭和51年12月1日/施工 藤一建設株式会社」と見えました。
橋の袂の近くでは、国産大豆使用の「とうふミルク」(ソフト
クリーム)も販売されていましたが、今回は賞味できず。
もう少しだけ上流に架かっていたはずの「連歌橋」も見逃してしまったようで残念。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 豆腐

しもたや

2017_05_05_「しもたや」 連休も何も無いです。この日(5月5日)は単に、
 シフトが空いていただけ。相方と示し合わせて
 出掛けてみた「大阪企業家ミュージアム」は
 何たることか、休館日。やれんなあ、と肩を
 すくめながらも、昼呑みに切り替え、堺筋本町
 から天王寺まで移動。さすがにゴールデン・
 ウィークで、天王寺公園周辺は混雑が目立ち、
 「森田屋」には行列まで出来ている始末……
 アベノ地下街に戦略的撤退を行うと、
お魚と地酒の「しもたや」へ入りました。基本的に、ぼくは“肉派
(正確には、魚族と闘っているの)ですから、相方に譲歩した形です。
こちらも流行っている反動か、お酒を注いでくれる女子店員のぞんざいさは、ちょっと
頂けませんでしたが、さいころを転がして「ばくれん」(亀の井酒造/山形)が無料で
振る舞われたり、静岡の「開運」が置かれていたり、呑んだくれに贅沢は言えません。
平目の薄造りや河豚の空揚げを摘まみつつ、冷や奴を注文するのも忘れずに、ね。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む豆腐

弁天橋

神戸ハーバーランド」は、大阪人のぼくに2017_05_02_弁天橋
どことなく気恥ずかしく、面映くなってしまう
スポットなのですが、それでも“”が在ると
落ち着きます。例えば、「はねっこ橋」とか。
ハーバーランドと「中突堤中央ターミナル」の
間に架かる「弁天橋」も嫌いではないです。
(画像は、5月2日撮影分となりますが……)
弁天橋の上に覆い被さって見えるのが、複合
商業施設「umie MOSAIC」(=旧「神戸
モザイク
」)と直結されている弁天歩道橋
弁天橋を渡って、少し北の所には愛らしい“汽笛時計”が設置されています。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

松尾稲荷神社

ホルモン串焼きの「中畑商店」への道を見失いかけた時、2017_05_02_ビリケン
ぼくらを救ってくれたのが、お稲荷さん、ビリケンさんの
存在でした。そもそも、「稲荷市場」という名称自体が、
稲荷社の所在を前提にしている訳で、市場の南側の
一角に、多くの提灯に飾られて、「松尾稲荷神社」が
建っていたのです。祭神は宇賀御魂(うかのみたま)大神
となりますが、同社の面白いところは、“松福大神”こと
ビリケンさんをも祀っている点です。「商売繁盛」と
「恋愛成就」に功験あらたかな「日本最古 JAPAN
ビリケン
」を謳っています……通天閣は寺社でも何でも
ないですし、ビリケンさんを祀る神社はここくらいでしょう。
そのビリケン像は、大正初期、神戸元町の洋食店主が
米国の水兵が持ち込んだ物を参考に、木彫りで造った
そうで、鼻の大きさが目立つ異相です。案内板に描かれたビリケン像のイラストは、
右手に打ち出の小槌、左手に宝珠、米俵の上に鎮座し、背中に大判を背負っている
和洋折衷スタイルでした。宮司の集めたと思しき、世界のビリケンさんの写真も
多数掲示されていましたよ。ちなみに、社号にもなった「松尾稲荷」の「」は、
楠木正成湊川の戦いに先立って、一族郎党が集合する目印とした松の大樹。
その後、枯死した松は、大正3年(1914)の社殿造営に伴い、取り除かれた模様。

テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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