DVD付き紫雨

未発表曲「Moonbeam Levels」だけのために、
『4EVER』を入手したぼくですもの……。
アルバム『Purple Rain』はそれほど好きでない
(他のアルバムと比較して、相対的にという意味で)
と、うそぶきつつも、CDだけで各種、手元に持っていますし、
中にはゴールドCDなんて、コレクター・アイテムもあるところに、
生前から準備されており、殿下本人の監修の下、Paisley Park
スタジオにてオリジナル・マスターからリマスターされた音源を収録
云々とあれば、一周忌法要の気分で購入してしまいますよ。うん。
狙いはひたすら、Disc 2 の未発表レア曲なのですけれども。
ほぼ既知のDisc 3 には食指は動かないのですが、Disc 4 のDVDが
ちょっと欲しくなっているので、『EXPANDED EDITION』の方を入手予定。
DVDに収録されているライブ映像「Prince And The Revolution Live
at the Carrier Dome, Syracuse, NY, March 30, 1985
」ですが、
往時はビデオ(VHS)で流通していて、ただDVD化がされていなかったように記憶。
殿下の映像作品で、いくつかDVD化されていない物の一つとなりますね。
VHSは規格として終わるなあ、とぼくは先手を打ったつもりで、殿下の映像作品も
別規格のメディアで収集しており、現在もきちんと保存はしていますけどねえ
……それが、無意味にLPサイズのLD(レーザー・ディスク)だったという。

参考記事:DVD付きはオンライン限定10%オフ!プリンス(Prince)『パープル・レイン DELUXE』
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

聚香園

近場に美味しい中華料理店が在るのは、とても2017_06_20_聚香園
良いこと。大阪・中津(地下鉄・御堂筋線)では、
吉祥楼」を押さえていたつもりでしたが、
そちらが北京料理であったのに対して、今回、
利用した「聚香園」は台湾料理の流れです。
以前から店の前を通るたび、仕出しも行って
いるようだなと目をつけていたのですが、普通に
どれもリーズナブルで、かつ、美味しいです。
夜のビール・セット(980円)が、飲み物1杯に
加えて料理2品。当然の如く台湾風冷や奴
オーダーし、追加で各種料理を試してみます。餃子類にインパクトは感じられません
でしたが、何てことのない野菜の炒め物などが、不思議と旨くて感心することしきり。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む 豆腐

第34回 文楽鑑賞教室

2017_06_20_仮名手本忠臣蔵 6月20日(火)、大阪・日本橋の「国立文楽
 劇場
」へ出掛け、「第34回 文楽鑑賞教室」を
 鑑賞しました。14時開演ですが、30分前には
 連絡するようにお願いされていて、間に合えば
 いいさと高を括っていたらば、かなりの満席で
 少々焦りましたよ。「鑑賞教室」だけあって、
 どこかの小学生らの団体が大挙して襲来して
 いたようです。一旦、席につけば、焦らず、
 騒がず、するが焼(元祖栗どら焼き)を摘まみ、
 舞台に見入り、人形浄瑠璃に耳を傾けます。
最初の演目は「二人禿(ににんかむろ)」……季節的にどうなの?と戸惑いこそすれ、
あっさりと陽気に、短めに終わるので、イントロダクションとしては上々なのかも。
その後、太夫・三味線弾き・人形遣いの技芸員による解説「文楽へようこそ」が
行われましたが、文楽の“基礎”について、頭では十分に理解できてきた気がします。
10分間の休憩を挟んで、いよいよ、「仮名手本忠臣蔵」の始まりです。
下馬先進物の段/殿中刃傷の段/塩冶(えんや)判官切腹の段/城明渡しの段
――今回は上記を上演。切腹の段から城明渡しの段にかけて幕間は無し。
なかなかにドラマティックな演出で、ぼくは好きです。大星由良助の溜めの演技。
また、遠くが見えないぼくは、眼鏡を外すと、顔世(かおよ)御前(=判官の妻)が
どうしようもなくリアルな別嬪に映ってしまうことに驚愕。そりゃ、高師直(もろのお)
横恋慕してしまうでしょうよ、と。殿中刃傷の段で、その高師直の判官の罵倒ぶりは
黒い哄笑が抑え切れぬほどに面白くて、豊竹睦太夫の悪役ぶりに心酔しました。
 「貴様もちょうどその鮒と同じこと。鮒よ鮒よ、鮒だ鮒だ、鮒侍だ
原郷右衛門の主遣い、吉田玉勢の顔を覚えていたことでも、ちょっと嬉しくなり……
ずっと昔から興味はあったのだから、もっと早くに、文楽に親しめば良かったなあ。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

淀川改修紀功碑

大阪市北区の毛馬閘門を訪ねた折、以前(ちょっと2017_06_13_淀川改修紀功碑
調べてみたらば、2008年6月21日でした)も目にして
撮影した「淀川改修紀功碑」に再会し、懐かしくなって
しまいましたが、今回も相変わらず慰霊塔かと思い違い、
案内板の文字「基標」を「墓標」と読み違えることすら、
前回と全く同じ失態。進歩の無い己の有り様に、ほとほと
呆れ果ててしまったことです。明治29年(1896)に開始
された淀川改修工事は、概ね同42年(1909)に終了。
それを記念して建てられたのが、この紀功碑となります。
高さが10.6m。旧毛馬洗堰旧毛馬第一閘門を含む
一帯の「旧淀川分流施設」は平成20年(2008)、国の
重要文化財に指定されています。紀功碑の周りにも、
毛馬北向地蔵、毛馬の残念石旧毛馬基標など、
微妙に気になる物件がちらほら散在しているのでありました。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡 仏像

一等水準点

2017_06_16_一等水準点(第230号) 「大阪歴史博物館」からの帰途、「大阪合同
 庁舎第4号館
」玄関脇、アオキの植え込みの
 下に、「一等水準点第230号)」を発見。
 間重富の特集展示から、観測・測量機器~
 地図のことなどを思い浮かべていたせいで、
 目に留まったのかしら。水準点とは、「土地の
 高さを測定する場合の基準を与える標識

 で、全国の主要道に沿って約2kmごとに設置
 されています。慎ましやかな存在が愛らしく、
 「點」に「四つ点」が付く旧字「点」が素敵です。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 地図

『美しい星』再読

映画を見たことをきっかけに、原作となる同名作も文庫本で再読しました。
三島由紀夫の『美しい星』ですが、小説と映画作品との異同(主に
人物相関図の面から)についてメモ。主人公となる大杉重一郎
の一男一女から成る一家は、各人が宇宙人として覚醒していきますが、
映画でも小説でも同じく、重一郎=火星人、長男・一雄=水星人、
長女・暁子=金星人として扱われているのに対して、妻・伊余子だけは
原作での木星人が映画では“地球人”として設定されていました。
元から地球人ですから、地球人として特に覚醒するシーンはなく、
“水ビジネス”に嵌まっていくだけでしたねえ。ただ、小説の方でも
木星人ながら、政治に走る水星人、金星人とは違って、極めて中庸で
地球人に近い性格付けなので、キャラクターに大きな変更がある訳ではないです。
(そうなると、火星人は良かれ悪しかれ、ヒューマニズムを担う“文学”担当だったのでしょうか?)
映像内では謎の弁護士秘書、陰のフィクサーだった黒木克己が、小説内だと
「閣僚には入っていないが首相の椅子を狙っている高名な政治家」として、
完全に表の世界に突出した存在です。重一郎と対になり、年齢も2、3歳違い。
映画でドストエフスキー大審問官」風の重厚な問答を熱く遣り取りした
重一郎と黒木ですが、小説で重一郎と激突するのは、仙台市の大学の
万年助教授・羽黒真澄を中心とする3人組でした。地球や人類の救済に
心を悩ませる重一郎に対し、「地球をぶっこわす」ことを夢想する羽黒一派は
白鳥座六十一番星の未知の惑星”からやって来たという申告です。
羽黒一派は黒木に接近して、黒木の謎めいた立ち位置に変わりはありませんが、
映画ほど、“宇宙人”性は濃厚でありません。おそらく、原作の羽黒一派をばっさり
カットした時点で、重一郎に立ち塞がる役柄を羽黒から肩代わりさせられたと同時に、
白鳥座云々の“宇宙人”性――地球人ではないが、重一郎とは対極の思想を持つ
存在――をも付与されたものと思われます。リリー・フランキー演じる重一郎が
しつこいまでに連呼していた「太陽系連合」の名称は、原作に登場していません。
重一郎らが宇宙人であるにせよ、太陽系内惑星の住人であれば、「太陽系連合」は
畢竟“家族”の言い換えに過ぎず、映画のストーリーでも“家族の再生”を丁寧に
描出していたのが印象的でした。反して、原作内で重一郎が組織した運動の名は
宇宙友邦会」……「友邦」=UFO……(べたな洒落には触れないとしても)安直な
ヒューマニズムより、いまだ確かめられざるものへのロマンが若干勝って感じられます。

参考文献:三島由紀夫『美しい星』(新潮文庫)

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説 映画

町人天文学者・間重富

谷町四丁目へ行き、「大阪歴史博物館」を訪ねました。2016_06_16_天球儀
前回(ひと月ほど前)訪れた際は、流れてしまったため、
満を期しての再訪です。常設展示などはよく観に出掛け、
最後に入ったのがいつだったか調べてみれば、2014年
11月7日の金曜歴史講座考古学から見た上方の
お酒」
を聴きに来ていました。今回の主目的は、重要
文化財指定記念となる特集展示「なにわの町人天文
学者・間重富
」。(はざま)重富(1756~1816)は、
大坂の質屋でありながら、江戸幕府の御用測量をも
務めた天文学者でもありました。冲方丁『天地明察』
にも描かれていましたが、天体の運行、暦法を司る者は
古来、最高権力者や神職と定まっていたものです。
対して、一介の町人である間重富が高度な科学技術・
知識をもって活躍していた点が痛快です。国語学者・新村出(『広辞苑』編集者)は
後に、「難波津にあきひと(商人)さひす天つ星 究めはかりし稀(まれ)らなる君
との賛を寄せています。重富の息子、間重新(しげよし)宛ですが、「大塩平八郎
書状
」も展示されていて、どきり。陽明学もまた天文暦学を必要としたのでしょう。

参考文献:冲方丁『天地明察(上)』(角川文庫)
       冲方丁『天地明察(下)』(角川文庫)

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築 小説

折々の豆腐(3)

吉村睦人(新アララギ)
寒き冬帰り来たれば卓の上に鱈多く入りし湯豆腐が待つ
本多稜(短歌人)
山ひとつ朝飯前に平らげて高野豆腐に鯉の味噌漬け
       ☆
『角川 短歌 4月号 2017』(角川文化振興財団)から豆腐詠2首を抽出(敬称略)。
「冬」に「湯豆腐」は、俳句ならば、くどいと感じそうな語の斡旋(そもそも季重なり)
ですが、短歌なので良いか、と。当たり前ですが、音数に余裕があるのですから。
ただ引っ掛かるのは、鱈を入れたらば、鱈鍋であって、湯豆腐でないのでは?
という一抹の疑問です。鱈がメインではないけれども、意外に量が多かったの? 
まあ、堅いことは言わず、何なりと好きな物を放り込もうが、豆腐は懐が深いです。
高野豆腐の歌は、「雪の武奈ヶ岳」12首のラストを飾っています。滋賀県大津市の
武奈ヶ岳ですか? 他の歌にも、深い雪山での暮らしの点景が描かれています。
「朝飯前に平らげて」がダブル・ミーニングで働いており、(おそらく)武奈ヶ岳を
朝食前の時間帯に登ってきて、非常に容易で“朝飯前”だったということなのか
……朝飯の内容が、高野豆腐に鯉の味噌漬け。シンプルでいて、滋養満点です。

テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

tag : 豆腐 高野豆腐

毛馬の眼鏡橋

タイトルを「大阪の眼鏡橋(3)」にしようか?と2017_06_13_眼鏡橋(毛馬)
思うくらい、“眼鏡橋”のトピックスが続きます。
淀川は標高差の少ない大阪平野を流れており、
その流路は近世まで大きく蛇行していました。
明治29年(1896)から淀川大改修事業が開始。
大阪市都島区の毛馬閘門辺りから流路を
付け替える「新淀川」の開削工事でした。
現在、「淀川」と呼んでいるものが新淀川で、
旧・淀川はほぼ現在の大川に当たります。
さて、開削工事に伴い、掘削した土を運搬
するための「長柄運河」も一時的に開削され、明治35年(1902)に完成。その運河の
仮橋が老朽化したことから、大正3年(1914)、新たに架けられたのが「眼鏡橋」。
アーチは1つしか見当たりませんね……長柄運河自体は昭和42年(1967)に
埋め立てられましたが、毛馬閘門に隣接する跡地に、眼鏡橋は保存されており、
実際に渡ってみることも可能。高欄は昭和55年(1980)に補修されたものです。

参考記事:大阪府 治水のあゆみ

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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千本松大橋

2017_06_13_千本松大橋 “眼鏡橋”と名の付く橋は多々在ります。
 狭義では、アーチが2つ連なった石造2連の
 アーチ橋を指すはずですが、アーチが1つでも
 見つかれば、“眼鏡橋”を乱発してしまう模様。
 (造幣局にも「めがね橋」が在りましたね)
 今回、紹介する“めがね橋”はアーチを持たず、
 上空から見た形状を“眼鏡”に見立てての
 ネーミングです。正式名称は「千本松大橋」。
 大阪市の大正区と西成区の間、木津川に
 架かっています。画像は、千本松大橋西詰。
眼鏡の“眼”に該当する部分が、橋の両岸の2段の螺旋状の桁で、要はループ橋
長さが323m、水面から桁下までの高さ34mとなり、木津川を使用する大型船の
安全運航に必要な高さだといいます。片側に歩道も設けられてはいましたが、
千本松渡し」の渡船が今も利用できるらしくて、機会があれば、乗船したいもの。

参考文献:若一光司『大阪 地名の由来を歩く』(KKベストセラーズ)

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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