御着の天川橋

在ります。JR山陽本線・御着(ごちゃく)駅から
東へ徒歩10分くらい……のはずが、御着城跡
公園を指し示す立て看板の設置が妙なことに
なっていたため、遠回りをしてしまいました。
天川(あまかわ)を渡った時点で、直進でなく、
左に折れて国道2号まで北上すればよいです。
ちなみに同名の「天川橋」が現在も在りますが、
画像の橋がオリジナル。
姫路藩が文政11年(1828)、旧西国街道の天川に架けた太鼓橋で、総竜山石
(=宝殿石、印南石)製。印南郡の石工、瀬助・仲右衛門の作。
竜山石といえば、姫路城の石垣や古墳時代の石棺(仁徳天皇陵)にも使用されて
います。昭和47年(1972)9月9日の出水で橋脚が崩れ、橋桁が落下したため撤去。
昭和53年(1978)10月から、現在地に移設・保存されているようです。全長26.6m、
幅4.45m、高さ約5m。城マニアより、橋好き、石好きの気を惹きそうな物件です。
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