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堺のミュシャ

2017_10_31_堺アルフォンス・ミュシャ館 2017年は、日本とチェコが国交回復して60周年。
 それを記念して、東京・六本木の国立新美術館では
 「ミュシャ展」(~6月5日)が開催されていました。
 一方で、大阪府の「堺 アルフォンス・ミュシャ館」が
 空調設備の更新および収蔵庫改修のために、6月まで
 休館。その間、同館のミュシャの作品等が東京に
 貸し出されていた訳です。このたび、出張公演(?)から
 帰阪と相成りまして、10月31日(火)、企画展「あこがれ
  アルフォンス・ミュシャに魅せられた人々
」を鑑賞に
 出掛けましたよ。JR阪和線を利用すると、堺市駅から
 直結している「ベルマージュ堺」弐番館の2F~4Fです。
 確かに、ミュシャ(1860~1939)の祖国はチェコですが、
彼の作品の有数のコレクションが、何故に大阪府堺市に?という疑問を抱かされます。
       ☆
2006年3月に破産している「カメラのドイ」の創業者、土居君雄(1926~1990)は
「ドケチ」呼ばわりされた一方で、ミュシャとBMWの世界的コレクターでもありました。
彼の死後、ミュシャとその関連作家の作品約500点が、遺族から堺市に寄贈されて
「堺 アルフォンス・ミュシャ館」の基盤となったのですが、土居夫妻が堺市の浜寺で
新婚生活を過ごしたというだけの縁で、ぽんと投げ出された「ドイ・コレクション」……
他方の「堺市ヒストリックカー・コレクション」もとんでもなく希少な収集品ですしね。
東京での「ミュシャ展」に貸し出されていた「ジスモンダ」、「蛇のブレスレットと指輪」、
クオ・ヴァディス」、「ウミロフ・ミラー」、「ハーモニー」、「ラ・ナチュール」などを
目にすると、「ご苦労さま」とつい声を掛けたくなりました。堺市民は幸せ者です。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

DTI更新

PHSが(基本)終了することを受けて、何かと契約内容の見直しが必要。
複数の通信システムの選択肢があることは非常に心強いことなのに、
インフラ整備の大波に呑み込まれてしまっては、どうしようもないのでした。
相棒のザウ8君ごと紛失の憂き目に遭いつつも、十年以上の付き合いとなる
NECインフロンティア」のCF型PHSカード、「AH-N401C」ともいよいよ
お別れの時期が近付いている訳です。「ワイモバイル」の料金プラン、
3Gデータ定額Sについては、2018年1月末日でのサービス終了が
通知されました。PHS回線が使えなくなれば、同回線を利用してのアクセスも不可。
現在の「ドリーム・トレイン・インターネット」(=DTI)での契約更新が10月でして、
月割りは不可との説明を受けたこともあり、一年契約をそのまま継続更新。
(カスタマー・サービスに電話で問い合わせたところ、オペレーターのエスカレーションが長過ぎました)
とにかく、「ワイモバイル」の3Gサービスが終了する年明けまでに、
契約を見直さなければなりません……が、死守すべきは現在のメール・アドレス。
もう20年にもなる間、使用し続けてきた直アドレスで、変えたくはないのですよ。
今は亡き「アルファインターネット」がドメインに含まれているのも、愛着があり。

テーマ : インターネット関連
ジャンル : コンピュータ

tag : モバイル

漂泊の同人

前週に引き続き、またぞろ、台風(第29号)がやって来ました。
風雨による被害、交通機関の麻痺も危ぶまれましたが、
さすがに3回連続で流会というのも、今後に差し支えるので、
10月29日(日)は中之島公会堂で、同人の月例合評会を開催。
いつもの同人提出作品の月旦もさることながら、ぼちぼち、
次号の同人誌の製作に関する打ち合わせも詰めていきましょ、と。
ただ、ひとつ懸念すべき点が文学フリマとの兼ね合い。
今夏の「第5回 文学フリマ大阪」(9月18日)を見送ったのは
織り込み済みでしたが、年明けの「第2回 文学フリマ京都
(1月21日)への参加を目論み、合わせての同人誌発行を企図
していたのに対して、早くも出店申し込みは終了との知らせ。
後手後手に回っていますねぇ。必ずしも、文学フリマに合わせて
同人誌を発行しなければいけない義理があるでもないですが、
自棄になったかのように「文学フリマ金沢」に遠征するぞ!
と思い立つも、第4回の開催は未定……前橋、東京、岩手、札幌? 

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

船町ビル

2017_10_06_船町ビル 例えば、「国立国際美術館」を訪れる際、大阪市営
 地下鉄・肥後橋駅を利用することが多いのですけれど、
 肥後橋周辺にも、魅力的な近代建築は複数件、
 存在しているのです。「山内ビル」は肥後橋南詰から
 目に入るので、知らず知らず慣れ親しんでいるのですが、
 土佐堀通を少しばかり南西に下った所に建っている
 「船町ビル」には、ついつい行きそびれてしまいます。
 昭和12年(1937)に竣工。当時の町名が「土佐堀船町」
 だったことから命名。鉄筋コンクリート造り4階建てで、
 玄関の上のバルコニー状の庇から3階まで、頭部に
 少し膨らみを帯びた3本の円柱が伸びているのが目印。
 1~2階のテナント部分は現在空いているような……。

参考文献:『新装版 大大阪モダン建築』(青幻社)

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

Meya Meya

大阪市北区の中津(地下鉄御堂筋線)でランチ。2017_10_27_「Meya_Meya」
豊崎西公園(=通称「タコ公園」)に面して、
「アパマンショップ」が入っているビルの2階です。
狭い入り口から階段を上がっていくのは、ちょっと
勇気が要るかもしれませんが、前々から気に
なっていたエジプシャン・カフェ・レストラン
Meya Meya」なのでした。絨毯を敷いた
中央スペースを広く取り、テーブルが窓際に
追いやられた不思議なレイアウトについては、
時折、ベリーダンス・ショーが行われるためと知ります。
店名を冠した「メヤメヤ・ランチ」(1,000円)と
「スペシャル・ランチ」(1,500円)を注文しましたが、
珈琲付きにしても、コスト・パフォーマンスは良くないかな。
(次の機会があれば、500円のサービス・ランチにします)
ターメイヤ(エジプト風野菜コロッケ)、コフタ(牛ミンチ・グリル)、
シャクシューカ(卵焼き?)、チキン・トマト煮込み、ピタパン……
ライスにパスタが潜むなど、物珍しさはあれど、決め手に欠けます。
意外とスパイスが効いているので、お酒があれば、と思うのですけれど、
宗教的な戒律からアルコール類は置かれていないんですねえ。
ただ、エジプト人の店主を含め、何かと好奇心を掻き立てられるお店。
ベリーダンス・パーティなどが催される折に、覗いてみたくもあります。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : つぶやき

我他彼此

 【がたぴし】 (1)騒がしいさま。戸などのたてつけが悪くきしむさま。がたりぴしり。がたりびしり。(2)人間関係や組織運営が円滑にゆかないさま。
――と、『広辞苑』第5版の説明にあります。
難しい言葉ではないし、単なる擬態語、擬音のたぐいと見なしていました。
ところで、過日訪れた「三千院」で手にした天台宗の“一隅を照らす運動”
機関誌「きらめき」第50号に目を通していたところ、
「がたぴし」は擬音でなく、元は『沙石集』にも用例の見られる仏教用語
であると思い出さされました。『広辞苑』でも、「がたぴし」の直前が「我他彼此」。
 【我他彼此】 〔仏〕我と他と、彼と此と、対立していること。
千妙寺住職の阿純孝氏は、「自と他がお互いに相手や周囲の事情をかえりみず、
自分勝手にふるまうこと」と説明されておられます。
一方のみを是とし、他方を非とするのではなく、「すべてよし」と肯定できるか? 
自身の内面においてすら、神々の泥沼の闘争が飽きもせず続けられているのに
……関係無いですけれど、「きらめき」には尼僧でもある落語家、
露の団姫(まるこ)の「まるこの川柳小噺」も連載されていますよ。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : つぶやき 落語

小皿3枚

何だか、毎年、毎シーズンの恒例行事になりつつあるリラックマ小皿3枚セット
「ローソン」の「秋のリラックマ フェア」期間中、
知らず知らず、また集めていました。シールなどを集め、
台紙にぺたぺた貼るのは、ちと億劫なんですけれども、
缶飲料・PETボトル飲料対象のレシート・スタンプだと、
割に楽勝で貯まってしまいます。日に2本くらいは
缶コーヒーか何かを飲んでいるので、普段使っている
コンビニをしばらく「ローソン」に切り替えるだけです。
キャンペーン期間は12月11日までですが、各店先着
50セットの「リラックマ 小皿3枚セット」を入手しました。
小皿3枚セットはスタンプ40個が必要。スタンプ30個
でも、「箸&箸置きセット」が必ず貰えるようです。
正直、貯めている時は楽しいような気がするのですが、今春
獲得した「ガラス小鉢とグラスセット」や「ガラスのうつわ」も
使用することなく、台所の奥に仕舞い込んだままだったりするのよねぇ。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

吉朝13回忌

10月24日(火)、桂吉朝十三回忌追善吉朝一門会」へ出掛けました。
桂吉朝は、ぼくの大好きな落語家でした。
佐ん吉さんなど、彼の弟子は現在も気に掛けているのですが、
亡くなってから、もう12年が経過していたのですねえ。
「大阪天満宮」門前の「だるま亭」で軽く引っかけた後、
18時半からの開場前に「天満天神繁昌亭」へ入ろうとして、
呼び止められました。会場を誤っていました! 「国立文楽劇場」へ急行。
同劇場は吉朝の亡くなる12日前、最後の高座となった故・桂米朝との二人会が
行われた会場で、縁の深い場所となります。開演直前ぎりぎりに着席。
7人勢揃いした直弟子の口上も聴くことが出来て、良かったです。
公演時間の関係上、全員の噺は聴けず、この日は佐ん吉さんと吉坊の出番は無し。
(もっとも、吉坊は、あさ吉の「あくびの稽古」で鳴り物を担当していましたよ)
しかしながら、しん吉の鉄ちゃんぶり(選んだ演目が最高)、あさ吉の英語落語
……吉朝は弟子それぞれの個性を尊重した、というか、
多様性を大事にしていた姿勢に感嘆。古典芸能に対する造詣や愛情も、
吉坊や吉弥らに受け継がれているかなと思います。
吉の丞の「時うどん」は、江戸落語「時そば」仕立ての単独犯。時間の都合? 
同じく、よね吉(本人が時間厳守を散々自虐ネタにしていましたが)の
宿替え」も瓦釘を打ち込んだ隣宅でなく、向かいの家へ駆け込んだところでサゲ。
トリは吉朝のDVD(?)を上映。「平成紅梅亭」での「化物つかい」でしたが、
2002年5月8日の過去映像であれば、胃癌から復帰した時期になりますか……。
この日の演目は以下のとおり。
       ☆
 口上 桂あさ吉/吉弥/よね吉/しん吉/吉坊/佐ん吉/吉の丞
 桂吉の丞「時うどん」
 桂しん吉「地下鉄」
 桂吉弥「茶の湯」
 中入
 桂よね吉「宿替え」
 桂あさ吉「あくびの稽古」
 吉朝DVD上映「化物つかい」

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語 呑む

溝口雨月

先月の読書会のテクストが『雨月物語』(石川淳の新釈)
だったことから、原作本を丹念に精読し直すとともに、
溝口健二・監督の『雨月物語』(1953)も、このところ
3回ほど続けて鑑賞していましたよ。ええ、名作ですとも。
第13回「ヴェネツィア国際映画祭」の銀獅子賞受賞作品。
映像における陰翳礼讃……見事です。ぼく自身、
モノクロ映画を偏愛していますし、欧米人のジャポニスム
嗜好をそそってやまないだろうなあ、とも容易に想像。
だけど、上田秋成の原作小説とは全くの別物。
「浅茅が宿」「蛇性の婬」の2編から着想を得ている
とはいえ、川口松太郎らの脚色によって、“自然”に対する
先鋭的な意識の在り方が骨抜きにされ、まかり間違えば、
単なる常民賛歌に終わりかねないストーリー・テリングに
大いに不満を感じています。功名富貴をいたずらに求めず、
日々の営みを全うせよ!という教訓話に堕しかねないのが、
何ともやれんなあ、と。「浅茅が宿」主人公・勝四郎の“物にかかはらぬ性(さが)”、
「蛇性の婬」豊雄の“都風(みやび)幻想”などを持ち合わせぬ故、映画の主人公・
源十郎(=森雅之)が彼岸の世界へ跳ぶことは決してないだろう、と最初から
見くびった上で、勝四郎の妻と同名であれ、源十郎の妻・宮木(=田中絹代)は
結局のところ夫を赦すだろうし、源十郎に対して誘惑する若狭(=京マチ子)も、
豊雄に懸想する真女児(まなご)ほどには執着しないだろう、と安心しているのです。
勝四郎/宮木、豊雄/真女児の間で口を開けた言葉の乖離が映画では見られず、
同一平面状に展開される源十郎・宮木・若狭の会話は、極めて民話的なのでした。
『雨月物語』の凄み、というか えぐみは、言葉にしようがない ぎりぎりのところで、
何とか対話を続けようとする“個”の絶望的な足掻きに在ると思うのですけれども。
――欺くに詞(ことば)なければ、実(じつ)をもて告(つぐ)るなり。

参考文献:青木正次『新版 雨月物語 全訳注』(講談社学術文庫)

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

tag : 映画 小説

台風同人

前回、同人の月例合評会を予定していた9月17日(日)。
台風(第18号)の影響で開催を見送ることになりました。
本日も19時から、大阪・中之島公会堂で同人の合評会を開催予定
……でしたが、超大型(らしい)台風第21号の接近により、中止決定。
2回連続で流れてしまい、同人の活動歴でもついぞ無かったような。
年末年始にかけて、同人誌の製作等も打ち合わせを詰めるべき
時期なのですが、予断を許さない状況ですねえ。やれやれ。
台風のせいで、うっかり失念しかけていた衆議院議員総選挙
投票会場にも足を運びました。全く魅力的な選択肢に欠ける、という。
どうして選挙ポスターの候補者たちは、皆、にこやかに笑って、白い歯を
むき出しにするのでしょうか? 明らかに笑顔の似合わない面々には、
罰ゲームでしかないでしょうに。到底、笑える状況でもないと思いますが。

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 同人 つぶやき

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Author:ぽか
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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに、考える人のふりをする。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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