fc2ブログ

カフェ「ぷりんす」

その昔、大阪・梅田には「OS劇場」という2017_10_13_カフェ「ぷりんす」
映画館が在りました。元を辿れば、創業者の
小林一三に行き着きますが、株式会社OSが
梅田グランド劇場」を取得し、「OS文化劇場
として直営化したのが、1948年。1956年12月、
同劇場が取り壊され、跡地となる大阪市北区
角田町5-1 に「梅田楽天地ビル」が建設竣工
されました。その2階以上に「ニューOS劇場」が
開館。1991年、「OS劇場」に館名を変更。
(洋画ロードショー劇場「OS映画劇場」の流れにある旧「OS劇場」とは別物なので、注意)
1997年、OS劇場が複合館され、「OS劇場」「OS劇場C・A・P」として開館。
OS劇場C・A・P は2005年、「OS名画座」に館名変更されていますが、
映画産業の衰退と歩調を合わせるように、迷走しているような観もあります。
2007年9月、OS劇場/OS名画座も閉館……
往年の赤絨毯などは望むべくもありませんが、楽天地ビルの2~3階には
現在も映画館「TOHOシネマズ梅田 別館アネックス」が入っていますよ。
ともあれ、在りし日の“映画”というもの自体に対するノスタルジーまでも
かき立ててくれそうな、レトロな喫茶店が楽天地ビルの1階で営業している
カフェ「ぷりんす」なのです。このご時勢に、禁煙席の方が端に追いやられて
しまうのも一興。ハンド・ドリップの珈琲を味わいながら、生チーズと豆乳
ティラミスを頂きます(売り切れてなければ)。見る/見られる関係を意識
させられてしまいがちなオープン・カフェより、断然、落ち着けるのでした。

参考記事:OS株式会社 - 映画館の歩み
スポンサーサイト



テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 映画建築おやつ豆乳

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN