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国宝遭遇

2017_11_17_国宝 「京都国立博物館開館120周年記念
 なる特別展覧会「国宝」を観に出掛けました。
 11月17日(金)のことです。この「国宝」展は
 4期に分かれての展示替えが行われ、せめて
 2回は足を運びたいと願っていたのですが、
 最終日(11月26日)も間近に迫った第Ⅳ期に
 ようやく滑り込めた感じとなってしまいました。
 しかし、今秋に入り、美術の展覧会において
 異様な混雑ぶりに出喰わすことが多くなった
ような気がして(「怖い絵」展小バベル北斎……)、嫌な予感はしていましたが、
やはりえげつない行列を目にすることに。休日にストレスが溜まるようでは本末転倒。
       ☆
しかしながら、一口に「国宝」と言っても、様々なジャンルがあり、「平成知新館」の
1~3Fを上階から観て回りつつ思ったことですが、書籍・典籍の類は、どうも不案内
と自覚の念を強めました。焼き物~陶磁器に興味は再び掻き立てられつつあるも、
工芸品は全体的にぴんと来ないなあ、と感じます。3Fの考古資料で感心させられた
のは、深鉢形土器火焔型土器No.1。見る角度によって全く違ったシルエットを
与えられ、翻弄されているような感興を覚えます。国宝の土偶2体も素敵でした。
長野・茅野市の「縄文のビーナス」、「仮面の女神」に加え、山形県立博物館
縄文の女神」が揃っていれば、言うこと無しだったのですが、「縄文の女神」は
Ⅱ期までの展示で残念。同じ考古資料で言えば、「金印(=漢委奴国王印)」が
Ⅲ期のみの展示で、すれ違う格好となりました。次に京都へ来る日は何年後? 
 
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術陶磁器

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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