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折々の豆腐(7)

山野吾郎
つきつめて男はみんな痩せ我慢 冷奴にずぶり箸を突き刺す
       ☆
『角川 短歌 10月号 2017』(角川文化振興財団)から豆腐詠を抽出
してみましたが、正確には孫引きとなります。刊行された山野の歌集
『痩せ我慢』(短歌研究社)について、千々和久幸の行った書評で、
目に留まりました。「冷奴」には2字を合わせて「やっこ」のルビ有り。
この“男”には、「武士は食わねど高楊枝」に通じるものを感じてしまいますね。
ところで、10月号の特集は、正岡子規生誕150年を当て込んでの
「和歌革新運動」だったのですけれども、“150年”といえば、今年は
神戸港、あるいは大阪港の開港150年に当たる年。記念事業やイベント類、
いくつか見かけたように思うのですが、特に特筆すべきことはなく、年も暮れ。
ただ、神戸港の開港が慶応3年(1868)1月1日、大阪港が同年7月15日。
150周年どころか、「150年」との断言も語弊を孕みますが、そこは大人の事情。
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テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

tag : 豆腐短歌

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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