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ボストン

2月2日(金)、「神戸市立博物館」へ足を運び、2018_02_02_ボストン
ボストン美術館の至宝展」を鑑賞しました。
ボストン美術館」の主要部門から選りすぐった
東西の至宝80点の展示です。混み具合は
酷くはなかったのですが、何となく、館内全体に
ざわついた雰囲気を感じました。会場は4部、
7部門から成る構成です。Ⅰ 異国を旅した
ボストニアンたち(古代エジプト美術/中国美術
/日本美術)、Ⅱ 「グランド・ツアー」――
ヨーロッパ美術を集めたボストニアンたち(フランス絵画)、
Ⅲ アメリカン・ドリーム(アメリカ絵画)、Ⅳ 同時代の美術へ――
未来に向かう美術館(版画・写真/現代美術)の順で、3Fから2Fへ。
一度に多彩なコレクションを愉しめるのは利点ですが、やはり、
散漫な印象は否めません。必要以上に目移りしてしまう感じ。
フィンセント・ファン・ゴッホの「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」と
子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」が
並置されていました。メインを張るには、もう一つといった観ですけれど。
作品だけでなく、コレクターやスポンサーに焦点を当てていたのが面白かったです。
さて、本展は明らかに、日本画コレクションからの出展が素晴らしく、
初めての里帰りとなる英一蝶涅槃図」、曾我蕭白風仙図屏風」、
飲中八仙図」が圧巻でした。「涅槃図」や「風仙図屏風」のポスト・カードは
売られていましたが、「飲中八仙図」の方が見当たらなかったのが残念。
クロード・モネ「睡蓮」、ポール・セザンヌ「卓上の果物と水差し」にほっとして、
アンセル・アダムスの写真、ケヒンデ・ワイリー「ジョン、初代バイロン男爵」も○。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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