京都府立図書館
“府立図書館”と言っても、京都と大阪の双方に
存在していますね。身近な近代建築として、
「大阪府立中之島図書館」には慣れ親しんで
いるのですが、「京都府立図書館」も名作です。
出自は、日本初の公立の公開図書閲覧施設に
当たる「集書院」(1873)。明治31年(1898)、
京都御苑に「京都府立図書館」として開設され、
明治42年(1909)、岡崎公園内で竣工した
新館に「京都府立京都図書館」として移転。
煉瓦造り3階建ての建物は、“関西建築界の父”武田五一の設計。
五一は桜宮橋(=銀橋)、大阪市営地下鉄シンボルマークなど、
大阪人にとっても、日頃からお世話になっている建築家ですよ。
阪神・淡路大震災(1995)による被害で、現・新館の竣工(2000)に至りますが、
文化財的価値を鑑み、五一の設計したファサードは現状のように保存されました。
京都国立近代美術館の北側、京都市美術館の向かい側に建っています。
画像が暗いのは午後の撮影であり、ファサードが東面しているため。
参考記事:京都府立図書館 ― 沿革

存在していますね。身近な近代建築として、
「大阪府立中之島図書館」には慣れ親しんで
いるのですが、「京都府立図書館」も名作です。
出自は、日本初の公立の公開図書閲覧施設に
当たる「集書院」(1873)。明治31年(1898)、
京都御苑に「京都府立図書館」として開設され、
明治42年(1909)、岡崎公園内で竣工した
新館に「京都府立京都図書館」として移転。
煉瓦造り3階建ての建物は、“関西建築界の父”武田五一の設計。
五一は桜宮橋(=銀橋)、大阪市営地下鉄シンボルマークなど、
大阪人にとっても、日頃からお世話になっている建築家ですよ。
阪神・淡路大震災(1995)による被害で、現・新館の竣工(2000)に至りますが、
文化財的価値を鑑み、五一の設計したファサードは現状のように保存されました。
京都国立近代美術館の北側、京都市美術館の向かい側に建っています。
画像が暗いのは午後の撮影であり、ファサードが東面しているため。
参考記事:京都府立図書館 ― 沿革
スポンサーサイト