白鹿記念酒造博物館

「松尾神社」が建っていまして、松尾神は
“酒奉行”。日本一の酒どころ、灘五郷酒造
発祥の地とされていました。灘五郷とは、
西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の
総称です。貝聖のコレクションを拝見しに
西宮を訪れた際、自然、西宮郷の酒蔵巡りと
相成りました。「宮水発祥之地の碑」、「宮水
庭園」の他、「白鹿記念酒造博物館」を
メインに見物した格好です。同博物館は「記念館」(=写真上)と「酒蔵館」の2館に
分かれています。清酒「白鹿」の醸造元、「辰馬本家酒造」は寛文2年(1662)創業。
昭和57年(1982)に320周年を迎えたことを記念して設立された“酒ミュージアム”。
西宮から寄贈を受けた“桜守”=故・笹部新太郎による「笹部さくらコレクション」の
展示されている資料室が、記念館に設けられており、或る意味、花見気分でしょうか。
記念館では、お酒と桜に関する展示品、酒蔵館では昔の酒造りを見せてくれます。
なお、元々在った長大な煉瓦造りの酒蔵館は、阪神・淡路大震災(1995)で全壊。
現在の酒蔵館には、明治2年(1869)に復旧された酒蔵を基に復興されたようです。
手土産に、来館記念ボトル(吟醸、300ml)を頂いて帰途に就きました。
参考記事:白鹿記念酒造博物館
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術