金沢再読
泉鏡花は昔から大好きでしたが、来る5月27日(日)、
出展だけは先に決めた「第4回 文学フリマ金沢」にかこつけ、
金沢ゆかりの作家などを読み返し始めたところなのです。
鏡花は子守唄のようなもので、さらさらと代表作を復習。
盲点だったのが、室生犀星。詩は読んでいるにもかかわらず、
小説の方は読まず嫌い、というか、小馬鹿にしていたのか、
まともに手に取っていなかった模様。武者小路実篤なども
そうですが、日本文学史上の伏兵、隙間産業のような存在。
下手な小細工を弄さない、愚直な書き物に、息を抜ける人らも
多いでしょう。脇に逸れますが、なかなかにスリリングなのが
富岡多惠子の『室生犀星』でした。『釈迢空ノート』同様に、
富岡多惠子の評伝は、やたら滅法、勉強になりますわ。
詩人が小説家になる試(ためし)はあっても、小説家は詩人になれない
……彼女の詩や小説は、きちんと読めていないんですけどねえ。
出展だけは先に決めた「第4回 文学フリマ金沢」にかこつけ、
金沢ゆかりの作家などを読み返し始めたところなのです。
鏡花は子守唄のようなもので、さらさらと代表作を復習。
盲点だったのが、室生犀星。詩は読んでいるにもかかわらず、
小説の方は読まず嫌い、というか、小馬鹿にしていたのか、
まともに手に取っていなかった模様。武者小路実篤なども
そうですが、日本文学史上の伏兵、隙間産業のような存在。
下手な小細工を弄さない、愚直な書き物に、息を抜ける人らも
多いでしょう。脇に逸れますが、なかなかにスリリングなのが
富岡多惠子の『室生犀星』でした。『釈迢空ノート』同様に、
富岡多惠子の評伝は、やたら滅法、勉強になりますわ。
詩人が小説家になる試(ためし)はあっても、小説家は詩人になれない
……彼女の詩や小説は、きちんと読めていないんですけどねえ。
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