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江戸の戯画

5月8日(火)、「大阪市立美術館」へ赴きました。2018_05_08_江戸の戯画
副題が「鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」、
特別展「江戸の戯画」を鑑賞するためですよ。
「鳥獣人物戯画」の鳥羽僧正・覚猷に由来する
鳥羽絵”は、戯画や漫画を意味し、18世紀の
大坂を中心に流行したようです。その鳥羽絵を
皮切りに、第2章では耳鳥斎(生没年不詳)が
展示されていました。今回のぼくの発見、喜びの
最たる絵師で、18世紀後半に活躍しています。
現世の職業に合わせて見繕われた様々な地獄模様に
笑かされてしまう「地獄図巻」が圧巻。「豆腐屋の地獄」も描かれていました。
ぎゅっと絞られるの代わりに、豆腐屋が鬼に絞られているという光景です。
葛飾北斎は大御所過ぎるのですが、流石としか言いようがございません。
何でも出来るというか、絵にかけては万能。『北斎漫画』も入手しておこう、と。
第4章で歌川国芳(1797~1861)。今回の特別展は会期が6月10日まで
なのですが、国芳の「金魚づくし」シリーズ全9図は前期(~5月13日)のみの
公開となっていたので、焦りつつ、足を運んだ次第。ポスト・カードも購入できました。
第5章の滑稽名所に来ると、やはり「滑稽浪花名所」で慣れ親しんだ大阪の地名・
土地柄の描写に触れて、ほっこりとした気分に浸れます。馬鹿やっているなぁ。
最終の第6章では河鍋暁斎。幕末より、明治時代に活躍したイメージが強いかな。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術豆腐

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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