★ 2018年8月に読んだ本 ★
三島由紀夫『古典文学読本』(中公文庫)
三島由紀夫『殉教』(新潮文庫)……「急停車」「三熊野詣」が、いかにも三島。
ぼく的には「孔雀」を一押し。ミステリー的な語りから、幻想文学への打っちゃり。
澁澤は「仲間」押しでしたねえ。よくわからない雰囲気のまま、萩尾望都を彷彿。
表題作の「殉教」は、『午後の曳航』のテーマを内包している観有り。
三島由紀夫『文章読本』(中公文庫)……マイ・クラシック。
しりあがり寿『小説 真夜中の弥次さん喜多さん』(河出文庫)
……宮藤官九郎・監督の映画、『真夜中の弥次さん喜多さん』をDVDに観た
ついでに、原作漫画(合本)も読み、併せて『真夜中の水戸黄門』も読んで、
その勢いで、小説版も読み切ってしまいました。いや、漫画だけならば、
『弥次さん喜多さん』より『水戸黄門』の方が面白いし、映画版が原作を
違うレベルに引き上げた印象も強いのです。“映画”として優れている、と
言い切れないのが歯痒いですけれども。小説版にも描かれていましたが、
弥次郎兵衛の妻が真夜中に米をとぐシーンは、めっちゃ怖くて、良いです。
澁澤龍彦『私のプリニウス』(河出文庫)
澁澤龍彦『プリニウスと怪物たち』(河出文庫)
『角川 短歌 8月号 2018』(角川文化振興財団)
三島由紀夫『午後の曳航』(新潮文庫)……マイ・クラシック。何読目やら。
監修・渡部潤一『美しすぎる星たち』(宝島社)
……副題に「見る、知る、撮るの 星座の教科書」。見開き写真のページ多し。
ただ、ぼんやり眺めて過ぎるのでなく、そこに星座を読み取れた瞬間の驚愕!
藤井旭・編『パノラマ星座図鑑』(星の手帖社)
三島由紀夫『殉教』(新潮文庫)……「急停車」「三熊野詣」が、いかにも三島。
ぼく的には「孔雀」を一押し。ミステリー的な語りから、幻想文学への打っちゃり。
澁澤は「仲間」押しでしたねえ。よくわからない雰囲気のまま、萩尾望都を彷彿。
表題作の「殉教」は、『午後の曳航』のテーマを内包している観有り。
三島由紀夫『文章読本』(中公文庫)……マイ・クラシック。
しりあがり寿『小説 真夜中の弥次さん喜多さん』(河出文庫)
……宮藤官九郎・監督の映画、『真夜中の弥次さん喜多さん』をDVDに観た
ついでに、原作漫画(合本)も読み、併せて『真夜中の水戸黄門』も読んで、
その勢いで、小説版も読み切ってしまいました。いや、漫画だけならば、
『弥次さん喜多さん』より『水戸黄門』の方が面白いし、映画版が原作を
違うレベルに引き上げた印象も強いのです。“映画”として優れている、と
言い切れないのが歯痒いですけれども。小説版にも描かれていましたが、
弥次郎兵衛の妻が真夜中に米をとぐシーンは、めっちゃ怖くて、良いです。
澁澤龍彦『私のプリニウス』(河出文庫)
澁澤龍彦『プリニウスと怪物たち』(河出文庫)
『角川 短歌 8月号 2018』(角川文化振興財団)
三島由紀夫『午後の曳航』(新潮文庫)……マイ・クラシック。何読目やら。
監修・渡部潤一『美しすぎる星たち』(宝島社)
……副題に「見る、知る、撮るの 星座の教科書」。見開き写真のページ多し。
ただ、ぼんやり眺めて過ぎるのでなく、そこに星座を読み取れた瞬間の驚愕!
藤井旭・編『パノラマ星座図鑑』(星の手帖社)
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鱧しゃぶ
もう、夏も終わりよね。関西の夏の風物詩、鱧(はも)でも
食べておこうか、と常日頃、魚族と闘っていたことなど、
すっかり忘れて、予約を入れていたものです。大阪市
北区曽根崎の「露天神社」境内から見上げれば、
どうしても目に入る「八幸ビル」が以前から気になって
いたこともあり、「鍋プログラム(16)」として、日本料理
「八幸」の鱧鍋(しゃぶ)コースを賞味しました。通常の
鱧しゃぶと上鱧しゃぶのコースが、5,000円の差額と
倍違ってくるのがよくわからず、鱧身を追加注文すれば、
3,500円掛かるし、読みづらい価格設定でしたけれども、
古色蒼然とした座敷で、しっぽりと上品な鱧を頂くのは
逝く夏を惜しんでいる観。悪くはなかったです。ただ、
肉喰いとしては、どこかしら、食べた気がしないような心持ちで、
三番街の老舗喫茶店「ビクター」に寄り、がっつりと甘い物で締めましたが。
女将の説明では、鱧にも年に2度の旬があって、次は秋の“戻り鱧”だとか。

食べておこうか、と常日頃、魚族と闘っていたことなど、
すっかり忘れて、予約を入れていたものです。大阪市
北区曽根崎の「露天神社」境内から見上げれば、
どうしても目に入る「八幸ビル」が以前から気になって
いたこともあり、「鍋プログラム(16)」として、日本料理
「八幸」の鱧鍋(しゃぶ)コースを賞味しました。通常の
鱧しゃぶと上鱧しゃぶのコースが、5,000円の差額と
倍違ってくるのがよくわからず、鱧身を追加注文すれば、
3,500円掛かるし、読みづらい価格設定でしたけれども、
古色蒼然とした座敷で、しっぽりと上品な鱧を頂くのは
逝く夏を惜しんでいる観。悪くはなかったです。ただ、
肉喰いとしては、どこかしら、食べた気がしないような心持ちで、
三番街の老舗喫茶店「ビクター」に寄り、がっつりと甘い物で締めましたが。
女将の説明では、鱧にも年に2度の旬があって、次は秋の“戻り鱧”だとか。