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京の旧邸の美(1)

2018_09_21_旧邸御室 昨年の「京の夏の旅」に味を占めて、今年も
 参加してしまいましたよ。京都定期観光バスの
 特別コース、第43回「京の夏の旅」です。
 今回は午後の半日コースで。テーマは「京の
 旧邸の美を訪ねて
」。何故、半日かというと、
 訪問できる建築物の数が今年は限られていた
 せいかもしれません。ちょっと、寂しいですね。
 ただ、その分、バスは満席となっていました。
 ぼくの参加したのは9月21日(金)。偶然か、
何なのか、バス・ガイド嬢も見覚えある人。12時半に京都駅を出発したのであります。
       ☆
最初の訪問先が「旧邸御室(おむろ)」。双ヶ岡(ならびがおか)の北側に在る和風邸宅。
邸宅の南側は、双ヶ岡を借景とした日本庭園、茶室「双庵」から御室の山を眺望
できるといった趣向。その茶室や主屋、壁、土蔵、茶室御待合所が有形文化財に
登録されているようです。庭木の緑を反映する花梨製のテーブル“庭鏡”や、
三保の松原を思わせる欄間飾りの富士山など、細かな見所も多々あります。
昭和12年建築、設計者は不詳ですが、酒呑みには看過できない情報も有り。
旧邸御室は、現オーナーの父、「山三製材所」社長の山本三夫が購入したそう
ですが、当時(昭和44年)の所有者が4代目・阿部喜兵衛……祖父に当たる
2代目阿部喜兵衛こそ、あの竹鶴政孝をスコットランドに送り出し、ジャパニーズ
・ウイスキーの誕生をお膳立てした人ではありませんか! そんな歴史に思いを
馳せながら、和菓子とよく冷えたグリーン・ティーを頂きまして、次の目的地へ。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築ウイスキー

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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