桂佐ん吉 独演会

きましたよ。会場は大阪市福島区の「ABCホール」。
堂島リバーフォーラム等と併せて、“ほたるまち”の
一角を成す施設ですね。台風24号(チャーミー)の接近に
伴い、当日は雨でしたが、佐ん吉さん本人が“雨男”
らしいので、致し方なし。逆に、故・米朝師匠は強烈な
晴れ男だったらしいですけれども。しかし、佐ん吉さんは
このホールくらいのキャパがちょうど良い塩梅か、変に
緊張することなく、リラックスして、のびのびと演じている
ように感じられました。羽織の紐を忘れて、吉弥兄さんに
借りていたのも愛嬌で、米朝一門だけは、無理にさもしく
がつがつと笑いを取りに行かない、おっとりとした芸風の
ままで構わないのだがなあ。周囲に呑まれて荒れないよう、マイ・ペースでよいから。
終演後、出口で佐ん吉さんがお見送りがてら、画像撮影の要望にも応えていました。
ぼくは写真を撮られるのが大層苦手で、他人を撮影することすら恥ずかしくてねえ。
演目は以下のとおり。
☆
桂弥太郎「寿限無」
桂佐ん吉「いらち俥」
桂吉弥「茶の湯」
桂佐ん吉「肝つぶし」
中入り
桂佐ん吉「浮かれの屑より」
スポンサーサイト
tag : 落語