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高麗青磁

11月13日(火)午後から、大阪市・中之島まで散策。2018_11_13_高麗青磁
大阪府立中之島図書館で、図書カードの更新。
8冊の資料を借り出し、重たくなったバッグを提げて
展示室に上がり、「大林芳五郎展」を観て回りました。
大林組」の創業者ですね。近代建築の観点からも
非常に興味深かったのですが、若き日の芳五郎が
男前過ぎて笑ってしまいました。一旦、エスケイプ。
隣の「大阪市立東洋陶磁美術館」へ入りました。
相方とも合流し、「高麗青磁―ヒスイのきらめき」の
鑑賞を続けます。今年は高麗王朝(918~1392)
建国1100周年に当たる年でした。王朝の滅亡とともに
一時は歴史に埋もれるも、甲申政変(1884)を契機に
盗掘などが横行。19世紀末から20世紀初頭にかけて
高麗青磁が再び脚光を浴びるようになるという歴史の皮肉です
……高齢女性のグループが、青磁器をしげしげと見遣りながら、
どこに翡翠がちりばめられているのか、声高に詮索していました。
比喩だってば!と苦笑しつつも、ぼく自身、まだ青磁の良さが
今ひとつ、身に染みては理解できていないかと思われます。
(画像は、実物の“大きくなさ”に驚いた「青磁陽刻龍波濤文九龍浄瓶」)
ガラス越しに眺めるだけではねえ。特別展の会場を後にすると平常展。
しかし、天候のせいか、いつも愉しみにしている「油滴天目」の色が冴えません。
代わりに、17世紀後半、朝鮮時代の「鉄砂 虎鷺文 壺」がよりファニーでした。
東洋陶磁美術館は、特別展と平常展が地続きと言うか、むしろ、平常展の方が
心和み、リラックスできるような……とはいえ、平常展のみではなかなか足が。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 陶磁器近代建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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