白川橋~堀池橋

京都市営地下鉄・東西線を利用して、東山駅で下車する
パターンが多いですねえ。白川通を東進すると、白川を
渡ります。白川は琵琶湖疏水の「慶流橋」の辺りから
分かれています。架かっている「白川橋」は古びた桁橋
で、歴史的にどうのこうのと講釈も不要。普段から何の
気無しに使っていて、親しんでいますよ。白川もさらに
下っていけば、古都らしい風情を漂わせる名橋が
ちらほらと現れるのですが、ただ、橋として佇んでいる
「白川橋」の慎ましやかさも、捨てたものではなくて……
少し上流に位置する民家の柿の木が、枝を川面まで
張り出していて、秋も深まれば、朱色の実をいっぱい
つけているのが良い感じ。三条神宮道の交差点まで進み、
北へ折れるのが大抵ですけれども、途中から細い小道に

分け入っていくこともあります。「京都文教小学校」やら
何やらの学校の塀に進路を阻まれ、迂回する羽目に陥る
ことはあれ、「堀池橋」のような素敵な橋に出逢えれば
OK。欄干の低さもキュート。良いではないかと愛でていた
のですが、この記事を書く際に、さっくり検索してみれば、
映画のロケ地に使われた模様。監督は三木孝浩で、
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)……
主演は「仮面ライダー フォーゼ」=福士蒼汰だったか。
映画を観ておくべきなのかなあ? そうなれば、原作
小説(七月隆文)も読まなければならないのか?
ただでさえ、時間が無いというのに、悩ましいところです。
スポンサーサイト