藤田嗣治展
12月11日(火)、京都市・岡崎公園の「京都国立近代
美術館」を訪れて、「没後50年 藤田嗣治展」を鑑賞。
相変わらず、人気がありますね。会場はなかなか盛況。
2013年11月29日、「美術館『えき』KYOTO」での
「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」(藤田嗣治
渡仏100周年記念)や、今夏、「山王美術館」で開催の
「藤田嗣治展」以外にも、藤田の作品はかなり観てきた
はずですけれども、どうも、のめり込めないタイプだなあ
と実感。“絵”と対峙している感が薄く、竹久夢二や
東郷青児ほどではないにせよ、デザイン性が強く、
インテリアに近い感覚で眺めてしまいそうになります。
“藤田の代名詞”と呼ばれた「乳白色の裸婦」群には
確かに目を奪われますが、白磁の色を連想すると、
ジャポニスム嗜好がまだ残っていたパリ人には、
「乳白色の下地」が受けたのだろうか、と下世話なことを考えてしまいました。
没後50年の藤田を回顧して、裸婦画の代表作だけでなく、静物画や風景画、
肖像画、日本軍の作戦記録画、宗教画なども紹介されており、障壁画風
(日本趣味!)の「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」は日本初公開。
正直、裸婦よりも猫でして、買い求めたポスト・カードも全て、猫絡みにゃあ。

美術館」を訪れて、「没後50年 藤田嗣治展」を鑑賞。
相変わらず、人気がありますね。会場はなかなか盛況。
2013年11月29日、「美術館『えき』KYOTO」での
「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」(藤田嗣治
渡仏100周年記念)や、今夏、「山王美術館」で開催の
「藤田嗣治展」以外にも、藤田の作品はかなり観てきた
はずですけれども、どうも、のめり込めないタイプだなあ
と実感。“絵”と対峙している感が薄く、竹久夢二や
東郷青児ほどではないにせよ、デザイン性が強く、
インテリアに近い感覚で眺めてしまいそうになります。
“藤田の代名詞”と呼ばれた「乳白色の裸婦」群には
確かに目を奪われますが、白磁の色を連想すると、
ジャポニスム嗜好がまだ残っていたパリ人には、
「乳白色の下地」が受けたのだろうか、と下世話なことを考えてしまいました。
没後50年の藤田を回顧して、裸婦画の代表作だけでなく、静物画や風景画、
肖像画、日本軍の作戦記録画、宗教画なども紹介されており、障壁画風
(日本趣味!)の「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」は日本初公開。
正直、裸婦よりも猫でして、買い求めたポスト・カードも全て、猫絡みにゃあ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術