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青山歴史村

2019_02_19_青山歴史村 今年も、“牡丹鍋”を賞味に丹波篠山まで
 出掛けてきました。因みに、昨年11月18日の
 市名変更の住民投票の結果、本年5月1日
 付で、「篠山市」から「丹波篠山市」への
 改名が決定されています。2月19日(火)は
 生憎の雨。篠山口駅から神姫バスに乗り、
 二階町で降りてすぐ。「昭和百景館」の前に
 「ぼたん亭」は在るので、無問題でしたが。
 (巨大猪オブジェの画像は割愛します)
鳳鳴」を熱燗で飲りながら、猪肉を味わった後は、ぶらぶらと「青山歴史村」を
訪ねました。篠山藩最後の城主が青山家ですね。高城屋敷門、澤井家長屋門、
金櫃、「版木館」、「振徳堂」の蔵書などを眺めると、「丹波篠山デカンショ館」に
入りました。「デカンショデカンショで♪ 半年暮らす♪ あとの半年寝て暮らす♪
という民謡、“日本遺産”の一部となった「デカンショ節」ですが、ぼくの混濁した
記憶の中では、美輪(丸山)明宏の「ヨイトマケの唄」とごちゃ混ぜのようで……。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 呑む史跡建物

光世証券

近代建築”物件か?!と息を呑む「光世証券」本社ビル2019_02_15_光世証券
(大阪市中央区北浜2-1-10)ですが、実は竣工2001年。
「昔からそこにあったと思わせる存在感のあるクラシックな
佇まい」というコンセプトは、十分に成功していると
言えましょう。「永田・北野建築研究所」の設計で、
「三井住友建設」の施行です。土佐堀通を歩いていると、
気忙しく見落としそうになりますけれど(ある程度、離れて
みないと、見えない物はいっぱい在ります)、中之島の
図書館や中央公会堂の側から土佐堀川越しに眺めれば、
英国製煉瓦の外壁(中空積み)の表情に、惚れ惚れと
させられます。中村晋也の「五代友厚像」ばかりが
有名ですが、2階のレセプション・ルームにはブールデル
弓を引くヘラクレス」像も……ぼく的に、ヘラクレスと
言えば、飛び道具でなく、棍棒のイメージですけれども。

参考記事:光世証券の歴史 - シンボル

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築美術

日本基督教団東梅田教会

2019_02_17_日本基督教団東梅田教会 土曜日も日曜日も無く、働いていると、どんなシフト勤務
 だったか、思い出せないほど、意識が朦朧としてきまして
 ね。2月17日(日)は、前日に続いての変形シフト=10時
 出勤のつもりで、大阪市北区曽根崎へ向かってみれば、
 遅番(13時出勤)なのでありました……3時間も間が
 開いたので、とぼとぼと北区天神橋に一時エスケープ。
 途中、北区野崎町9-6 に建つのが、「日本基督教団
 東梅田教会
」です。「龍王大神」の祠もすぐ近くに
 在りますが、十字架の方が遠目には目立ちますか。
 十字架の下の鐘楼のベルは、2005年11月の設置。
 一番大きなベルが直径1,020㎜、質量640kg――
 戦後設置された中では、関西最大のベルだそうです。

参考記事:東梅田教会のベル

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築

激辛柿の種

大阪市北区曽根崎の契約先から、北区天神橋への2019_02_16_激辛柿の種
帰宅ルート上、各種コンビニエンス・ストアは多々あれど、
ローソンストア100」は1軒だけなのです。近所にも
「ローソンストア100」はあるのですが、回り込む形に
なるので、最短距離を取れる範囲内では、「ローソン
ストア100」北区浪花町店の1店舗だけ。その1軒が
2月28日付で閉店すると、深夜帰宅時に知りました。
世知辛い世の中ですね。道理で、店の売り場が日毎に
閑散と、寂しくなっていくなあと思っていました。コンビニ
自体は近場にたくさん在るので、特に困ることもないの
ですけれど、一つだけ、同店でしか見たことのない
商品があり、それが気懸かりだなあ。と、思わず、3袋
購入したのが、「なとり」の「激辛柿の種&ピーナッツ
でして、辛味成分がハバネロの3.4倍といわれる
沖縄県産唐辛子「アカハチ」を使用した商品なのです。
正直、辛い物好きのぼくが最初に食べた時の感想が、「痛い」
の一言。他社製品の「唐辛子の種」がぬるく感じられるほど。
他の「ローソンストア100」、あるいはコンビニ、スーパーを
当たってみないといけない、当代無比の“柿の種”ですから。

テーマ : コンビニ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ

盆梅刀剣

2019_02_15_大阪天満宮 2月15日(金)、大阪天満宮へ赴き、「てんま天神梅
 まつり
」に参加してきました。おでんや甘酒を口にした
 後、参集殿へ入ります。今回の盆梅は五分咲きでした
 けれども、満開で花が散り初めているよりは、花が
 綻び始めたくらいの方が、個人的には好きです。
 室内の盆梅より、屋外で咲いている梅の木の方が
 良いではないか、などと言ってしまうと、元も子も
 ありませんが。このところ、盆梅と併せて盆石も展示
 する趣向が続いていましたが、本年度は違いました
 (盆石は3点ほど)。“刀剣女子”人気にあやかってか、
 今年の「梅まつり」は「盆梅と刀剣展」だったのです。
 行く先々の美術館や博物館の催しでも、刀剣絡みが
目につき、実際に使えないという理由でぼく的には乗り切れず、面白いと思っても、
現時点では刀よりナイフの方が好きですねえ。
右の画像は、出展されていた壺井八幡宮(大阪府2019_02_15_盆梅と刀剣展
羽曳野市)所蔵の「天光丸」。銘は伯耆安綱で、
3尺1寸(117.5cm)の太刀です。「鬼切丸」と
同鉄で作られたとされていますが、源義家
(八幡太郎)が佩用していたとの言い伝えから、
心は刀剣を離れ、納豆に泳いでしまうのでした。
       ☆
この日は15時から講談も聴けましたよ。
渡り廊下を通って、「梅花殿」へ移動。
初めての入室で、折上格天井に唸りました。
旭堂南陵の「菅原天神記」は十数年に及び、続けてこられ、
ようやく終盤近くで、菅原道真が無念の余り、憤死する場面。
続けて、西川梅十三(うめとみ)の上方舞「芦刈」を鑑賞しました。
北新地にはわずか6人ながらも、まだ芸妓さんがいるそうです。
梅花殿を出て参集殿に戻れば、ひょっこりと高島幸次先生に遭遇。
イベントで出足が伸びたか、餅が切れてしまったようで、今回は
梅の木餅も、ぜんざいも頂けなかったのが残念だったなあ。
手土産に「元木」の塩吹き昆布(梅肉入り)を買い求め、
「天光丸」の萌えキャラ・シールを貰い、北側の裏門から出ました。

参考記事:大阪天満宮梅花殿

テーマ : 神社
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 年中行事樹木納豆建築

ヨコタビル

2019_02_08_ヨコタビル_1 思い出したように、“三角ビル”のことをば――。
 大阪市北区で、中崎町から真っすぐ北に上がっても、
 天六から西へ進んだ後に北へ折れてもよいです
 けれども、北区本庄西1丁目12 に「ヨコタビル」が
 建っています。紛う方なき三角ビルです。勢いよく
 北へ向かって歩いていると、脳天に突き刺さりそうな
 外見ではありませんか。鉄骨造りの地上4階建て。
 昭和44年(1969)築であれば、既に“知命”ですね。
 三角ビルで気になるのは、鋭角部分をどう扱って
 いるか?という点でして、「ヨコタビル」はなかなか
 面白い処理をしていますよ。各階の部屋の頂点に
 金属製のポール(円柱)を配し、窓の外が小さな
三角形のベランダ(?)のような間取りです。かなり限定されたスペースなので、
人が外に出るのも厳しいかと思われますが……。
       ☆2019_02_08_ヨコタビル_2
「ヨコタビル」と道路を隔てた向かいの辺りには、
協立倉庫」が建っていまして、屋内ドローン練習場
(大阪市内初)であるとか、廃墟コスプレ撮影など、
面白げな企画を手掛けており、興味津々となります。
しかし、昔は唯の倉庫だったよなあ……と、遠い目に
なるのは、この三角ビルを紹介してあげようとした際、
「協立倉庫」も目に触れている訳で、あの時はまだ、
“ドローン”や“コスプレ”の文字が、倉庫の外壁に
書かれていなかったように記憶するからなのでした。
提法寺」(大阪市北区豊崎1-8-3)で開かれた
落語会「第27回 ひろば・そうばの提法寺寄席」に
Oさんを誘って、出掛けたんでしたっけ(2015年3月10日)
記事も投稿したはずですが、アップロード先の某サイトが
近年、「日記」コーナーを閉鎖してしまいましたからねえ。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築建物落語

長柄運河の歩道橋(本庄東)

2019_02_12_長柄運河の歩道橋(本庄東) 大阪市北区と淀川区の境を淀川が流れている
 のだから、北区の北側まで来れば、即、淀川
 かと言えば、必ずしもそうではないのでした。
 普通に「淀川」と呼んではいますが、歴史的に
 見た場合、現在の淀川は明治43年(1910)に
 開削された“新淀川”に当たります。その開削
 工事に際して、都島区毛馬から此花区伝法に
 至る放水路として「長柄運河」が造られました。
 運河には旧「中津川」が利用され、新淀川の
左岸に並行して設けられたのです。一時的な利用でしたから、いつまでも用がある
訳でなく、長柄運河は昭和42年(1967)に埋め立てられてしまいます。が、運河跡は
窪地(「毛馬閘門」まで行けば、“運河”感は明瞭)として残り、運河に架かっていた
歩道橋も6橋が現存しています。大正14年(1925)に完成した トラス式の歩道橋が
ぽつぽつと連続して架かっている様は、かつての長柄運河の存在を知らなければ、
トマソンか!と疑ってしまいますよ。上の画像はその1つ、本庄東に架かる物です。
       ☆
2019_02_12_上淀川橋梁 上記の歩道橋を渡っていくと、淀川の東方に
 「長柄橋」、西方に「上淀川橋梁」が眺望
 できます。この日(2月12日)は、上淀川橋梁
 (=左画像)まで足を運びました。上流の方から
 JR東海道本線(京都線)の下り線、上り線、
 貨物線が走っており、下り線(画像右上)
 プレートガーダー橋(=鈑桁橋)、上り線
 (画像左)と貨物線は複線トラスという形式。
 明治34年(1901)から使用開始されている
クーパー型トラス橋が今なお現役であることが地味に凄く、リベット結合も素敵です。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

豊仁西歩道橋

日本一長いと言われる「天神橋筋商店街」(大阪市2019_02_12_豊仁西歩道橋
北区)も、天神橋7丁目からアーケードが尽き、随分と
人通りも絶え、寂れたような印象が強くなってきます。
天六までが嘘のような賑わいですから、その反動ね。
北上を続けていき、天神橋8交差点から東を見遣れば、
豊仁(ほうじん)西歩道橋」が目に入ります。大阪メトロ
・堺筋線に乗り入れている阪急・千里線の西側に
接して架かっています。土地勘が無いと、地下から
出てくる阪急電車に面喰らうかもしれません。歩道橋を
潜って東進すれば、スーパー銭湯「なにわの湯」、
さらに進めば、「毛馬橋」に達するでしょう。東に折れず、
なおも北上し続けた場合、淀川に辿り着きます(北区
天神橋は8丁目まで)が、その前に……。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

扇町公園

2019_01_20_扇町公園 「扇町公園」の西側には、天満中学校
 扇町小学校、「北野病院」が並び、北東
 角に「関西テレビ」や大阪市北区役所が
 位置を占めています。現在の姿になる前、
 大阪プールの移転(1996)、あるいは関
 テレの移転(1997)以前のことで言えば、
 ぼくの学生時代、公園の西向かいに
 “学生相談所”が在りまして、日払いの
 アルバイトを求め、前日になって紹介を
受けに足を運んだものです。「扇町ミュージアムスクエア」も至近で、小劇団の
演劇を観にしばしば足を向けました。OMSは2002年、学相は2004年に閉鎖。
扇町プールは現役ですが、大阪市港区の「八幡屋公園」に移った大阪プールの
飛び込み台なども、モニュメントとして扇町公園内のあちこちに点在しています。
(上の画像は、今年1月20日撮影分)
さらにもっと、歴史を遡ればどうなるか?と言いますと、既に触れましたかしら。
       ☆
一八七九(明治一二)年に内務省監獄局が設置されると、こうした既存の施設はようやく一元化され、既決と未決の監獄署として機能分担していく。
 もっとも大きな転換は、一八八二(明治一五)年一二月に大阪市中の北のはずれに隣接している北野・川崎両村内に、約六万坪余(およそ一九万八〇〇〇平方m)という広大な「堀川監獄」(のち、大阪府監獄署)が新設されることになった時である(上方落語『へっつい盗人』にも登場し、かの反骨ジャーナリスト宮武外骨も一時収監されていた)。この監獄所は一九二〇(大正九)年に堺市へ移転するまで(現・大阪刑務所)、本庄・長柄の木賃宿街と舟場部落に近接して刑務所が置かれていたわけである。


参考文献:吉村智博『続かくれスポット大阪』(解放出版社)

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡落語

Let It Go

彼が好き好んだのは、不可能であり、矛盾する観念だった。
歌わない詩人、漆黒の星、独りぼっちの性豪……同様に、
同人誌を出さない同人が、何とも素敵に思えたのである。
カフカの『城』のように、いつまでも城に恋焦がれればよい。
ただ書き続けること、書き続けられること、それだけが恩寵。
もっと別な何か、どこか違う所に到達しようとしていたはずが、
手近な逸楽に機嫌良く やに下がる輩の神経を危ぶんだ。
乞われれば乞われただけのことは差し出すも、刺激は無い。
共に笑えなくなってしまうようでは、道行が厳しくなるだろう。
温まった席から腰を上げたくないのだろうか、大気が濁って
きていることに気付けないのだろうか。得た(と信じている)
物を手放したくないというのが人情ならば、そんな情けこそ
真っ先に放り投げてしまえ。変化を面白く感じられるかな? 
時代のサインを肌で知る心の柔らかさこそ、損なわれなければ、
傍目に偏固とも、奇矯とも、どう受け取られようとも、彼は関せず。
あの星を見てしまったが故、目が眩んだ者同士ではなかったか。
それでも、一緒に、彼方まで行こうと旅立ったのではなかったか。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : 同人

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ぽか

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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