モダン都市大阪

「大阪市立住まいのミュージアム」に足を
運んできました。企画展「モダン都市大阪の
記憶」が目当てで、昨年の特別展「大大阪
モダニズム」の続編のような企画でした。
“大大阪時代”(大正後期~昭和初期)の
輝かしく発展する近代都市としての側面に
スポットを当てた前回に対して、今回は逆に、
過去の歴史・文化を再発見し、記録し、顕彰
した動きの方を振り返ります。橋爪節也氏のコレクションは何度観ても飽きません。
入っていきなり相見えた鉄橋時代の「心斎橋」の立版古(たてばんこ)は感動物。
ペーパー・クラフト作家、トニー・コールの制作でした。北野恒富の「立美人」などの
絵画が掛かっているのも嬉しく。また、当時の風俗として妙にフィーチュアされていた
“たこめがね”、異様に親近感を覚えるのは何故?と考えていたらば、小出楢重の
エッセイ「春の彼岸とたこめがね」で見知っていたのでした。随筆もまとめて読もう。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術